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嵯峨野紅葉 その3 落柿舎

2006年12月05日 16時23分24秒 | 時の話題

 芭蕉 句碑 五月雨や色紙へぎたる 壁の跡 (落柿舎にて) 

 落柿舎 芭蕉が度々訪れた向井去来の遺庵

元禄の俳人 向井去来は芭蕉門下の高弟である。
去来は1687年以前に落柿舎を営んで、居とした。
現在の建物は1770年に再建したもであるが、園内に柿の古木、
有名俳人の句碑など多数がある。

  落柿舎 その名の由来
去来の「落柿舎記」によると庭に柿の木が40本あり、その柿の実が一夜のうちに
落ちつくした。

前日都の商人より受け取った柿代金一貫文は返却したと記されている。

本日柿の実は大半落ちていたが、門 本庵 次庵周辺の紅葉が見事に調和し
俳諧の地に相応しい風景であった。 11月27日

 柿残る 落柿舎たづね もみじ見る (詠み人しらず)

 


 昭憲皇太后 詩碑
加茂川のはやせの波の うちこえし ことばのしらべ世にひびきけり