術後当日の夜

2011-10-19 18:11:14 | 日記
10月5日(水)
長い手術が終わって、ここからが「術後48時間」です。
仰向けに寝て足を折り曲げたままで48時間動けません。でも入院してからわかったのですが、尿管が外れるまでベッドから出られないので正確には48時間+12時間=60時間かと…。
ベッドの上の私の状態は、

○背中に硬膜外麻酔の針
○ドレーン(胸3個、お腹2個、計5個)
○手の甲に点滴の針
○尿管
○足に弾性ストッキングとマッサージポンプ(60時間動きっぱなしで足をマッサージ。けっこう大きな音がします。)
これが10月8日の朝まで続きます。

再建サロンで聞いた通り、確かに傷は痛くない。そして腰が痛い(⊃д⊂)
水が飲めないので喉がいがいがして気持ち悪い…。
看護師さんが1時間ごとに胸の血流音を聞きにきて、ストッキングの長さを変えたりいろいろ。
寝たいのに眠れない。個室をいいことにテレビつけっぱなしにしてるけどテレビの内容なんて頭に入ってこない。
いつ朝がくるのか…せめて朝がくれば少しは気が晴れるかも…でも、同じ夜を後2回も過ごすかと思うと気が遠くなるのでした。
看護師さんたちがすごく優しかったのが唯一の救い。
来るたびに「腰枕の位置換えましょうか」とか声をかけてくれたり、どうしたら腰の痛みが和らぐか一緒に考えてくれたり。
白衣の天使とはよく言ったものです。ホントありがたい。

夜中の4時頃、看護師さんがお腹の音を確認して、やっと飲水の許可。
冷蔵庫から出したお茶にペットボトルキャップをつけてもらって寝ながら飲みました。
そして眠れないまま朝を迎えたのでした。
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再手術!

2011-10-19 16:36:52 | 日記
10月5日(水)
手術が終わってやっと部屋に戻ったのも束の間、再手術のため手術室に逆戻り。
エレベーターに乗る前からすでにまた気持ち悪い…。そしてエレベーターに乗ると、途中で降りる人もあって何度も揺れがくる…。
手術室の前に来たときはもう限界です。吐きます。
看護師さんにトレーをおいてもらったけど、えずくだけで何も出なかった。
そしてさっき目覚めた場所に行ってベッド移されてばたばたと手術準備してるのをボーゼンとしながら見てました。
首のところに衝立のようなものを置かれて見えないようになってから手術開始。
見えないけどがちゃがちゃやってるのがわかるしやっぱり怖い。今胸を開いてるんだなっていうのがなんとなくわかる。
酸素マスクがずっとずれてて、途中で直してもらったけどまたすぐにずれて。酸素マスクっていらないんじゃ…。
しばらくすると、「あ。ここだ。」「ここですね。」出血部分見つかったらしい。
何度も「痛くないですか」って聞かれてその度に「痛くないです」と答える。「硬膜外麻酔すごいなー。」なんて声も聞こえたけど、硬膜外麻酔だけでやってるの??
でも時々胸の脇のあたりに刺すような痛みを感じて「い…痛いです…」
「もう少しですからねー」と言われて、「はい…。」と弱々しく返事。
「ちょっと採血して。あー。手がダメだから足から。」ってsatake先生がK先生に指示してる。(イヤー;)
でも、なんか縫ってるなあ…もう少しだ…。
そしてやっと手術が終わったときには汗びっしょりで放心状態。
手術室を出て、病棟の看護師さん待ってる間に先生が「大丈夫だからね。」ってやさしく言っておでこの髪の乱れを直してくれた時にやっと終わったことが実感できたのでした。
そしてまた看護師さんに運ばれてエレベーターへ。
全身麻酔が切れて時間がたっていたからか、今度は気持ち悪くならなかった。
病室に入って先生方がまたしばらく胸を確認して、もう大丈夫と引き上げていきました。
そのときで既に夜の9時。朝9時過ぎに手術室に入ったから約12時間…。再手術は私も大変だったけど、先生方の大変さって半端じゃないわ;
連続何時間働くんだろう…。
後で看護師さんに聞いた話では、再手術になることはたまにあるそうで、先生が夜自宅に帰った後に出血が起こって緊急に呼び出すこともあるとか。
難しい手術で、再手術の可能性があることは知っていたけど、まさか自分がその再手術になるとは思ってもみなかったのでした。
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