おざわようこの後遺症と伴走する日々のつぶやき-多剤併用大量処方された向精神薬の山から再生しつつあるひとの視座から-

大学時代の難治性うつ病診断から這い上がり、減薬に取り組み、元気になろうとしつつあるひと(硝子の??30代)のつぶやきです

ある弁護士からの手紙-修士論文から立ち直る理由①-

2024-01-12 21:24:13 | 日記
「拝復
素敵な手紙をありがとう。
修士論文の梶井基次郎の『檸檬』の話、とても面白かったですよ。
私も、大学時代には、シュールレアリズムと実存主義に傾倒し、アンドレブルトンとサルトル、メルロポンティの本などを読んでいました。懐かしい思い出です。」

とその手紙は、始まっていた。

「火車」(宮部みゆき)のモデルになった先生から紹介された先生とはいえ、よく、私の話など、聴いてくれたものだと、今では思う。

手紙はこう、続く。

「今の日本の社会では、『外的評価に択われない自己』を自分の中にしっかりと持って、自己を肯定して前向きに生きてゆくこと自体が、とても難しくなっていますね。
小澤さんの文章を読ませていただくと、小澤さんには、人から、言われたことに影響されないで、この難しいことがかならず、成し遂げられるように思いました。そのことと「ひとの支えなしでは生きてゆけない」ということは決して矛盾しないと思います。どうか、自分の生きる途を見つけてください。そして、歩み続けてください。」

そのあと、星空と、それこそスターである先生の謙遜が続くのですが、
この手紙を頂いて数年、頑張りすぎず、頑張りたい、と、決意を新たにしている。

さて、今日は、東日本大震災の渦中にいた女性と話をしていた。
私が、パニック障害で行けなかった事情と、
「被災地の子どもに玩具より、画用紙を」
の話をしてきた。

まだまとまらないが、描きたいと思います。



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