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夢の傑作映画館・高島与一

ドラマ・映画のシナリオ、ルポ、ドキュメンタリー、構成台本、小説、エッセーなどの執筆とドラマ論、脚本指導

『バス・ストップ』を『好きになった人』

2011-08-28 00:07:44 | 芸術・文化
◎脱原発ソング②(替え歌・中高年向き)【拡散自由】

(元歌『バス・ストップ』平浩二)          

  『ゲンパツ・ストップ』


記者会見 待つ間に 

デタラメ 考えるわ

フリージャーナリストに突っ込まれたら

ワンフレーズで逃げ切る

何を取り上げても

健康に影響なし

バカの一つ覚え 言ってたら

化けの皮が はがれた


どうぞ口を開かないで

嘘八百 並べないで

みんなで歩く デモが力強いわ


ネットを見る間に 気持ちを切り替える

腐りきった原発ムラの やらしさを

忘れないためにも


どうぞツラを のぞかせないで

土下座で ごまかさないで

みんなで一緒に 原発なくそう


デモをする間に 心を合わせ

つないだ その手の ぬくもりを

未来に向けて



【改定版】


◎脱原発ソング①(替え歌・中高年向き)【拡散自由】

(元歌『好きになった人』都はるみ)


    『さよなら原発』

♪①さよ~な~ら さよな~ら 原発い~ら~ん

 バ~カ~な 学者~は い~ろいろ~いる~が~

 筋を通~して 40年 いまだ出世はできないが~

 小出 小出 小出裕章 中味は濃い~で~
 
 さよ~な~ら さよ~な~ら グッバイ~ニュ~クリ~ア~


♪②さよ~な~ら さよな~ら 元気でい~て~ね~

 好~きな~ふるさ~と いつまでも~想~う~

 たとえ離れて暮らしても~ 福島魂捨てないわ~

 待って 待って 待っているのよ~ 必ず無くす~

 さよ~なら さよ~な~ら 原発~無く~せ~


♪③さよ~なら さよな~ら 原発い~ら~ん

 ニホン~の 民衆~ なめ~たらあか~ん~

 狭い列島に54基 安全神話は崩れ去り

 止めろ 止めろ 止めろ原発 みんなで止めよ~

 さよ~な~ら さよ~な~ら 核のエネルギー 

       
                  

ただ今、この歌が有線リクエストでジワジワと上昇中……www

「私は、フツウのオジサンに戻ります…(無理か…)」


          by 高島与一

デモはデモでもあの子のデモは~

2011-05-06 01:39:10 | 芸術・文化
関西の脱原発・お笑い芸人、高島与一でおます。

【ふるさと~こどもの日に、捧げる歌】

☆私たちの、世界の、戦火の下の、基地の町の、スラムに暮らす、被災地の子どもたちへ~今を、未来を生きようとする子どもたち、そして昔、子どもだった人たちへ


「国破れて山河あり 堤防破れて瓦礫あり 原発破れて放射能あり ふるさとは遠くにありて想うもの 近くば寄って目にも見よ」(詠み人知らず)


☆「帰らんちゃよか」(島津亜矢)

・親のためにおまえの生き方変えんでよか

・おまえの思うたとおりに生きたらよか

http://www.youtube.com/watch?v=rdoYK6qvVZU


◎「故郷を離れても、誰しも故郷へ帰る権利がある。これを帰郷権と言う。これを国に要求して行こう」(5月1日「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」設立集会で、ある宗教者の発言)

☆うさぎ追いし~あの山~小鮒釣りしかの川~夢は今も巡りて~忘れ難き故郷~

今日は子どもたちを想いシンミリしてしまいました。


でもデモ……土曜日に撒くビラの原稿できてないんや。シンミリしてるバヤイやないwwwヤバイ…。デモはデモでもあの娘のデモは~(歌ってる場合ちゃう!)


◎5月7日(土)10時~正午、大阪城ホール手前右側の橋の上で福島現地報告のビラ撒きしまっせ!

同日、昼から3時、南堀江公園集合、脱原発サウンドデモありまっせ! ナンバまで練り歩きまっせ~! 若者パワー炸裂しまっせ! 家族連れも、爺ちゃんも婆ちゃんも、犬も猫もパンダもゴジラも、みんなみんな来てや~! 放射能だけは来たらあきまへんで~! お巡りさんもデモ警備以外の非番の人は来てや~(せやけど来たら労働組合作る言うまで帰さんで~)! 橋下も来るねんやったら寄せたってもええで~(ワシら心広いで~。カッコ付けばっかりやったら脇の下コソバスで~)! 関電の幹部も寄せたんで~原発の安全について発言したかったら喋らしたるで~(そのかわり、トークバトル覚悟しいや~)!

デモはデモでもあの子のデモは~

「今日はこれくらいにしといたるわ!」(ご近所の鍼灸医の先生の常套句。それ誰やねん!)

怒髪、天を衝く!

2011-04-18 23:11:30 | 芸術・文化
◎以下のアドレスをクリックすると、4・16原発いらん! 関西行動の一枚の写真が見られます(「カフェ放送・てれれ」の大河原さん撮影)。

この方は3000人に及ぶ参加者の中で、最優秀ヘアーファッション賞を受賞されました。審査員は私一人。つまり独断と偏見で選んでおります。

受賞理由は後で解説していますので、まずは写真をご覧ください。

           審査委員長(原発危険・不安院相殺):高島与一


http://twitpic.com/4lg5tu



【受賞理由】

◎「4/16原発いらん! 関西行動」の3000名に及ぶ参加者の中で最優秀ヘア~ファッション賞に選ばれた男性です(審査員は私一人ですが…)。

3日3晩徹夜をして、この髪型の表現する哲学的意味について考察いたしましたwww

この方の元の髪がですね、原発事故のために怒りで爆発したわけですよ。

元髪(げんぱつ)が怒りで爆発して反元髪、反原発になったのです。弁証法ですねwww

これこそ「怒髪、天を衝く!」であります。

この表現力に脱帽! もちろんこの髪型じゃあ帽子は被れませんがwww


☆イラク反戦運動の頃から感じていたことですが、反体制運動が変化して来ている。イラク反戦運動では反戦デモとは言わずピース・ウォークと呼ばれました。単に呼称の問題だけではなく、従来の赤旗が乱立する労働組合主体の動員デモとは明らかに違っていました。ユニークなファッションの若者や家族連れの多さ。動員ではなく、個人としての主体的行動の顕在化です。

マナジリを結してコブシを突き上げガンバロー!と絶叫する自己陶酔型運動ではなく、運動参加を楽しみながらの融通無碍の脱力系運動。運動が従来の“活動家”だけのものから脱し、広い大衆性を確保できる可能性が始まったと言えます。「ガンバロー!」から「頑張らなくていいのよ」への移行。特殊な者のみが前衛的に展開する決意主義的運動から、日常生活・文化と遊離しない参加型・表現型運動への移行。

グローバル資本主義の横暴に対する国際的な同時多発的イラク反戦行動は、日本の運動にも変化をもたらしたのです。このような潮流は、反貧困・反格差の非正規若者の行動に受け継がれました。代表格は湯浅さんや雨宮さん。湯浅さんのしなやかさ、雨宮さんのファッション……。既成の硬直した活動家にはなかったリーダーが登場したのです。

既成労働運動(正社員中心主義)や既成左翼(高学歴エリート専従幹部中心主義)の退潮が言われて来ましたが、これらの多くは時代と状況の変化に対応能力を失い、革新どころか自己をひたすら守ろうとする“保守”に堕してしまったと言えば言いすぎでしょうか……。

この流れは確実に反原発運動に受け継がれつつあるようです。つまり上意下達のピラミッド型組織による指示・動員的運動展開ではなく、個人の主体的選択を重視するネット型、参加型、表現型、直接民主主義型の運動の萌芽と言えるのではないでしょうか。

既成政治組織は民衆の覚醒を信頼できていないのでしょう。幹部が方針を考え指示しなければいけないと相変わらず考えている。啓蒙し注入し指導しなければいけないと考えている。しかし覚醒した民衆は、自分の頭で考え自分の主体的判断、意思で行動すること望んでいる。政治指導者の頭が自己の頭の代行をすることを望んでいない。政治家にリーダーシップを待望する思考停止のマスとしての大衆から脱して、覚醒した民衆は生活の、政治の主人公に自己変革を遂げたのです。そこに明らかなギャップが存在しています。

一例を申しあげましよう。イスラエル国家のパレスチナ攻撃・虐殺に対する抗議行動のこと。ネットで集会のアピールをしました。ネット上の友人がお孫さんを含め家族・友人9人で行動に参加されました。もちろんデモ参加は初めての体験だったのです。

この民衆の覚醒に新たな社会変革の可能性と希望を見るのです。


斉藤和義 ずっと好きだった ー原発ソングー

2011-04-09 02:00:31 | 芸術・文化
このニュースの歌は、これらしいです:
YouTube - 斉藤和義 ずっと好きだった ー原発ソングー
http://www.youtube.com/watch?v=i2B4Ro5Pmas

===

http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/kyodo-2011040801001114/1.htm

反原発の曲がネットで話題

2011年4月8日(金)19時52分配信 共同通信

 シンガー・ソングライター斉藤和義さん(44)が、自身のヒット曲「ずっと好きだっ
た」の歌詞を反原発の内容に替え、ギターで弾き語りする動画がインターネットに出回り
話題になっていることが8日、分かった。動画投稿サイトにアップされた曲の題名は
「ずっとウソだった」。「ほんとウソだったんだぜ 原子力は安全です」「俺たちをだま
して 言い訳は想定外」「何人が被ばくすれば気が付いてくれるの この国の政府」など
と歌い、安全神話にのっとった原子力政策を批判している。斉藤さんが所属するレコード
会社「ビクターエンタテインメント」は、歌っているのは本人と認め、「映像はプライ
ベートに作られたもの。アップロードの経緯が不明で、意図しない形で公になったことは
遺憾」としている。

(引用以上)


☆明日(もう日付が替わったので今日です)午前中、大阪城公園で被災者支援、反原発のビラまきして、そのまま「反原発、自粛・萎縮反対、今元気に闘わんといつやるねん~お花見」になだれ込みます。

この歌覚えてお花見で歌いたいけど今晩知ったとこやさかい無理ですわ。

芸術・文化の街

2011-02-27 18:41:48 | 芸術・文化
ミュージシャンの中川さんの個人ブログで、私の文章が紹介されました。こういう文化的、芸術的な街があればいいなとの思いを書いてみました。

本来、企画書には書かないような詩的表現を試みてみたのです。

【以下、引用】

大阪のNにおいて小川訓生&中川ヒロシがプロデュースする建物、「SDD(仮称)」イメー
ージが出来上がりました。

ただの不良だった僕を「音楽が救ってくれた」ように、芸術に没頭する事で、だんだん変って行く世界観を後輩達にも・・・
こんな願いを、映画脚本家の 高島与一 さんが見事に描いて下さいました。



【 ス ト ー リ ー 】

環境が人間を育てる。
芸術的な街、アートな場でこそアーティストは育つ。
そして芸術的人間たちが、街を芸術的に変革する。

「SDD」は、登竜門である。
音楽、ダンス、映画、アニメ、漫画、演劇、キルト、版画、絵画、イラスト、彫刻、ガラス細工などを目指す若者は、ここへやって来る。
そして、プロを、世界の桧舞台を目指す。

ここでは、適宜オーディションがあり、スカウトの眼に留まるチャンスが準備されている。

ライブ・ハウスがあり、発表の場が用意されている。
ギャラリー、展示スペースがあり、作品を広く市民に観てもらえる条件が整っている。

そこは、芸術作品のマーケットでもある。

スクールがある。現役のプロが指導にあたる。
外部のトップ・プロを交えて、ワーク・ショップ、シンポジウム、映画祭、演劇祭、音楽祭などが年間スケジュールの中で企画される。

その運営は、学生、新人たちによって担われる。
それらの模様はネットによって配信される。

それを見た全国の若者たちは、アーティストを志し、この街へと向かう。
映画制作、舞台制作のような集団制作では、各ジャンルの担当者が集まってチームを形成する。

お洒落なカフェは、アーティストたちのサロンである。
プロを囲んで創作論に花が咲く。

ここはコミュニケーションの場であり、プロの生の声を聴くことのできる場でもある。
師匠を見つける場ともなる。
師匠の仕事の助手として、実践的に学ぶチャンスが与えられる。

発表の場は、建物の中だけに限定されるものではない。
周辺の路上もパフォーマンスの舞台になる。
街全体が舞台である。

「SDD」には、もう一つ大きな特徴がある。
健常者と障害者の壁を取り払ったことだ。
建物全体がユニバーサル・デザイン、バリアフリーの思想で作られる。
障害者が学ぶのにも、表現するのにも、ハンデキャップを補う設備が完備される。

芸術表現にも、当然ながら健常者と障害者の壁があってはいけない。
耳がよく聴こえなくても、ヴェートーベンは偉大な音楽家だったのだから。
人間の可能性を限定してしまうような発想からは、自由な芸術表現は生まれないのだ。
いや、芸術とは本来人間の自由のための、解放のための営みなのだ。

ここから多くのアーティスト、ミュージシャン、作曲家、作詞家、ライティングデザイナー、サウンドクリエーター、アニメーター、イラストレーター、シナリオライターなどが輩出されていく。

修練の季節が終わると、未来の芸術家は巣立っていく。
この街に住み着いて、創作活動、表現活動を続ける者たちもいる。

アート・ビレッジがゆるやかに形成されていく。
街全体が、芸術家の共同体となる。

街路樹は色づき、芸術の街に生まれ変わる。
芸術の秋は、たわわな実りをもたらす。

アート・ビレッジにポエムが流れる。      

                            by 高島与一

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いつもブラックなことを書きまくっている私が、こういう詩的でロマンチックなことを書くと、こっぱずかしいのですが、まあ人間は多面体でございまして……。

中川さんは、音楽、文化、芸術が人間を育む力を持っていることを信じておられる方だとお見受けしました。芸能界のウラを十分知った上で、なおかつ志を高く持とうとする。営利至上主義の高い壁に挑もうとするドン・キホーテと申しましょうか……。私の大好きな本物のアホです。アホが伝染していく歓びを感じる出逢いです。

もちろん、「本物のアホ」とは、小賢しい連中に対置した私の造語です。「本物のアホ」が、欺瞞的な偽者を炙りだす力を持ちえるとの意味です。世の中に、あまりにもハッタリとコケオドシみたいな「正義」や「権威」や「有名人」が蔓延しすぎていますので……。