医療法人社団 美泰会 米川歯科医院のブログ

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横須賀市大津町(京浜急行・京急大津駅徒歩5分)

結膜下出血??

2008-11-30 21:00:15 | その他

先週木曜日(27日)の夜半くらいから、右白目の一部が赤くなり、出血しているような状態です…。

アップだと余計に気持ち悪いですが…。赤くなって3日目の写真です。

以前眼科にお世話になったときには結膜下出血と言われ、抗生物質入りの目薬を2種類処方されました。
痛みもなく、2週間くらいで自然に治るとのことでしたし、実際その通りに治ったのですが、ここ2、3年は年に1回か2回くらいのペースでなるので、痛みはないとはいえ少し心配ですね…。

このHPはとても分かり易いです。
http://www.hirataganka.or.jp/kasugai/tayori/1998w1.htm

痛みもない、視力低下の心配もない、血液が眼球に入る心配もないようですが…。
何かいい予防法はないものでしょうか?
以前眼科医には「ストレスが原因でしょう」と言われましたので、睡眠を十分にとる、とか、眼を強くこすらない、とかが予防につながるのでしょうが…。
どうしても仕事柄、眼を酷使するので避けられないのでしょうかね?

歯ももちろんですが、全身的にも健康管理は大切ですね。
横須賀市 米川歯科医院の米川でした。

 


横須賀共済病院勉強会に参加です

2008-11-29 00:15:12 | 学会・勉強会

横須賀市 米川歯科医院の米川です。
11月27日夜に横須賀中央のセントラルホテルで、第2回横須賀共済病院歯科口腔外科勉強会が開催され参加してきました。
(このところ年末に向けて学会・研修会などが目白押しです…)

以前より米川歯科医院は横須賀共済病院と連携登録医という地域医療の連携関係を築いていまして、今回は勉強会を兼ねつつ、親睦をはかるというものです。

平成17年から連携登録医になっています

横須賀共済病院は総合病院ですので、歯科口腔外科に受診すると他科との連携もとることができ(特に歯科であれば耳鼻咽喉科や整形外科、内科など)、全身疾患との連携やレアケースの治療でも安心です。
また共済病院は電子カルテシステムですから、一度掛かられたことのある方であれば、他科に受診した際にも以前に掛かった科の経過を即座に全て把握できますのでとても合理的ですね。

さてさて、今回の勉強会の主な内容ですが…
 ・ビスフォスフォネート製剤(骨粗鬆症など)を服用中での抜歯について
 ・お口の中の癌検診について
 ・痩せた骨へのインプラント手術について
でした。
どれも最近非常に注目を浴びているトレンドでとても勉強になりました。

そして何より横須賀共済病院歯科口腔外科宮直利先生李宇錫先生との親睦も深めることができ、今後の連携関係も更にスムーズにできますね。

今回の勉強会もとても有意義で、楽しい時間を過ごすことができました。
横須賀共済病院の関係者の方々に感謝です。

 


泉谷研修会(大阪)に参加してきました

2008-11-26 08:21:31 | 学会・勉強会

横須賀市 米川歯科医院の米川です。
11月23、24日の連休を利用して大阪の泉谷研修会
に参加してきました。
今年関東圏内を脱出しての学会・セミナー類は、9月21、22、23日のインプラントセミナーで行った福島に続き2回目です。

そもそも大阪方面に新幹線で行くのはもうかれこれ20年振りでした。

行きに乗ったのぞみ

ちなみにその20年前は岡山大学歯学部受験(→一応合格したんですけど遠かったので新潟大学に行くことにしました)のために新幹線に乗ったんですよね。
その頃に比べると大阪まで時間も掛からなくなりましたし(のぞみで2時間17分!)、本数もエライ多くて(1時間に10本くらい!)、ビックリしました。

行きは天気も良く最高の景色でした

にも拘らず、帰りの新幹線は超満員で指定席も取れず、自由席も飛び乗った状態でギリギリ座れた感じでした。
丁度連休でしたし、結構皆さんお出掛けになるんですねぇ。

さて泉谷研修会ですが、このセミナーは知る人ぞ知る大阪でしか開かれていない「噛み合わせ」を勉強するセミナーです。
歯医者の世界では、虫歯を治す、歯周病を治す、歯並びを治す、ということと同じように、噛み合わせを治す、ということも大変重要で、尚且つ、奥深く、難しい分野の勉強です。
特に最近では噛み合わせの悪い方が増えていますよね。
噛み合わせが悪いと、食べにくい、太りやすい、などはもちろん、顎関節症や肩こり、腰痛、偏頭痛、めまい、などなど様々な症状が出てきてしまいます。

もちろん泉谷先生はとても優秀な先生ですし、一緒に参加されていた先生方も大変勉強熱心で、そのような先生方と一緒に勉強できたことは大変有意義で、有難く、刺激にもなり、感謝、感謝でした。

日々の診療にも今回学んだことを取り入れられるように頑張ります。
本当に今回の研修会も参加して良かったです。

 


日本歯科医学会総会とデンタルショー

2008-11-20 09:11:38 | 学会・勉強会

横須賀市 米川歯科医院の米川です。
11月14~16日の3日間にパシフィコ横浜で、日本で最大の学術会議「第21回日本歯科医学会総会」と「日本デンタルショー2008」が開催されました。
(※デンタルショー=車でいうモーターショーのようなもので、各企業が最新の器械・設備・医薬品などを展示・発表します)

当日のパシフィコ横浜・インターコンチネンタルホテル
生憎の空模様でしたが、室内なので天気はあまり関係なかったです

3日間で、総会では50回以上もの講演会が開かれ、日本デンタルショーでは200社を超える企業がパシフィコ横浜の展示ホールを全面使って最新設備・器械などを発表していました。公式発表で来場者数は61,529名だそうです。
私もそのうちの1人でして、16日の休診日を1日利用して参加してきました。

デンタルショー会場入口

多方面から様々な方々が招待・出演されていてとても活気がありました。
例えば…、千葉県知事の堂本暁子氏、TBSアナウンサー・柴田秀一氏、タレントの小倉優子さん、お笑い界の世界のナベアツジョイマン、HONDAのロボットASIMOまで…

皆さんお馴染みのASIMO

多くの新しい情報を仕入れつつ、日常診療に活用しようと思いました。
特に目立ったのは、インプラント(人工歯根)関連、ジルコニア(金属を使わないで歯を修復する新材料)関連、ホワイトニング関連、IT関連あたりでした。
ドンドン新しい技術が出ますので、積極的にこのような総会には出席しないといけませんね。
時代から取り残されてしまい、いつまでも古い治療法しか提供できない歯科医院になってしまいますから。
今後も学会・勉強会などには積極的に出席するつもりです。

 


虫歯も歯周病もインフルエンザと同じ感染症です!!

2008-11-13 22:41:40 | 予防歯科

今日は休診日だったので、近くの内科さんでインフルエンザの予防接種を受けてきました。
これからインフルエンザや風邪などに注意の必要な季節ですから、予防できることは積極的にした方がいいですよね。

インフルエンザや風邪と同様に、歯科の分野でも予防は大切です。
歯科で代表的な疾患といえば、やはり「虫歯」と「歯周病」ですね。
皆さんあまりご存知ではないかもしれませんが、インフルエンザと同様に虫歯と歯周病はどちらも感染症なのですよ!!
つまり虫歯も歯周病も人から人へと移る病気なのです!!

有名なテレビ番組でも、虫歯も歯周病も感染症で人から移る病気であることが面白可笑しく上手に紹介されています。

虫歯も歯周病もうつるんです

違った言い方をすると、虫歯も歯周病も原因菌に感染しなければ防げる、或いは、原因菌を除去できれば起こらない(発病しない)、ということですね。

後々、最新の原因菌除去の方法はご紹介するつもりです。

 


デコボコ歯並びの治し方

2008-11-08 21:09:46 | 歯並び

今日は11月8日「イイ歯」の日です。
硬いものでもガツガツ食べられることが当たり前のように思えるかもしれませんが、ほんの少しでもいいのでそんな歯にもたまには感謝しましょうね。

さて前回、歯のデコボコは早めに治す方がいいとお話しました。
虫歯や歯周病と同じで、歯並びも早めに手掛ければ簡単に改善します。

例えばこちらのように前歯4本がデコボコに生えてしまっても…

早めに治療を始めれば1年掛からずに、しかも奥歯が生え変わる前までに綺麗に改善できます。

永久歯が全部生え揃ってから矯正を全体的に行えば70~100万円くらいの治療費が掛かりますが、今回のように複雑な歯並びにならないうちに手掛けることができれば10~20万円で十分治療可能です。

あとは奥歯がチャント生え変わるかどうかを管理していけば、高額な治療費を掛けずとも綺麗な歯並びを得られます。

治療は床矯正(しょうきょうせい)という方法がお勧めです。
日本ではそれ程普及していない方法ですが、もともとはヨーロッパで発展した治療法です。
以前にテレビで特集されていました。
とても分かりやすいのでご覧になって下さい。

床矯正

テレビでも紹介されていたように、床矯正の利点は…
 ・早い時期(小学1年生くらい)から治療が可能
 ・顎の大きさを大きくするので、基本的に永久歯を抜歯しないで歯並びを改善できる
 ・比較的治療費が安く済む
 ・歯並びだけでなく、顔の表情もよくなる
などです。

もちろん成人でも永久歯を抜歯しないで矯正する手段として有効な方法です。
どうぞご興味がある方は遠慮なくご相談下さい。

 


デコボコを治す時期は?

2008-11-03 08:37:17 | 歯並び

10月28日にデコボコの歯並びは小学1年生くらいから起こること、その発症率が40%くらいであることはお話した通りです。
では、そのデコボコを治し始めるのはいつ頃がいいのでしょう?

写真は小学1年生です。

下前歯4本が新しく生えてきた永久歯、左右奥3本が乳歯ですが、前歯4本の永久歯のうち後から生えてきた2本の永久歯(赤丸)は、顎が小さいまま大きな永久歯が生えてきたことが原因で列からはみ出しています。

多くの歯科医師はこのことを相談すると「奥歯が生え変わる時期まで経過観察しましょう」と言うと思います。
で、経過観察したとするとどうなると思いますか?
おそらく結果はこちらの写真のようになるでしょう。

こちらの写真は小学4年生(上の小学1年生とは別の方)です。
前歯の4本が列をはみ出たまま、青丸の永久歯が生え、その後で赤丸の永久歯(犬歯)が生えてきている状態です。
つまり小学1年生のときに前歯のデコボコを経過観察すると、奥歯が生え変わるたびに歯並びのデコボコは悪化するのです。

なぜ、経過観察(放置)するとデコボコが悪化するだろう、と言えるのかというと…
顎が小さくしか成長できない食生活を送っているから小学1年生でデコボコが起こっている訳で、その食生活を見直さないまま経過観察をしても小学4年生ではデコボコが治ることはなく、逆に顎が小さいまま更に大きな永久歯が次々と生えてきて悪化すると考えるのが極々自然
ということです。

つまりデコボコを治すのはいつ頃がいいか?という質問の答えは
歯並びのデコボコを見つけたら、見つけた時点で食生活を改善しつつ、同時に歯並びの改善(矯正治療)を始めた方がいい
というのが原則です(例外もありますが)。
具体的には小学1,2年生頃がベストでしょう。

小学生(もちろん中学生でもOKですよ)のお子様のいるお父様・お母様、今すぐお子様の歯並びを見てあげて下さい。
少しでもデコボコや変だなと思う歯並びがあったら直ぐに相談しましょう。
歯並びが悪化すればするほど、治療も大変、治療期間も長く、治療費も多くかかります。
虫歯や歯周病と同じで矯正も早め早めの対応が◎です。

どういう治療方法を選択するのかはまたの機会にお話します。