冬桃ブログ

新刊 「誰にでも、言えなかったことがある」

 明日、新刊が発売になります。
 タイトルは「誰にでも、言えなかったことがある」(清流出版社)

 

 アマゾン
http://www.amazon.co.jp/%E8%AA%B0%E3%81%AB%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%81%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B-%E2%80%95%E8%84%9B%E3%81%AB%E5%82%B7%E6%8C%81%E3%81%A4%E7%94%9F%E3%81%84%E7%AB%8B%E3%81%A1%E8%A8%98%E2%80%95-%E5%B1%B1%E5%B4%8E-%E6%B4%8B%E5%AD%90/dp/4860294181/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1402019133&sr=1-1&keywords=%E8%AA%B0%E3%81%AB%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%81%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B

 著者としては、書くのにかなり勇気がいるものでした。
 自分史だからです。
 これまで断片的に書いたことはあっても、時を追って
こんなにまとめて書いたのは初めてです。
 それこそ「言えなかったこと」も、思い切って書きました。

 これまで何人かの編集者さんから、生い立ちのことを
書きませんか、と言っていただきました。
 でも、雑誌に短いエッセイを単発で書くことしかできませんでした。
 隠しておきたい、というより、思い出したくない、考えたくない
ということばかりだったからです。

 だからまったく、華やいだサクセスストーリーではありません。
 帯には「祖母の入水自殺、虐待、父の失踪……」など、
ミゼラブルな言葉ばかり並んでいます。
 身近な人達を傷つけ、怒らせることになるかもしれません。
 けれども、辛い記憶のトラウマに苦しむ人が、これを
読むことによって、「ああ、ここにも同じ人がいたんだ!」
と安堵し、少しでも解放されたらと願って書きました。
 だから、タイトルは、「誰にも」言えなかったことがある、ではなくて
「誰にでも」言えなかったことがある、なのです。

 表紙に使わせていただいた絵は、新進画家、安藤ニキさんの
「沼に飛ぶ魂」です。
 ニキさんは「共感覚という特殊な感覚の持ち主です。
 音楽を聴くと、それが彼女独特の色や形になって現れるのです。
 この絵も、その共感覚によって描かれtものです。
 暗い沼を漂っていた魂が解き放たれ、明るい彼方へと
飛び立っていく瞬間……と、私は解釈し、強く心惹かれました。
 彼女の他の絵、そして簡潔で優れた文章のブログも、
どうかご覧ください。

 安藤ニキさんのサイト
http://www.ando-kobo.jp/niki/

コメント一覧

冬桃
もちろん!
http://members2.jcom.home.ne.jp/noa411/
コメント、ありがとうございます。
もちろん、本屋さんにも頻繁にお世話になってます。
なにしろ、うちの前が本屋さんですから。
雑誌、週刊誌、手に入りやすい本は本屋さん。
ちょっと捜すのが難しかったり、いますぐ手に入れたいけど
本屋さんにない、という場合はアマゾンです。
tsworking
http://ameblo.jp/project-tsworking
酔華様

始めまして、突然失礼します。
でしたら、状況が許すならお取り寄せを!!
私はネットで発注して、本屋さんで引取。
本屋さんに入居している施設のポイントも一緒に稼いでいます。

アマゾンは必要に応じて、ですね・・・。
冬桃
私もつい、本はアマゾンで…。
http://members2.jcom.home.ne.jp/noa411/
酔華さん

 ベストセラー作家の新刊じゃないですし、置かない
書店さんもあると思います。
 書店さんにはスペースの問題もあるから、なんでも
かんでも置くわけにはいかないでしょうが、私もつい、
欲しい本はたいてい手に入る(古本でも!)アマゾンで
買ってしまいます。
 書店は文化の担い手だと思うので、なくなっては
困るのですが、なかなか難しい問題です。
酔華
書店
http://blog.goo.ne.jp/chuka-champ
本牧の「ともえ書店」に行ったのですが、置いていませんでした。
当然かなぁ。。。なにしろ同店は今月いっぱいで閉店しちゃうんですから。
アマゾンで買うしかないのかなぁ。
書店を応援したいのですけどね。
冬桃
ありがとうございます。
http://members2.jcom.home.ne.jp/noa411/
釣谷さん

 ぜひ伺わせてください。
 どきどきしながらお待ちしてます。
釣谷一博
(無題)
先ほどアマゾンで注文しました。届いたら読みます。
感想は拝読の上書きたいと思ってます。これでも「退役編集者」のつもりですので。
冬桃
母の微笑
http://members2.jcom.home.ne.jp/noa411/
ニキさん
 こちらこそ、縁あってニキさんと
コラボさせていただくことができて
とても嬉しいです。
 今日、母に会ってきました。
 いつも無表情な母が、今日は私の顔を
じぃっと見て、ほのかな微笑を浮かべているのです。
 私が別の方を向いていると、「こっちを向いて」
というように、腕をぽんぽんと叩いて促します。
 「ごめんね、あんなこと書いちゃって」
 と、心の中で詫びましたが、なんだか、これまで
見たこともない、観音様みたいな微笑のまま、
母は頷いてました。
 とても不思議な出来事でした。
探求者ニキ
ありがとうございます
http://niki200705.blog.fc2.com/
冬桃さん

新刊のお知らせ、出ましたね!
渾身の自伝をよくぞ思いきって書いて下さった、という思いです。同じように感じる方がきっとたくさん出てくることでしょう。深く共感するところ、力をもらえたところがたくさんありました。
この本を多くの方が手に取ってくれますように。
また、表紙について丁寧に書いて下さり、深くお礼申しあげます。
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