医療法人社団 美泰会 米川歯科医院のブログ

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横須賀市大津町(京浜急行・京急大津駅徒歩5分)

スマイルSMILE10月号

2010-09-26 21:54:24 | ニュースレターSMILE

横須賀市 米川歯科医院の米川です。

お彼岸を過ぎて急に寒くなりました。
天気も悪い日が続くようで…。
日が沈むのも早くなり少し寂しい季節ですが、元気に頑張りましょう。

今回は10月号ニュースレータスマイルのご紹介です。

 顎の進化が歯の数を変える 子供の歯並びの話
 歯科臨床MINI知識 矯正治療の方法
 さむしんぐ・へるす スポーツの秋
 NEWSサイエンス 流れ星を見よう
 ちょっとだけ栄養学 ニンジン

米川歯科医院でも歯科矯正治療を行っていますが、最近お子様の歯並びのご相談が大変多いです。
そしてその中でも多く質問されるのは
 「いつから矯正治療をしたらいいですか?」
ということです。
そしてその答えはとても簡単。
つまり、歯並びが悪いことも健康を害する状態で病的なことですから、矯正治療も早ければ早い方がいい
例えば虫歯や歯周病も、もっと言うとガンなど生命を脅かす危険の高い病気も、軽度のうちに治療する方がいいことが明白なのと同じです

ところがそうお答えすると
 「他の歯医者さんでは永久歯が全部生え揃うまで待ちましょうと言われました」
と仰る方が多いことにも驚きます。
永久歯が生え揃うまで待っていたら歯並びの悪さはドンドン進み、永久歯を虫歯でもないのに抜かないと綺麗な歯並びに治すことができない、いわゆる抜歯矯正のケースになってしまう可能性が格段に高くなります。
このように「待ちましょう」と言う先生の考え方はかなり遅れた考えと思います。

具体的には、永久歯ののデコボコは小学1,2年生から、受け口(反対咬合)は3歳過ぎから矯正治療を考え始めるのが目安でしょう。
早く治し始めれば、軽度に済みますので治療方法も簡単に、治療費も安価に済むことがほとんどです

当ブログにも歯並びのことがありますので、もし宜しければチェックしてみて下さい。
 米川歯科医院 歯並び


 


SECセミナーに参加しました

2010-09-20 21:02:46 | 学会・勉強会

横須賀市 米川歯科医院の米川です。

ようやく朝晩が涼しくなってきて過ごしやすくなってきました。
季節の変わり目も体調を崩しやすいので気をつけましょうね。

18日、19日と連休を利用して上野にセミナー参加してきました。
内容は歯の神経に関してお勉強するセミナーです。
先生は東京上野で開業されている東海林先生でした。
歯の神経の研究に関して素晴らしい功績の持ち主でして、とても優しく丁寧に説明して頂いたり、接して頂いたりしました。

もちろん今までも神経に関しては色々と勉強してきましたが、今回のセミナーで今まで自分が思っていたものとは違った研究の見方、考え方、理論、データ、新しい器材など、多くの情報を勉強することができました。
とても充実した2日間でした。
また明日から日々の診療に活かせると思います。

参加していた先生方はいつも通り大変熱心な先生方ばかりで、全員で14人参加していましたが、私よりも近くから参加していたのは埼玉の先生だけ、後は皆さん遠方からの参加でした。
北は北海道から南は鹿児島まで。北海道、青森、山形、静岡、福井、兵庫、広島、香川、長崎、鹿児島などなど。
皆さん凄いパワーでした。

東海林先生とスタッフの皆さん、参加していた先生方、皆さまに感謝感謝です。

 


歯科医院の裏方 バキューム

2010-09-13 23:18:56 | 医院の紹介

横須賀市 米川歯科医院の米川です。

9月も中旬だと言うのに本当に今年は暑いですね。
そろそろ秋が近いと言いますが…。

前回の続きで今回は歯科医院の「バキューム」のお話です。
歯科医院では、治療中にお口の中の唾液や虫歯の削りカスなどを吸い取ったり(口腔内バキューム)、金属や義歯の削りカスが空中に飛び散らないように吸い取ったり(口腔外バキューム)しています。

ちなみに、歯科医院によっては口腔外バキューム(上写真の中央)を設置していない場合もありますが、これを使っていないと医院の中の空気はひどく汚れている状態の場合が多いです
家電用の空気清浄機などを使っていることもありますが、性能に歴然とした差があります。

そしてこれらのバキュームから吸われた汚染物は大元のバキュームシステムで浄化されます。

前回お話したコンプレッサーもそうですが、このバキュームシステムも結構な大きさがあり、また音もなかなかのうるささがありますので、医院から離れた場所に設置したいモノです。

そしてここで1番盲点になるのは、コンプレッサーとバキュームシステムを一緒の場所に設置しない方がいい、というかしてはいけない、ということです。
と言うのも、コンプレッサーは周囲の空気を吸い込んで圧縮させて医院内に送り込むもの、バキュームは医院内の汚れた空気を吸い込んでくるものですから、一緒の部屋に設置してしまうと、バキュームの吸い込んだ汚れた空気をコンプレッサーがそのまま圧縮して医院内に送り込んでしまうという、最悪の循環が起こり兼ねない訳です(もちろんバキュームシステム内で汚い部分は浄化されているはずですのが、常に100%浄化されているのかどうかは??と考えられます)。

しかしながら面積的に制限がある医院では、コンプレッサーとバキュームを一緒の場所に機械室として設置しています。
例えばテナント開業では機械室を2つに分けることは難しいでしょう。
私も開業するまではこのようなことに気を使うことも無かったのですが、開業時に業者さんと打ち合わせをすることで機械室を2つに分けました。

という訳で、米川歯科医院は機械室が2つに分離されています
少しでも綺麗な環境にしたいですからね。

 


歯科医院の裏方 コンプレッサー

2010-09-06 23:38:44 | 医院の紹介

横須賀市 米川歯科医院の米川です。

まだまだ暑い日が続きますねぇ。
どうぞ体調管理に御注意下さい。

さて前回お話した通り、今回は「エアー」の源になる「コンプレッサー」のお話です。
歯科医院ではエアーを良く使うことは前回お話した通りです。
お口の中でプシューッと風をかけるのも、キーンと音を立てながら虫歯を削るタービンという器械も、圧縮された空気の勢いがパワーの源です。

そしてそのエアーを作り出すのが「コンプレッサー」です。
当医院のコンプレッサーはこちら。

医院全てのエアー関係を請け負っているのでかなりのパワーを作り出してくれますが、その分音がかなりうるさいです。
ですので、できるだけ医院から離れた場所で、尚且つ、周りの空気を吸って圧縮空気を作り出すので綺麗な空気がある場所に置くことが必要です。
当医院では空気清浄機が隣りに置いてある専用の空間に設置されているので、常に綺麗な空気が医院内のエアーとして噴射され衛生的に配慮してあります。

次回にはバキュームのお話を予定しています。
バキュームも衛生面にかなり直結しています。