タイトルは「誰にでも、言えなかったことがある」(清流出版社)
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著者としては、書くのにかなり勇気がいるものでした。
自分史だからです。
これまで断片的に書いたことはあっても、時を追って
こんなにまとめて書いたのは初めてです。
それこそ「言えなかったこと」も、思い切って書きました。
これまで何人かの編集者さんから、生い立ちのことを
書きませんか、と言っていただきました。
でも、雑誌に短いエッセイを単発で書くことしかできませんでした。
隠しておきたい、というより、思い出したくない、考えたくない
ということばかりだったからです。
だからまったく、華やいだサクセスストーリーではありません。
帯には「祖母の入水自殺、虐待、父の失踪……」など、
ミゼラブルな言葉ばかり並んでいます。
身近な人達を傷つけ、怒らせることになるかもしれません。
けれども、辛い記憶のトラウマに苦しむ人が、これを
読むことによって、「ああ、ここにも同じ人がいたんだ!」
と安堵し、少しでも解放されたらと願って書きました。
だから、タイトルは、「誰にも」言えなかったことがある、ではなくて
「誰にでも」言えなかったことがある、なのです。
表紙に使わせていただいた絵は、新進画家、安藤ニキさんの
「沼に飛ぶ魂」です。
ニキさんは「共感覚という特殊な感覚の持ち主です。
音楽を聴くと、それが彼女独特の色や形になって現れるのです。
この絵も、その共感覚によって描かれtものです。
暗い沼を漂っていた魂が解き放たれ、明るい彼方へと
飛び立っていく瞬間……と、私は解釈し、強く心惹かれました。
彼女の他の絵、そして簡潔で優れた文章のブログも、
どうかご覧ください。
安藤ニキさんのサイト
http://www.ando-kobo.jp/niki/
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