松江の四季

松江市の四季折々の風景です。

尼子、毛利の激戦地、真夏の真山を歩く(2010年8月27日)

2010-08-30 18:34:46 | 松江の風景

中国地方の覇権を争い、今の松江市と安来市で激突した、尼子氏と毛利の大

群の激戦地が、松江市の真山(しんやま)と、白鹿山(しらがやま)です。

安来市広瀬町の富田城の尼子晴久は白鹿山に出城を築き出雲ににらみを効か

せていました。一方 周防の毛利元就は、武将吉川元春を筆頭に 大軍を押し

寄せ、白鹿城を包囲し真山に城を築きました。

一年にわたる激戦の末に、白鹿城は陥落し、その後尼子氏は山中鹿之助など

の働きで一時盛り返すのですが、数年後毛利元就に下ります。

その激戦の後を、偲びながら真山、白鹿山と真夏の昼間歩きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Mapname_2

ピンクのラインが自転車で走ったコースで、ミドリのラインが歩いたコースです。

最初登山口が分からず、自転車で走り回り、たまたま家の庭に出ていた方にお聞きすると「一緒に探してあげよう」とわざわざ車を出して、走り回り、登山口を探してくださいました。

菅田町のご親切な方、本当に助かりました。ご親切ありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo

「テクノアークしまね」工業団地の「土質工学研究センター」横の道を降りると登山口があります。駐車スペースもありました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

59_2 

登山口に自転車を置いて、登り始めました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_2

木陰で涼しいのぼり道です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_3

一の床と呼ばれる地点で、石垣が残っています。この後二の床、三の床と続きます

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_4 

山頂には 尼子勝久の石碑が立っています。夏草が生い茂りまさに

「夏草や ツワモノ共が 夢のあと」と言う感じがぴったりです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_5

真山山頂からは、宍道湖が良く見えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_6

遠く日本海に浮かぶ船も見えました。

残念ながら中海は、木の陰であまりよく見えませんでした

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_7

縦走路の「持田越ーもちだ峠」です。標識もきちんとしています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_8

途中の「赤禿山」です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_9

鳥の子山山頂です。標識の字は読めません。遠くに日本海がちらっと

見えています。この後尾根道を下ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_10

白鹿谷への分岐です。よく見てないと見落としそうです。

あまりの暑さに、ネを上げて涼しそうな谷道へ下りました。

(当初計画ではそのまま尾根道を下り、白鹿山に出てから出発点へ帰るつもりでした。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_11

白鹿谷の道です。小川沿いの小道で涼しい道でした。

やがて白鹿林道に出てそのまま下ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_12 

やがて舗装道路に出ます。そのまま進むと、法吉町常福寺からの直進道路の突き当たりに、登山案内看板がありました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_13 

常福寺からの直進道路を暫く下ると、白鹿山登山口があります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_14 

白鹿山山頂には、小さな祠がありました。本丸跡はもう少し先にありました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_15 

白鹿山からも宍道湖が見えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

二つの山の登山口には、それぞれの城の説明書きがあり、それらを読んで

歩くと、戦国時代の歴史がとても身近に感じられ、楽しい歴史散策道でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6 

毛利方の真山城の説明です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo 

尼子方の白鹿城の説明文です。それぞれの登山口に立っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ということで、縦走は合計二時間半ほどかかりました。

当初計画どうり、尾根道の縦走を続け、そのまま白鹿山へでてから戻ると

約3時間と少しかかるそうです。

その後自転車で、南田町まで帰りました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

松江の四季トップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/matsuesiki/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」トップページはこちらです http://yochanh.sakura.ne.jp/kodaiizumo/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウエブのトップページはこちらから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


真夏の嵩山(だけさん) 2010年7月29日

2010-08-01 16:38:56 | 松江の風景

松江市内から良く見える嵩山は 標高326メートルとこじんまりした山で、私が小学校の頃遠足で登った記憶があります。

私の実家に近く、しかも30分程度で登れるので、よく登ります。

真夏の夕方、蝉時雨の中をゆっくりと登りました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2

松江市内から見ると、涅槃佛のように見える山の胸の部分が「嵩山だけさん」

です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3 

山頂の布自伎美神社(ふじきみじんじゃ)です。誰も居なくひっそりとしています。蝉が煩いくらい鳴いています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo 

松江市内と宍道湖が見えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo 

東側には中海と大根島、その向うにゲゲゲの水木しげるのふるさと鳥取県境港市が見えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

72 

下山して、登山口付近の農地で気づいたのですが、畑にカラスが吊るしてありました。あまりのカラス被害に耐えかねたのでしょう。

昔建設会社のサラリーマン時代に、引渡し前の建物をカラスにいたずらされてかなり被害をこうむったことを思い出しました。からすの死骸を吊るすと効果テキメン、カラスはぴたりと来なくなりました。

カラスの死骸の模造品も売っています。でもこれは本物に見えました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_3 

山から下りるとちょうど大橋川に夕日が沈む頃でした。

日中はうだるような暑さでしたが、この頃は涼しい川風が吹いていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

松江の四季トップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/matsuesiki/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」トップページはこちらです http://yochanh.sakura.ne.jp/kodaiizumo/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウエブのトップページはこちらから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー