冬桃ブログ

恥ずかしながら俳句も少々…。

 「春月」という俳句結社に入れていただいてから
驚いたことにもう8年たとうとしている。
 なぜ驚くかというと、いまだに、自分が
「俳句、やってます」と、堂々名乗れないから。

 そんな話が出ると、「俳句? あ、ちょっとだけね。
あ、まだ始めたばかりだけど」なんて言ってごまかす。
 なにが「始めたばかり」だ。8年もたつのに。

 きっかけは、この方だった。


 弁護士の大澤孝征さん。
 その頃、テレビ朝日のモーニングショーで、
コメンテーターとしてご一緒させていただいてた。
 ある日、大澤さんが俳句雑誌をたくさん持参して
「僕の俳句が出てるから読んで」と、みんなに
配ってらした。
 
 私もいただいて読んだが、どれが季語やら、どういう意味やら
さっぱりわからなかった。俳句と言えば教科書に出てきた
芭蕉や一茶の、ごく有名な句しか見たことなかったし。

 物書きの端くれとして、これはまずいのではないかと思い、
大澤さんの所属しておられる俳句結社に入れていただいた。
 それが「春月」だった。
 私より年上の方が多く、「若手」とか「若い人が入ってきた」
と言われるのが嬉しかった。
 あと2年で還暦という年齢だったのに。

 さぼりがちな8年間だったし、いまだに苦手感が抜けないし
主宰には「あなたは、もうちょっと文法から勉強しないとね」と、
間違いの多さを呆れられているが、私としてはここで
良い友人を何人も得られたことがなにより嬉しい。
 生涯、落ちこぼれかもしれないが、
とにかく続けてみようと思っている。

 このたびは「春月15周年記念パーティー」に出席。
 そして光栄にも、戸恒東人主宰に花束を渡す役目を仰せつかった。


 主宰は一人一人に、異なる句の色紙をくださった。
 私がいただいたのは、これ。


 冒頭の写真は、会の余興で得意の篠笛を披露する大澤さんだが
じつは、彼も本を出版されたばかり。
「大澤弁護士の俳句事件簿」
 あんな事件やこんな事件の裏側が自作の俳句と共に
紹介されている。抜群におもしろい!


 そしてこちらは、戸恒主宰の最新句集「淅瀝(せきれき)」。
 端正にして清冽な句が心にしみます。


 よろしければ、あなたも俳句、やりません?
 教室は複数、あります。お近くでぜひ!
 私は横浜句会です。
「春月」のサイト
http://haiku.moo.jp/
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