さよなら玄海原発の会・久留米

佐賀県玄海町にある九州電力玄海原子力発電所から福岡県久留米市は直線距離にして65km。久留米から発信!さよなら原発!

明日、東大の井野先生が来佐!!

2013年12月12日 16時30分29秒 | 原発にまつわるアレコレ
ついに、明日の12月13日金曜日10時~15時は佐賀県議会に東京大学の井野先生が来られます!!
中性子線でボロボロになった玄海原発1号機、「原発爆発」の警笛を鳴らして下さった方です。

運転開始から37年の玄海原発一号機。
その当時のまだ発展途上の製鉄技術によって作られた原発であること。

原発事故時に必須の、燃料を冷やすという時に、冷やすと炉の鉄がガラス状態になってしまっているのだとか!!

#燃料棒が横に寝た状態#

特に玄海一号機は世界でも最もその状態が酷く、98度以上の水(お湯?)をかけないと、ヒビが入って割れてしまうという、そんなシロモノだと。

ひとたびヒビが入れば、圧力をかけているので、説明することもありませんが、、、、

一気に爆発しうる。

明日は、井野先生がそのあたりの詳しいお話をして下さるのではないかと思います。



これまで議会の傍聴をした事がない方も、大丈夫!!
私もご一緒させて頂きます。
たこ姫まで9時までに来ていただければ、乗せて行きます!先着6名様!!

佐賀県庁の屋上は素敵なレストラン、地下にはリーズナブルな食堂もありますよ!!(^○^)

『原発20キロ圏内に生きる男 -  Alone in the Zone』

2013年04月05日 20時12分17秒 | 原発にまつわるアレコレ
 本日は、フェイスブックで多くの人たちにシェアされていた『原発20キロ圏内に生きる男 -  Alone in the Zone』と題された必見の動画を紹介したいと思います。
とにかく、観てください。
これは皆にシェアしたいと強く思いました。

「放射線量は毎時2マイクロ・シーベルト、年換算で17.5ミリ・シーベルトで、ガイガーカウンターも故障してしまうほど放射線量の高い富岡町でたった一人で暮らす男性、松村直登(まつむら なおと)氏。一般人の被ばく許容基準、年間1ミリ・シーベルトと比べると、かなり高い数値の放射線量だ。

京都大学原子炉実験所の小出裕章氏も「日本の法律、それは米国でもドイツでもそうですが、1時間あたり0.6マイクロ・シーベルトを超える場所は放射線管理区域に指定し、一般人は入ってはいけないはず。放射線管理区域に入ったら最後、水を飲むこともできない。物を食べることも、本当はしてはいけない。そんな場所に普通の方が生活しているというのは、私から見れば想像を絶することです」と驚きを隠せないでいる。

しかし、そんなことは百も承知の松村氏は、医師から被曝のチャンピオンと呼ばれるも、病気が発症するのは、30年から40年先なので、その頃までには死んでいるからと高笑いをする。飼い主に置いてきぼりにされた家畜やペットなどの世話をしながら1人で気長に暮らしている。

原発が4基爆発したときは、一時両親と避難しようとした。父親の妹が南方に住んでいるので、その家でお世話になろうと思ったら、玄関先で「放射能しょってるから入らないでくれ」などと門前払いされ、しかたなく両親と共に福島に舞い戻った。

この動画を見て、とても複雑な気持ちになった。福島に残された動物の面倒を見ることは大切だが、このままこれだけ線量の高い地域に松村氏を住まわせ続けていいのだろうか。恐らく、これだけ線量の高い地域で暮らし続けたら、病気が発症するまでには5年かかるかないかだと思う。

まめな健康チェックと現地のものを食さないことが当面の課題と言えよう。」

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=llM9MIM_9U4
↑映像はこちらからご覧下さい。

原発関連死

2013年03月18日 22時40分33秒 | 原発にまつわるアレコレ
知人が教えてくれた記事をアップさせて頂きます。
原発 「関連」 死
関連!!??
そんな甘くないと思います。
原発が、東電が、国が、そして無関心な私の心が
この方々を死に追い詰めたんだと思います。
ご本人は、ご家族はどんな思いでいらっしゃるんだろう、、、


原発関連死789人 避難長期化、ストレス 福島県内本紙集計
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013031102000140.html

原発事故関連死(22)自宅も職場も失い 「山木屋に帰りてえ」
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/03/post_6666.html

原発事故関連死(23)自ら火を付けた妻 死者には書類届かず
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/03/post_6674.html

藤田祐幸さんの講演会の記録

2013年02月08日 13時28分45秒 | 原発にまつわるアレコレ
こんにちは!!
今日は鳥栖は相当冷えました。
皆さんのところは、いかがでしたか??
さて、昨年行われた藤田祐幸さんの講演会のお話のテープ起こしをして下さった大牟田の団体の方から送って頂きました!!ありがとうございます!!

それで、1冊100円でお分けしております。聴きたかった方は、必見!!
残り、5冊は私が持っております!!
コメントに欲しいです!!と書いて下さい!!

福島県双葉郡富岡町の町長さんのお話を聞いて・・・

2013年02月06日 23時12分42秒 | 原発にまつわるアレコレ
こんばんは!お久しぶりのブログです!
最近、サボりがちで・・・
それでも毎日どなたかが見て下さっていて!!
ご覧頂いて、「止まっているね」というお声も有り難く頂戴しつつ(笑)

今日は、朝から久留米市役所に来ています。福島県双葉郡富岡町の町長、
遠藤勝也さんのお話が久留米市役所主催であるという情報を聞きまして!
お話を聞きながらメモを取っていたことを、皆さんに少しお伝え出来ればと思います。


「東京電力福島第一原子力と第二の原発から、10キロ圏内で重なって大パニック!!!
マスコミでも取り上げないし、政府だって、東電だって、福島第一の事は言うけど、
福島第二原子力発電所だって、間一髪だったと、福島第二の人に直接聞きました。
あっちまで爆発していたら、関西あたりまで住めなくなっていただろうと。」

「国からも東電からも県からも何の連絡もない!!
何の作用もしない!国の防災計画は、一体どうなっているんだ!!本当に怒りました。
果たして万全だったのか?
脆弱さを露呈しました。
毎年、福島では秋に防災訓練をしていた。十数年、同じ事を繰り返して来た。マンネリ化していました。
今回の震災で何にも役に立てなかった。

九州には、玄海と川内があるでしょ!?福島は他人事でも遠くの出来事でもないんですよ!!

津波がくるのも予想していたのに、電力会社に指導しなかったのか??
これは、完全に『人災』です。

この間、自民党になって環境省がきた。その時に言いました。」
「自民党政権時からの原子力政策をといました。自己反省して欲しい。電力会社に委ね、国の防災対策は形骸化。
体制を作り上げたのは、自民党政権の時でしょ??」
「福島の紡ぎあげてきた、自然、歴史、文化、すべて壊されました。こんな事、福島だけにして下さい!!
九州も対岸の火事では無いですよ!!
九州のこんなに素晴らしい温暖で自然豊かな、風土を守らないといけないですよ!!本当に福島だけにして下さい!!
三年目にして、ようやく除染が本格的に始まります。あの素晴らしい故郷に戻したい。高齢者が先に戻って、若者に残したい。
国の1ミリと国際原子力委員会20ミリが一人歩きして、どうしたらいいか、わからない。
自分の地域は自分で守るという意識をもって、この事故を風化させないで下さい。村を復興させたい!それが恩返しです。」

久留米市で、どう取り組むのかが出てこなきゃいけないだろう??質疑応答の時間がなかったのが、悔やまれました。
『久留米市として防災対策がどうなっているのか?』という事と、
それに対して町長さんがどのように思われるのか、知りたかったです。

どうして、これで、みんな帰れるのかな??聞いて終わり?
この町長さんの講演会に背くんじゃないかな?と思いました。

そして、やっぱり行政の判断は、『帰村』という事しか最終的にさせてはもらえない状況にある、
この国の行政の仕組みのなんと残酷なこと!!!
除染をしても住めるべきでなかったら、住民を守るどんな判断が出来るのか?
町長さんを始め、役人の皆さんも町の住人から「どれだけ放射能を浴びてもいい。帰りたい」
と言われたとき、どう応えたらいいのだろう・・・
逆に、「ここに住めない、だから安心して住めるようにしたい」と言われたら??

相変わらず、この東京電力福島第一原子力発電所の事故は、全く解決出来ていないこと、
国も電力会社も情報を流さなかった事、
今も本気で解決しようとしているとは思えないこと、
まだまだ隠蔽体質にあること、原発の為なら住民を切り捨てること。
町長さんのお話から、現場の声から、はっきりとわかったことです。

じゃ、私は、どうする??大きな問いです。

そのおっきなハテナを抱えて、今日は夜からさよなら玄海原発・久留米の会のミーティングなので、
今後どういう事が必要なのかと話し合いました。
詳細がはっきりしましたら、またお知らせさせて頂きます!!!(あっこ)