冬桃ブログ

日常雑記です。

故郷での講演

2018年12月06日 | 旅行
 強引に退院したあとは、くれぐれも安静にして
なるべく動かないように、ステロイド治療で
免疫力も落ちてるから、と命じられていたのだが、
そうもいかない事情がある。

 二泊三日の関西旅行を断行した。
 一日目は故郷、宮津市での講演。
 二日目と三日目は別件で京都・奈良の取材。
 ずっと前から決まっていたのでいまさら
キャンセルしたら、大迷惑をかけてしまう。

 右耳の閉塞感、耳鳴り、頭の締め付け感、
体全体の疲労感など、不安がいっぱいだったが、
こういうのを火事場の馬鹿力というのだろう。
 なんとか乗り切った。
 講演には同級生たちもたくさん駆けつけてくれて
とても嬉しかった。
 こんな体調でなければ、一人一人ともっと
話したかった。
 なにしろ宮津を出たのが15歳になる直前。
 ほとんどの人とはそれっきり会ってなかったのだから。
 講演会を主催してくださったのも同級生グループ。
 故郷へのわだかまりが一挙にとけていくようで
ほんとうにありがたかった。

 用意してくださった宿は老舗の対橋楼。
 与謝野鉄幹・晶子夫妻も宿泊したという。

 部屋の窓を開けると、そこは日本三景の一、
天橋立の内海。





内海に掛かる回転橋。
船が通るときはこの橋が真ん中で分かれて開く。
いまは機械だが、昔は人力でやっていた。




朝の散歩は松並木。



智恩寺



ここの名物は智恵の餅。キャラクターがこの方。



地獄極楽図
 子供の頃、この絵によく見入った。
 下の方に描かれているのが地獄。
馬や牛に変えられてしまったり、鬼に
いじめられている亡者たちが描かれている。
 怖いのに、見ずにはいられなかったものだ。



全国的に有名なパワースポット、真名井神社。
岩倉のある境内は撮影禁止。



美しい紅葉も見ることができた。
真ん中のこんもりした木は、白い花をつけたサザンカ。



よ~く見ていただきたいのだが、手前は
ある神社の境内。
その中を線路が走っている。ちょうど電車が通過。
電車の向こうに鳥居が見える。
つまり神社の境内を電車が走っているのだ。



宮津の町の至る所にカラフルなお地蔵さんがある。
地蔵盆の際、子供たちはこのお地蔵さんを川で洗い、
色を落とし、また新たに彩色する。



お昼は、生卵をかけていただく海鮮丼。
おいしいパワーを体に入れて、次は京都へ!




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つながるヨコハマ 江幡千代子さん

2018年12月01日 | 雑記
 先月の朝日新聞神奈川版「つながるヨコハマ」
にご登場いただいたのは、読書活動の素敵な担い手、
江幡千代子さん。

 紙面はモノクロですが、デジタル版では
安藤ニキさんの原画そのままの美しい色合いで
ご覧いただけます。

 ちなみに安藤ニキさんは、お父様の創作家具作家
安藤和夫さんとのコラボで
「安藤和夫・安藤ニキ展(木工・絵画)」を開催中。
 横浜高島屋七階美術画廊。12月4日までです。



朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20181126150160001.html
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ちょっと嬉しいことだって

2018年11月21日 | 雑記
 入院は四人部屋だったが、私を入れて
二人だけだった。
 もう一人は77歳の女性。
 
 五回も腸を手術したのだが、このところ
お通じが止まらなくなり、入院なさったのだとか。
 歩けるけど24時間の点滴で食事は流動食。

 二人っきりだからなんとなくお喋りしているうちに
子供の頃(戦争中)このあたりに住んでいた、という
話が彼女から出た。

 「すると、商店街のところに遊郭があったのも
ご存知なのですか?」
 と、尋ねてみると、大きく頷き、

「そう、あったのよ! 大きな遊郭が。
ああ、そういえば、あの遊郭のことを
書いた作家がいるのよ。ヤマザキなんとか……。
 その人、いまも朝日新聞に横浜のことを
いろいろ書いてるの。横浜ってこんなに
いろんなことがあるんだって、驚くわよ」

 「あ、あの、わたし、山崎です」

 「え~~、ほんと? ほんとなのぉ!」

 と、えらく喜んでくださった。
 私も嬉しかったなあ。
 こんな時に、こんな状況で読者と巡り合えるなんて。

 Hさんが早く良くなって、大好きだという鰻を
思う存分、召し上がれますように!

 
 
 
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緊急入院

2018年11月20日 | 雑記
 昔も一度あった。
 40代後半。心身ともに疲労していたので
なんとか改善をと、バリ島へ旅した。
 それがかえっていけなかった。
 帰宅してすぐ倒れ、病院へ。
 ひどい脱水症状で肝機能が働いていない。
 即入院。3週間の安静を言い渡された。
 その後の三年間では、仕事、プライベートでさまざまなものを失い、
あらたな自分の居場所を開拓しなければならなかった。
 それはしかし、悪いことばかりではなかったと思う。
 そこに至るまでの事情が行き詰っていたのだから。

 それに比べれば、今回は単純疲労と老化だろうか。
 今月の初めころ、耳に水が入ったような状態になった。
 すぐ治るだろうとたかをくくっていたのがいけなかった。
 五日たって耳鼻科へ行ったら「突発性難聴」の診断。
 これは一刻を争って治療しないと治らない可能性が高いのだという。

 ステロイドの投薬治療を受けたが、一週間目の検診で
「悪化している。このまますぐ入院」と市大の医療センターに回された。
 そして一週間の入院宣告。

 独り者としては、死ぬより怖い緊急入院。
 死ねば後始末なんか自動的に放棄するしかないが
生きていれば責任というものがついてくる。
 昔の緊急入院時に比べればささやかだが、
約束を幾つかドタキャン。
 郵便物の取り込みもあるし、洗濯機に放り込んである
汚れものも気になる。
 メダカに餌をやってプランターにも水を……。

 まあ、入院先と自宅が近かったので、とりあえず
必要なものを取りに帰らせてもらった。
 パソコンを持ち込んでもいいですよと言われたが
私はデスクトップ型しか使ってないから無理。

 あれこれの検査後、四人部屋の一隅に入り、
夕飯まで点滴に繋がれた。
 おかげで、買ったきり置いてあった
分厚いハードカバーの小説を読破。

 問題は夜だ。私は情けないほど神経質で
いわゆる枕が変わっただけで眠れない。
 睡眠障害があって、毎夜、睡眠薬のお世話にもなっている。
 その量を二倍にして試みたが、やはり夜中に何度も
足が強烈に攣り、眠った感覚無し。

 ステロイド治療に一番いけないのはストレス、と聞きかじっていたので、
翌日の面談で担当医師に切々と訴えた。
 眠れないし、しなければならないことが気になってたまらないから、
せめて夜だけでも自宅で眠らせてはいただけないでしょうか、
すぐそこなんですから……と。

 「駄目です。治療中は副作用とか感染症とか、なにが起きるか
わからない。ここにいてくれないと困ります」
 押しの弱い私はそれ以上、抵抗できない。
 しょんぼりと病室に戻ったが、しばらくして医師が現れた。
「それではストレスのことを考慮して、明日、退院とします。
今夜は泊まってください。その後は点滴を服み薬に切り替えます」

 ありがとうございます~~~~!

 もう一晩、一睡もできない夜を過ごし、翌日、帰宅しても
やはり一睡もできないまま。
 症状はまったく良くなっていない。
 片耳は塞がり、風の音がそこに吹きすさんでいる。
 当然、聞こえも悪い。
 昔、「スーパーモーニング」のコメンテーターをしていた時、
ご一緒させていただいてた鳥越俊太郎さんが、やはり難聴、耳鳴りに
苦しんでらしたことを思い出した。
 こんな状態で、あの忙しいスケジュールをこなしておられたのだ。

 翌日、かかりつけのクリニックへ行った。
 いつも「血圧を下げるには歩くしかない。一日8000歩!」と言う
Yドクターが「ここの行き帰りもタクシーだよ。安静第一。歩いちゃダメ!」。
 
 同じ病気をやった友達も「カフェインは駄目。なるべく動かないように」
 と、具体的なアドバイスをいろいろしてくれてありがたかった。

 それにしても、次に「緊急入院」があったら、こんなものでは済まないだろう。
 もっと重篤な病気か大きな怪我か。
 独り者としてはその準備をしておかなければならないのだが
何をしたらいいのか正直、わからない。
 安静にしているように、と言われたのに、いまのうちに終活をと、
うちの中をうろうろと歩き回っている。






 
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大都市制度フォーラム

2018年11月07日 | おしらせ
 さて、土曜日はこれに出演いたします。



 なかなか大きなテーマなので
少しわかりにくいかもしれません。
 私もいろんな方に教えていただいて
勉強しているところです。

 現在、多くのことが神奈川県と横浜市の
二重行政になっています。
 つまり、横浜がなにかをしようとするとき、
独自ではできず、県の許可をとらなければならないものが
けっこうたくさんある、ということです。

 しかし横浜ほど大きくなると、その二重行政のため
決定、実行に時間がかかったり無駄が出たり、
という事態になることも多いでしょう。

 そこで横浜を特別自治市にして、市が独自で
やれることをもっと増やしたらどうだろう……という
議論が始まっているのです。

 メリット、デメリット、両方あるでしょう。
 出演者の一人ではありますが、私もまだまだ
ちゃんと理解しているとは言えません。
 この場で学ばせていただくつもりです。

 市民として、自分もこのことを知っておこう、
と思われた方は、ぜひ南公会堂へお越しください。
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