ゲームに熱中しすぎて現実との区別が曖昧に (HOTWIRED) - goo ニュースという記事を読みました。
最近、ナムコの『プレイステーション2』用ゲームで、カルト的ヒットを飛ばしている『塊魂』(カタマリダマシイ)。このゲームを3日続けてプレイしたロサンゼルス在住のアーティスト、コージー・キッチンズさんは、コントローラーから手を離しても、このゲームのことを簡単には忘れられなくなっているのに気づいた。
『塊魂』は、主人公が塊を転がして、通り道にあるありとあらゆる物体を巻き込みながら塊をどんどん大きくしていくというゲーム。キッチンズさんは、ものを拾い続けたい衝動がなかなか消え去らないという体験をした。
このように、ゲームに熱中するあまり、ゲームを終えて現実世界に戻っても、ふとしたきっかけで現実とゲーム世界の区別がつかなくなり、現実世界でもゲームの延長のように行動してしまうという現象があるらしい。
ノースウエスタン大学の博士課程でビデオゲームを研究するロビン・ヒューニケ氏によれば、プレイしているゲームと現実とを切り離すのが難しいと人々が感じるのは当然のことだという。
「ゲームの基本は動作――つまり自分が何かをすることにある。ゲームをしている間、プレイヤーは動作に意識を集中させる。優れたゲームは、動作に意識を集中することでプレイヤーが心から満足感を得られるように作ってある……。(中略)コントローラーを置いたあと、家の中で動いたり車に乗って買い物に出かけたりしていると……突然、ゲームでするのと似たような動作をすることがある。そうすることで、脳の中にある『一定条件になると連動して引き起こされる行動』のスイッチをオンにしているのだ」
俗に言う「パブロフの犬」状態ってやつなんでしょうか。
それにしても、熱中しているゲームが「塊魂」とかならまだいいとして、この記事中にもありましたが、これがもし「バイオハザード」のような敵を次々と倒していく系ゲームだったら、
「ゲーム後にオフィスの廊下に出ると、同僚たちが標的のように見えて仕方なかった。動くものなら何でも殺すというのが癖になっていたのだ」
ってことになってしまいます。
もしも手に刃物や銃を持ってたら、現実世界でも恐ろしいことに…。
私は今ドラクエ7をなんとか終わらせようと一生懸命プレイしているわけですが、突然魔法使いに転職したくなったり、人の家に遊びに行ったら、そこら辺にあるタンスや戸棚を開けたり、花瓶をぶん投げたくなるという現象は今のところ起こっていません。
ところで、こうした現象はゲームだけでなく、コンピューターを使う仕事に従事している人にも起こるらしいです。
読んでて、これは私のこと?と思った一文がありました。
「長時間コンピューターの前に座り、ソフトウェア上でやった操作を取り消すためにCtrlキーとZキーを繰り返し使っている。そのため、現実の生活で何かやり直したいことがあると、いつもこの2つのキーに手が伸びてしまい、何も起こらないと不思議な気分になる」
これは、ひっじょーに良く分る。
Macで仕事してるので、私の場合はコマンドキー+Zなのだけど、これやり直したい!って時に無意識のうちに左手がコマンドキー+Zを押してます。
で、押してから「あれ?無意識のうちにキーを押してたわ!」と、はっと我にかえるのです。
あとよく押すショートカットキーはコマンド+Cとコマンド+V(コピー、ペースト)とか、コマンド+A(全体を選択)など。
手書きで文章を書いてて、あ、これコピーしたいとか、さっきのこの文章を貼付けたいとか、全部選択してカットしたいとか、そんな時に押してます。左手が。
自宅でブログを書く時はWinを使うので、コマンドキーがコントロールキーに変わります。
前日の夜遅くまでブログを書いたりしてると、翌日の仕事の時に自分の手がWinのキー配列になってたりして、かなりびっくりしますね。
WinとMacのキー配列が違うので、英数変換キーを押そうと思ったら、全然違うF1キーを押してたり。
WinとMacのキー配列、統合してくれないかなぁ。
あ、でもそうなるとコマンドキーが消えてしまうかも…?
職業病だと思っていたら、現実との区別が曖昧になっていたのですね。
ちょっと、恐いかもなぁ。
みなさんは、こんなこと起こったりしませんか?
最近、ナムコの『プレイステーション2』用ゲームで、カルト的ヒットを飛ばしている『塊魂』(カタマリダマシイ)。このゲームを3日続けてプレイしたロサンゼルス在住のアーティスト、コージー・キッチンズさんは、コントローラーから手を離しても、このゲームのことを簡単には忘れられなくなっているのに気づいた。
『塊魂』は、主人公が塊を転がして、通り道にあるありとあらゆる物体を巻き込みながら塊をどんどん大きくしていくというゲーム。キッチンズさんは、ものを拾い続けたい衝動がなかなか消え去らないという体験をした。
このように、ゲームに熱中するあまり、ゲームを終えて現実世界に戻っても、ふとしたきっかけで現実とゲーム世界の区別がつかなくなり、現実世界でもゲームの延長のように行動してしまうという現象があるらしい。
ノースウエスタン大学の博士課程でビデオゲームを研究するロビン・ヒューニケ氏によれば、プレイしているゲームと現実とを切り離すのが難しいと人々が感じるのは当然のことだという。
「ゲームの基本は動作――つまり自分が何かをすることにある。ゲームをしている間、プレイヤーは動作に意識を集中させる。優れたゲームは、動作に意識を集中することでプレイヤーが心から満足感を得られるように作ってある……。(中略)コントローラーを置いたあと、家の中で動いたり車に乗って買い物に出かけたりしていると……突然、ゲームでするのと似たような動作をすることがある。そうすることで、脳の中にある『一定条件になると連動して引き起こされる行動』のスイッチをオンにしているのだ」
俗に言う「パブロフの犬」状態ってやつなんでしょうか。
それにしても、熱中しているゲームが「塊魂」とかならまだいいとして、この記事中にもありましたが、これがもし「バイオハザード」のような敵を次々と倒していく系ゲームだったら、
「ゲーム後にオフィスの廊下に出ると、同僚たちが標的のように見えて仕方なかった。動くものなら何でも殺すというのが癖になっていたのだ」
ってことになってしまいます。
もしも手に刃物や銃を持ってたら、現実世界でも恐ろしいことに…。
私は今ドラクエ7をなんとか終わらせようと一生懸命プレイしているわけですが、突然魔法使いに転職したくなったり、人の家に遊びに行ったら、そこら辺にあるタンスや戸棚を開けたり、花瓶をぶん投げたくなるという現象は今のところ起こっていません。
ところで、こうした現象はゲームだけでなく、コンピューターを使う仕事に従事している人にも起こるらしいです。
読んでて、これは私のこと?と思った一文がありました。
「長時間コンピューターの前に座り、ソフトウェア上でやった操作を取り消すためにCtrlキーとZキーを繰り返し使っている。そのため、現実の生活で何かやり直したいことがあると、いつもこの2つのキーに手が伸びてしまい、何も起こらないと不思議な気分になる」
これは、ひっじょーに良く分る。
Macで仕事してるので、私の場合はコマンドキー+Zなのだけど、これやり直したい!って時に無意識のうちに左手がコマンドキー+Zを押してます。
で、押してから「あれ?無意識のうちにキーを押してたわ!」と、はっと我にかえるのです。
あとよく押すショートカットキーはコマンド+Cとコマンド+V(コピー、ペースト)とか、コマンド+A(全体を選択)など。
手書きで文章を書いてて、あ、これコピーしたいとか、さっきのこの文章を貼付けたいとか、全部選択してカットしたいとか、そんな時に押してます。左手が。
自宅でブログを書く時はWinを使うので、コマンドキーがコントロールキーに変わります。
前日の夜遅くまでブログを書いたりしてると、翌日の仕事の時に自分の手がWinのキー配列になってたりして、かなりびっくりしますね。
WinとMacのキー配列が違うので、英数変換キーを押そうと思ったら、全然違うF1キーを押してたり。
WinとMacのキー配列、統合してくれないかなぁ。
あ、でもそうなるとコマンドキーが消えてしまうかも…?
職業病だと思っていたら、現実との区別が曖昧になっていたのですね。
ちょっと、恐いかもなぁ。
みなさんは、こんなこと起こったりしませんか?
しかもテレビ観戦じゃなくて、実際にスタジアム行った時にも思った事があります。(笑)
他に、PCの中で司令官をやっているので、普段でも偉くなった気がして困る・・・これぐらいかな(笑)
ゲームってセーブできるから、気に入らないとすぐにリセットしてしまいます。
それも深く考えないで。
失敗した→やり直しってすぐに指が動いちゃう。
これも危険だなぁって思いました。
他人が標的に見えなくてヨカッタ・・・
でもこれって深刻な問題ですよね。
現実感の希薄な人って多いんだなって
ニュースなんか見てても思います。
まぁ、ゲームだけが諸悪の根源だとも思いませんし
何でもかんでも「ダメ」って言うのもどうかと思いますが。
これは経験済みです(爆)
「ああっ!そこの自転車巻き込みたいっ!」とか、「あの女子高生もみーんな巻き込めるっ!」となるのですねぇ。
俺もMacなんで、コマンド+zですね。
WinのキーをMacに合わせればいいのです。
Winなんて機械は大嫌いなので。
世の中全てをMacにしてしまえ~!
塊魂なら日常で置き換えてみてあれも巻き込めるなぁなんてふと思ったりするのも面白いとこなんだが。
(現実にハンドル切って巻き込もうとするのは論外)
どうもこの辺のデータってホントにきちんと取ってんのかなと思ってしまうのですよ。
ゲーム脳とかも同様。
「塊魂」でこれなら「GTA」なんてどうなんだろう?
車をぶん取ったりしたくなるのかねぇ?
アドレス参考までに。
ttp://www.vicecity.jp/
画面から受けるインパクトって大きいんだなぁ。
>>kawakeroさん
スタジアム観戦中にコントロール+Zですか?
今のゴールもっかいやり直し!って感じなんでしょうねぇ。
私もテレビ観戦しながら知らない間に指が動いているかも。
仕事の打ち合わせ中に食う軍口調にならないことをお祈りしております。(笑)
>>すももさん
そうそう、うまくいかないからリセット押しちゃえ、って結構ありますよね。
自分でリセット押せるならいいですが、仕事してる時に勝手にフリーズされてしまい、1時間かけて作った仕事がパーになったときは、ほんとに凹みます。
>>niwakaさん
最近の若者は現実感が希薄な人が多いようですよ。
肉体や感触としての接触が小さいころから少ないからなのか、だから実際に面と向かって話すことが苦手で、メールの中ではとても饒舌になれるとか。
画面を通してしかコミュニケーションをとれなくなっているのかな。
それだけが原因とは言い切れないですが。
>>kisshさん
ここにもまた巻き込みたい人が一人。(笑)
そうかそうか、全部Macにあわせればいいのね!
味もそっけもないコントロールキーに比べたら、あの四葉のクローバーのようなマークがついたコマンドキーの方が愛らしいですもんね。
>>rockanddanceさん
影響力がありすぎるというか、受け取る側のキャパの問題もあると思うのですよね。
ちょっと話は逸れますが、私は小説を読み終わった時と漫画を読み終わった後では、読後感がすごく違うように感じるんですよ。
小説は文章だけで自分の中の想像力だけで場面を創造していくわけなので、途中で本を閉じてもすぐに現実の世界へと切り替えできるのですが、漫画は絵がついているだけに、自分が想像する以上の場面が描かれていたりして、いい意味でも悪い意味でも、読み終わった後のイメージが残りやすいような気がします。
そういう観点からいくと、絵+動き、さらに自分で動作するというゲームは、かなりイメージが残るなーと。
自分で善悪の判断がついたり、それなりの社会経験を積んだ後にゲームに触れれば、現実と虚構との折り合いをつけることができると思いますが、生まれたころからゲームに触れていると、その影響力もかなり大きいのではないかなとは思いますね。
家庭環境とかその他の要因もあるので、ゲームが全ての原因とは言い切れないですが、可能性の一つではあると思います。
もはやゲームは子供のおもちゃとしての領域を超えちゃってますからね。
いろんなところに影響してますし、こういう問題も出てくるでしょうが、受け取る側の意識次第で変わる部分もあるとは思いますね。
こちらからもトラバ送っておきます。
また遊びに来てくださいね。