先日、二泊三日であわただしく横浜へ行ったが、
目的は果たせず、長い道のりをほぼトンボ帰り。
で、またあさってには横浜へ。今度は約一週間。
この時期は一日の差で畑や野の動植物の様子が変わる。
一週間もいないとどうなっているか、楽しみなような、
心配のような……。
とりあえず、いとおしい周囲のものを
アトランダムに記憶しておこう。
近くの農道にあるお地蔵さんの群れ。
ノラボウナの花がいまを盛りと。ノラボウナは横浜あたり
ではあまり見ないが、こちらではポピュラーな存在。
葉は炒め物、煮物などにするとたいへん美味しい。
ジャガイモの花。葉を食い荒らすテントウムシダマシを
捕まえては、容赦なく殺生した。どうか成仏を!
葡萄(シャインマスカット!)の花。
さあ、今年は初めて実をつけてくれる……かどうか。
芽キャベツの芽が出た!
茗荷茸の群落。このまま食べてもおいしいけど、
小さく刻んで薬味にするといろいろ使える。
やがてここには、ぷっくりした茗荷がたくさん出る。
野蒜の花の蕾にしがみついた蜘蛛。
小さな小さなカマキリ。
昼顔はどこにでもあるが、しみじみ見るとなかなかの美人さん。
イタドリ。最近は茎が細くて曲がっている蛇イタドリしか
見かけない。名前に「蛇」がついているとおり、そのまま
では食べられない。
これは久しぶりに見つけた「食べられるイタドリ」。
記憶にあるものよりかなり細いけど、まっすぐ伸びていて、
ポキンと折れた。口中に広がる清々しい酸味。
子供の頃はイタドリ、キイチゴ、桑の実、椎の実など
野の「おやつ」がいろいろあったのだ。
木曽の開田高原へ小さな旅。
雪をかぶった御嶽山。いまは警戒レベル1だが、活火山。
水芭蕉の花を真上から。