ロスジェネの発言

-Weblog of 三四郎日記

九条の会

2005-02-27 15:18:53 | 憲法「改正」問題(9条問題)
マスメディアはほとんど伝えていないが、「憲法九条を守ろう」という一致点で、幅広い文化人・知識人・芸能人が結集して立ち上げたのが「九条の会」。各地で、「九条の会」の講演が行われており、幅広い層の市民の関心を集めいています。先週の金曜日(2/25)の講演はその一環として行われたもので、首都圏での講演会としては初めてもの。

「九条の会」の呼びかけ人には、井上 ひさし(作家)、梅原 猛(哲学者)、大江 健三郎(作家)、奥平 康弘(憲法研究者)、小田 実(作家)、加藤 周一(評論家)、澤地 久枝(作家)、鶴見 俊輔(哲学者)、三木 睦子(国連婦人会)の各氏が名を連ねています。

2月25日に神奈川県民ホールで行われた「『九条の会』をきく県民のつどい」には、第二会場も合わせ5000人もの市民が集まりました。この手の集会では異例の規模と言っていいでしょう。自民党や民主党がすすめている「改憲」への動きに危機感を持ち、憲法九条を擁護しようという人が多いことを示しています。

ある若手平和運動活動家のブログにその様子が。

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4 コメント

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トラックバックに感謝 (まめどまめ)
2005-02-28 20:13:55
若い人たちにも平和憲法を守りたいという人たちが「意外に」多いのだな、と実感しています。

マスメディアはきちんと伝えていませんね。

今日、26日付け神奈川新聞を見たら、社会面の中程、3段抜きの見出しに大江さん講演のアップの写真を載せた記事がありました。知る限り一般紙で唯一の記事でしょう。
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>まめどまめさん (小川)
2005-03-01 15:26:46
コメントありがとうございます。「第4権力研究所」さんの記事にもあったように「九条の会」の動きは殆ど黙殺なのですね。神奈川新聞など、地方紙は比較的しっかりと報道してくれているようです。僕は共産党系のルートからチケットを買った(ていうか、もらった。学生はタダって事で)んですけど、意外と「共産党系」じゃない人がおおかったかなという感触を得ました。講演している人たち自体がそうだし。



びっくりしたのは、ゲーテ・インスティテュートというドイツ語学校の知り合いの先生が来ていたこと。もちろんドイツ人。国際的な注目も集めつつあるのではないかという感触も持ちました。それだけに、マスメディアが殆ど採り上げないのは異様といってもいいと思います。
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私が平和を考えるきっかけになったのは (関西の医療系学生)
2005-04-01 18:25:12
平和を考えるきっかけになったのは、日本の憲法9条を日本より前にアメリカでarticle 9という組織を立ち上げたチャールズオーバビーさんに出会ってからです。彼は実際にベトナム戦争でパイロットとしてがんばり、以後ずっと平和活動をしてます。日本に来日して彼の講演会のお手伝いをしたときは胸に熱い気持ちがこみ上げてきました。やっぱ平和が大事なんだと実感できた一日でした。
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TBありがとうございました。 (レッツら)
2006-01-21 21:34:31
>自民党支持者の中にもレッツらさんのような方がいらっしゃるのを知って本当に心強い限りです。



よく言われるんですが、私の中では、私のような主張をするのも自民党支持者に多かった気がします(今は違う気がしますが)。その中で、折衷的というか妥協というかそんな感じで「仕方ないなあ」的に支持することもあったし、積極的に支持することもありました。



こちらの記事は以前読ませていただいていたので、TB返させていただきました。



皇室関係のお話については、実は左の方々だけでなく右の方々からも違和感を言われていて、独自路線を貫いています(笑)。平和を愛する皇室を守ろう!人に上下はなく、皇室と国民は上下関係ではなく、私利私欲まみれの国民(もしくは政府)の暴走に対して、生活に困らない公平無私の立場にあられる皇室がいざというときに警鐘をならされるという役割分担だ!って。まあ、無視しちゃってください。



弱肉強食改革反対と護憲でお互い頑張りましょう。
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