背広のネーム

昨日のことです。
最近、とある会社のＳＥと仕事をしている。
その日は、ＷＥＢサーバにアプリケーションをインストールして
リストアのソフトウェアをインストールして動作確認の予定。
いつものＳＥ氏とその会社の新人プログラマーと私の三人で作業の予定。
待ち合わせの時間になっても新人プログラマーは現れない。
ＳＥ氏は、新人を心配しながら私に謝る。
２０分ほどして新人プログラマーは現場に現れた。
地下鉄の駅を間違えたらしい。新人プログラマーは、ジェイソン。
外国人のお笑い芸人のパックン似。
今日のリストアソフトは、外国製。マニュアルが英語なのでジェイソンの語学力が頼り。
さて、作業を始めましょうと、背広を椅子にかけてネクタイをＹシャツの第２ボタンに押し込む。
ジェイソンも上着を脱いで椅子にかけた。背広の内側にオレンジ色の糸でネームが入っていた。
「ジェイ乃介」と。丸一日いっしょに仕事をやって、２０時過ぎに解散。
最後に、今日は遅刻して済みませんでした。とジェイソンが謝った。
で、
これからも頼むよ「ジェイ乃介」と言って現場で別れた。