さよなら玄海原発の会・久留米

佐賀県玄海町にある九州電力玄海原子力発電所から福岡県久留米市は直線距離にして65km。久留米から発信!さよなら原発!

佐賀県議会・本会議を傍聴しました。

2011年09月12日 20時37分15秒 | 原発にまつわるアレコレ
 佐賀県本会議に初めて傍聴者として参加しました。午前10時ちょうどに始まりました。 初めの質問が「九電の知事発言メモについて」「玄海原発問題について」その他6項目でした。

 県民ネットワーク所属の議員が歯切れのよい的確な質問をされました。
 そしていよいよ古川知事の答弁が始まりました。
 しかし、今まで報道された通り、一貫して
「メモは自分の真意ではない。だから自分には責任はない。」
と言い通しました。

 真意とは何かとの質問には、
「経済界に再稼働をしてほしいという気持ちがあるなら、そういう声も出す
 べきではないかということ。」
との弁。

 また、「九電に対しては、メールを要請したわけではない。」とのこと。
 再三、反省という言葉は繰り返したものの、自分には責任がないと言い張るのは、
矛盾していると思います。
 第三者委員会は、「問題の発端は知事の発言にあった。」と中間報告で公表して
いるにもかかわらず、それを真摯に受け止めようとしない知事の態度は許せません。

 再質問を受けての答弁の時も、
「九電側が再稼働賛成の声をあげてもらいたいと思って言った訳ではない。
『こういう機会をつかって』と言ったかどうか、覚えていない。」
などと、終始 言い訳のような発言が目立ちました。

 第三者委員会という公正な立場の報告結果も認めない古川知事。
誰の意見も聞かないでこのまま押し通していくのでしょうか。
 昨日、知事公舎前にて 多くの市民が叫んだ切実な声を 無視し続けることが
許されるのでしょうか。
 許されて いいわけが ありません。

会代表    井上