
バンコク(タイ)のサイアムパラゴンというモール内にある「COFFEE SHOP」というコーヒーショップ。
旅行中、朝ごはんを食べるために入ったバンコク最初のカフェがここでした。このカフェ以外にもいくつかカフェが並んでいたのですが、バンコクのコーヒー事情が全くわからなかったので、「illy」のサインがある無難そうなこのカフェに入ることにしました。
フードコートの一角にあるため、お店はオープンスペース。開店直後だったために他のお客さんはいません。お店の名前はまったく潔いほど工夫が感じられない上に、店名がネオンで輝いているので少し心配になります。
けれど、テーブルやソファーなどはなかなかこだわったおしゃれなもので揃えられていて、全体的に落ち着いた雰囲気。ゆっくりくつろげそうな自分好みの空間です。いすに座って一安心。いすの座り心地も快適です。

いくらすいているとはいえ、一人だったのでソファーに腰かけるのははばかられたのでテーブル席にしましたが、ソファの座り心地もよさそう。ところどころのテーブルではびんに入った熱帯魚?金魚?メダカ?が泳いでいました。そんな細かいところにも気を遣っています。店名とは大違い。
びんに入った魚をぼんやり眺めるのも魅力的だったのですが、それに気がついたときにはほぼコーヒーを飲み終わっていました。残念。

さて、お目当ての朝食です。
エスプレッソ、カプチーノなどのおなじみのメニューがありましたが、やはり朝はアメリカーノで。あまりくどいものを食べたくなかったので、一緒にイタリアンツナロールというものをオーダーします。インテリアだけでなく、お店の人のサービスも心地いいものです。

アメリカーノは豆から挽いてエスプレッソマシンで淹れているので、確かなもの。期待通りの味でした。そして、イタリアンツナロール。一見しても、どのへんがイタリアンなのかは私にはよくわかりません。ですが、オーソドックスなツナサンドイッチの味、パンの歯ごたえときゅうりのシャキシャキした感じが個人的には大好きなものでした。
他にもショーケースにかわいらしいケーキやタルトが飾られていて心惹かれましたが、さすがにまんぷく。
アメリカーノやカプチーノが125バーツ(350円ぐらい)、ツナロール60バーツ(170円ぐらい)で、やや高めなんだろうなーと思いましたが、期待通りの朝食がゆっくり食べられたので大満足です。