松江の四季

松江市の四季折々の風景です。

2014年お正月の松江と姉様鉄砲隊

2014-01-05 17:54:10 | 松江市の四季の風景

お正月を松江で過ごしたのは、何十年ぶりだろう。お茶を嗜む友達が

お正月に出雲大社参詣したあと、茶人として有名な松江藩主 松平不味公

ゆかりの地を尋ねたいというので 付き合った。

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1 

今年の正月は穏やかな日が続いた。

しかし年末は大寒波のせいで荒れた日が続いた。

写真は暮れの荒れ狂う日本海。十六島(うっぷるい)周辺。

押し寄せる荒波に湾全体が白く泡立っている。

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236 

こちらも暮れの宍道湖風景。荒れる宍道湖の波に揉まれる水鳥たち。

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34 

こちらはお正月の穏やかな宍道湖。波も無く水中の小魚まで見える。

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47 

湖岸を散歩するカップルとあわてて逃げる水鳥たち。

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57 

正月に訪れた松江城。沢山の観光客が訪れていた。

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松江城天守閣から見た涅槃物姿の「嵩山」「和久羅山」。

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75

城内の神社でなにやら勇ましい女性たちが勢ぞろい。

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88 

姉様鉄砲隊と呼ばれる女性の鉄砲隊がこれから新年の初打ちをするという。

城の神様に無事故の祈願をするそうだ。

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973 

Photo 

これから大手門へ行進して鉄砲を撃つという。初めて見た姉様鉄砲隊だ。

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1087 

「耳無し芳一」「雪女」などの怪談で有名な 小泉八雲(ラフカディオ、ヘルン)が

住んでいた旧居。彼が住んでいた当時のまま保存されている。

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1185 

ここの庭は小さいながらも枯山水の名園である。

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2694 

ヘルン旧居の隣の武家屋敷にも立ち寄った。侍が新年の挨拶をしている。

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2580 

お城周辺の堀を行く「堀川遊覧船」にも寒いのに沢山の観光客。

冬は船の中にコタツがセットしてある。

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1235 

続いて向かったのは不味公ゆかりの明々庵。

玄関先からは正面に松江城が見える。

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不味公が作らせたという茶室「明々庵」。

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62 

床の間には不味公直筆の額がかかっている。

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135 

1346 

庭を眺めながら、不味公が作らせたという茶菓子の

「若草」と「菜種の里」で、お抹茶をいただく。

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163 

そのあと松平家代々の菩提所「月照寺」へいく。

初代松平家当主直政は徳川家康の孫で、不味公は7代目だ。

この門が不味公墓所の門だ。

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1780 

木造寺社建築の柱頭には 普通「像鼻」と呼ばれる像の鼻のかたちの彫り物

をした組み木が取り付けられるが、不味公の墓所門には「葡萄の透かし彫り」

が組まれている。初めて見た。

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1876 

不味公の墓に見入るハワイから来た友人夫妻。仲良しですねえ。

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1910 

その後松江市大根島の日本庭園「由志園」へ行く。

館内には牡丹の花が咲き乱れている。

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2003 

庭の寒牡丹には「雪囲い」がかけてある。

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2114 

八重咲きのような変わった牡丹の花も咲いている。

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2231 

売店に入ってびっくりした。

壁一面に描かれた牡丹の花は今京都で一番の売れっ子アーティスト

「木村英輝」画伯の絵だ。店の方に聞くと、先生はここで実際にお書きになった

らしい。東山動物園のゴリラの壁画や青蓮院門跡の襖絵、関空の壁画その他

各所の大壁画で有名な先生だ。今年の祇園祭でも先生の大きな絵を見た。

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238 

この喫茶コーナーでコーヒータイムとする。

大きな窓の外の庭園が画のようだ。

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249 

コーヒーを飲みながら横を見るとこのような庭園が広がる。

寒い中、実際に庭園を歩くのもいいが、ここで暖かい飲み物を

飲みながら見る庭園もいい。

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ということで久しぶりの松江のお正月を過ごした。

以下の写真は大阪への帰路に立ち寄った蒜山サービスエリヤの雪景色です。

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3060 

左が上蒜山、右が中蒜山で、下蒜山は右端に隠れている。

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3156 

左側の大山は雲に隠れている右は烏ヶ山(からすがせん)。

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323

蒜山町の雪景色

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335 

子供たちが雪遊びをしているが、ここは蒜山サービスエリヤ内の風景です。

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