昭和新山 誕生物語
2年あまりで誕生した奇跡の火山
平成12年の有珠山噴火は記憶に新しい出来事ですが、有珠山山麓フカバ地区では昭和18年12月火山性地震があり、のどかな麦畑が突然隆起を始めました。
昭和19年6月より4カ月にわたり、17回の噴火があり、20年9月に標高407mの現在の昭和新山が形成されました。
当時は戦時中であり、世情不安を恐れ報道管制があり、一般に知らされ
ませんでした。
戦後地元郵便局長だった三松さんが元畑の地主より土地を買い取り、
今も個人の所有の特別天然記念物となっています。