徒然なるままに……日々の出来事を

身の回りに起こる驚きや、小さな発見

上野公園 (台北 故宮博物院展)

2014-09-30 | 散歩

 八月下旬、上野の東京国立博物館に「台北 国立故宮博物院展」を観に行ってきました。

もっと早く行きたいと思っていたのですが、今年の夏の猛暑に恐れをなし、出かける気力も失せてしまっていました。

でも 早く行かないと展示期間が終わってしまうので、小雨まじりの比較的に涼しい日に出かける事にしました。

平日にもかかわらず大勢の人々が来ていて、この展示会の人気の高さをうかがう事が出来ました。

本当に中華文明のすごさ・奥深さには、心打たれるものがありました。

もっと中国の歴史を知っていれば、より一層その素晴らしさがわっかたのではないかと思うと、少し残念にも思いました。

 

2~3年ぶりの上野公園でしたが、その様変わりにはビックリしました。

噴水がない  スタバがある  前より広々とした感じがする

いえいえ、噴水も少し小さくなってはいましたが、前より可愛らしくなってちゃんと在りました。

本当に素敵な公園に変わっていました。

 

 

不忍池

折角ここまで来たので不忍の池にも行ってみました。

ハスの花が咲いていて、とてもきれいでした。ほんのりと甘い花の香りも漂ってきました。

 

                                   

 

夕暮れ時の公園も素敵でした。

スターバックスのテラス席でコーヒーを飲みながら、しばし休憩。

 

 

残念ながら今回は行けなかったのですが、次回にはぜひ湯島天神や旧岩崎邸庭園にもいってみようと思いました 

 

 


アメリカ東海岸への旅  その5

2014-09-22 | 旅行

 ワシントンDCから飛行機でニューヨーク州のバッファローまで行きました

ワシントンDCには三つの空港がありますが、私たちが利用した空港は市内に最も近く、

日本の”羽田”のような位置にあります。ホテルから空港までは地下鉄で移動しました

ちょうど朝の通勤ラッシュにあってしまいましたが、こちらの人々は日本のようにぎゅうぎゅうに詰めては乗車しないのです。

まだ乗れそうなのに次の電車にするのです。

日本だったらもっと詰めて乗るのにと思い少し驚きました。

電車の本数が多いから?それともフレックスタイムがあるから?などと考えてしまいました

 

◆  ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港

地下鉄の駅とつながっていてとても便利でした。

ターミナルは波打つような形をしています。内部も開放感あふれる明るい感じで素敵でした

 

飛行機は国内便なので70人位しか乗れない小型機でした

飛行高度も低くずうっと緑の大地や川がみえていました。アメリカは本当に広~い

約1時間半のフライトで、無事バッファローに着きました

 

                   

空港からはレンタカーを借りてナイアガラの滝に向いました。

広い田舎道をしばしのドライブです。

アメリカ滝よりもカナダ滝のほうが雄大でいいらしいので、国境を越えてカナダに入る事にしました。

入国審査の所では長い車の渋滞が続いています。カナダの国旗が見えてきたのですが遅々として進みません。

………………………… 

パスポートを見せて簡単な質問に答えて終わりです。やっと通過することが出来ました。

 

◆  ナイアガラの滝

 

 

レストハウスからの眺めです。

 

 

 

アメリカ滝とカナダ滝がみえます。その雄大さには、一瞬息を呑んでしまいました

ものすごい迫力、水しぶきも凄いです。滝の水が落ちる”ドドッー”という音がより一層の迫力を増大させています。

世界各国からの観光客が大勢いましたが、皆その雄大さに感嘆の声をあげていました。

ナイアガラの滝(乗船ツアー)  

船に乗ってナイアガラの滝の近くにまで行きました

全員に赤いビニールのカッパが渡され、それを着てから船に乗り込みました。

(アメリカ側からでた船の人々は青いカッパを着ています。)

滝の近くにまで行くとまるで雨が降っているような水しぶきです  白い巨大な壁が煙りながら立ちはだかっています。

とても真っ直ぐ前など向いて立っていられませんでした。

カメラもずぶ濡れになってしまい写真もうまく撮れませんでした。

皆、一様に興奮状態でハイテンションでした

ずぶ濡れになってしまいましたが、とても心地よかったです

 

         

ナイアガラの滝を見た感動を胸に夜の飛行機でニューヨークに戻りました。

空港の近くにホテルをとってあったのですが、近いという事だけを考えて予約してしまっていました。

駅を降りてビックリです 道路には何人もの黒人がたむろしていて、なんとも不気味な雰囲気なのです

フラフラと歩いている人もいたり、「タクシー」などと声をかけてくる人もいます。

大きなトランクを持っているので観光客だという事は一目瞭然です。

まったくのアウェイです。アジア人すらいないのですから

幸いホテルは駅から近かったので緊張しながら急ぎ足で歩きました

何事もなくて本当によかったです。

 

泊ったホテルとホテルの前の道路

翌朝、近くを散歩してみました  道路にはゴミが落ちていたり何か殺伐とした感じがします

昨夜は暗かったのでまったくわかりませんでした。

人どうりの少ない所は避けて、大通りだけを歩きました。

どう見ても私たちはこの街の雰囲気から浮いています。

本当に緊張して歩いていたのですが、すれ違う時”Good Morning"と言われた時には、なぜかフッと和んだ気持ちになりました

アメリカのような多民族国家では、いろいろな人々がいるので相手が何を考えているのかわかりません。

そこで、フレンドリーに声を掛け合って自分は敵ではないんですよという事をアピールしているんだと聞いた事が有りますが、

まさに、その通りだと思いました

この旅でいろいろな所に行きましたが、この街も忘れる事の出来ない印象深い所でした

 

                                  

 

かなり強行な日程で、目いっぱいな所もありましたが、

なんのトラブルもなく無事に過ごす事が出来て本当に良かったです

世界にはいろいろな人がいて、いろいろな考えをしているという事を感じるとともに、

人間としての本質的な所は皆同じだという事も実感する事が出来ました。

短い旅行でしたが良い経験ができたと思っています

 

帰りの飛行機では、「映画を沢山見るぞ~」と思っていたのに………

不覚にも

 

無事に成田に着くことが出来ました

楽しい旅でした。 


アメリカ東海岸への旅  その4

2014-09-15 | 旅行

 フィラデルフィアからワシントンDCまでは、鉄道アムトラックで行きました 

ホテルからサーティースストリート駅まで約10分位。トランクを引っ張りながら早朝のフィラデルフィア市内を歩きました

人どうりも まだあまりなく、駅前の通りからは朝もやにかすむビル群が見えてきました。

街の中心街は車で通過しただけだったので良くわからなかったけれども、もしかしたらかなり大きな街だったのかも

これで、この町ともサヨウナラです

 

◆  フィラデルフィア 30th St. Station

 

駅構内は結構広く、大勢の人々でにぎわっていました。

中長距離の発着するターミナルだけあって、大きなトランクや荷物を持った人が多かったです

 

 

地下鉄と違って、ここでの改札は時間になるとホームに通じる通路のロープが取り除かれ、

キップを見せるという事もなく、各自ホームへと行きます

 

車内は、ニューヨークからワシントンDCに行く列車だけあって、スーツ姿のビジネスマンでいっぱいでした。

皆 パソコンに向って仕事をしているというかんじです。政府関係者?企業戦士?なぜか、皆かっこよく見えます

1時間30分位で無事ワシントン・ユニオン駅に着きました。

 

                                                   

 

 

☆  ワシントンDC

 

◆  ユニオン駅

ここも、大きな駅でレストランやショップの集まるショッピングモールが連なっていました。

グラウンドフロアーにある大フードコートには、世界中のファストフード店が集まっています。

もちろん日本食もありましたが、なぜかお店の人は中国人でした。

 

 

◆  国会議事堂(連邦議会議事堂)

ワシントンの中心にある白亜のドームをいただく建物で、緑あふれる公園に隣接しています。

まさに自由の国アメリカの象徴です。   向って左側(北)が上院、右側(南)が下院です。

  

 

内部の見学もできました。見学ツアーに申し込むと、20人位づつのグループになって説明を受ける事が出来ました。

赤いブレザーを着た人が案内してくれます。が、なにしろ英語なので……?????

内部はとても立派で美しかったです

アメリカの歴史が描かれた絵画が所狭しと飾られ、国に貢献した者の彫像が沢山陳列されていました。

夏休み中という事もあり子供ずれの人もとても多かったです。

          

(小さい写真はクリックすると大きくなります。)

 

◆  議会図書館

国会議事堂の隣にあり、世界最大の調査研究をするための国立の図書館です。

 

閲覧室です。実際に机にむかわれている方々が見うけられます

まるで映画のワンシーンを見ているようです。素敵でした

 

 

◆  最高裁判所

国会議事堂の東に隣接しています。                       国会議事堂から見たワシントン記念塔

 

 

◆  地下鉄

ワシントンの地下鉄は、近代的なデザインでとてもかっこよかったです

が、キップの買い方は複雑で難しかったです。乗車する曜日と時間帯で料金が異なるのです。

英語表記の自動券売機としばしの”にらめっこ”です

でもそれ以外は、安全で 清潔で 静かで快適でした 

 

 

◆  ホワイトハウス

 

さすが大統領官邸だけのことはありますね~。警備がとても厳重ですね  警官が何人もいました。

 

 

セグウエイに乗って観光している人々がいました  乗り心地はどうなんでしょうか

 

◆  ワシントン記念塔

アメリカ建国の父、ジョージ・ワシントンの偉業を称えて建てられた記念塔です。高さ169.2m、石造りです。

ワシントンDCでは、この塔より高い建築物を建てることを禁じている為に、これが最も高い建築物になるそうです。

 

 

記念塔からの眺めです。 国会議事堂とリンカーン記念館が見渡せます。

 

◆  第二次世界大戦記念碑

第二次世界大戦で犠牲になった兵士の魂、名誉が込められている記念碑です。

噴水を挟んで太平洋戦、大西洋戦に分かれ、真ん中の碑の下にある小さな池の周りには、

激戦地だった地名が刻まれていました。

真珠湾、ミッドウェー、グアム、ガダルカナル、レイテ、硫黄島、沖縄などなど……

平和の有難さをつくずくと感じるとともに、もう二度と戦争をしてはいけないと思いました。

 

 

◆  ポトマック川近くの桜並木

桜並木はポトマック川とつながったタイダルベイスンという大きな池の回りに植えられています。

上野の不忍池の4倍ほどの大きさだそうです。

桜の花が咲く頃にはさくら祭りが催され多くの人々が訪れるそうです 

 

◆  リンカーン記念館

第16代大統領エイブラハム・リンカーンを称えて建立された記念館。

壁面には、リンカーンのゲティスバーグでのあの有名な演説が刻まれていました。

……of the people, by the people, for the people……     いい言葉ですよねぇ~

 

◆  ベトナム戦争戦没者慰霊碑

黒の御影石の壁に、ベトナム戦争で犠牲となった男女の名前が刻まれていました。

碑の傍には電話帳ほどの厚さがある索引帳があり犠牲となった人の名前が掲載されていて、

亡くなった人の名前の位置を探すことが出来るようになっていました。

感慨深そうに慰霊碑を見つめている人々を見て、まだ彼らの心の傷は癒えていないのではないかと思いました。

東南アジアの人と思われる方々ーベトナム人??-が像の前にたたずんだまま動こうとしていませんでした。

  

 

◆  アーリントン国立墓地

数々の戦争で戦死した兵士やアメリカの国民的英雄など30万人以上が埋葬されているそうです。

身元不明のまま戦死した兵士を祀る無名戦士の墓もありました。

白い墓標が整然と並んできれいですが、なぜか悲しい気持ちになって来てしまいます。

こんなにも多くの人々が戦争の犠牲になっていると思うと、たまらない気持になります。

ゆるい坂を上がった所にジョン・F・ケネディのお墓がありました。

石盤型の墓石があり、その後方には今もなお燃え続けている永遠の炎がありました。

隣には寄り添うようにジャクリーン・ケネディ・オナシスのお墓もありました。

テラスを囲む壁には大統領就任演説の言葉が刻まれていました。

 

安らかに眠って下さい。 そして平和がいつまでも続くように見守っていて下さい。

 

                                

 

お天気がよく晴れていたので、すっかりと日焼けしてしまいました

色黒の私でもわかるくらいです。

一日中歩き回ったので足も少し痛くなってしまいました。

その結果わかった事は、アメリカ人の”自由”と”平和”と”安全”にかける情熱はすごいという事です。

戦争で亡くなった一人一人が、このアメリカという国を作り上げるうえで欠かせない力となっているのです。

そして、国もその方々に大きな感謝と敬意を示しているのです。

見学している私たちも、今ある社会、平和が彼らの犠牲と努力の上になりったているという事を感じずにはいられませんでした。

ここが首都だからよけいにそう感じるのかも知れませんが??

 

夕食はユニオン駅の大フードコートで、中国人の作る焼き鳥丼を食べました

美味しかったです

 

次はナイアガラの滝に行きます 


アメリカ東海岸への旅  その3

2014-09-05 | 旅行

 昨日一日中、ニューヨークを歩きまわったので、今朝は少し疲れが残ってしまいました

そこで午前中は、朝食もかねて近くのチェルシー・マーケットに出かけました

地下鉄の14th.St 駅から近いはずなのに道に迷ってしまい大回りする事になってしまいました

おかげで、観光地化した所ではない普通の街並みを見る事が出来ました。

チェルシーマーケットは旧ナビスコ工場だったところで、1990年代に改装再生され、

30を超えるレストランやお店が入りニューヨークの食トレンドの発信地となっているそうです

 

 

 

まだ開店直後だったので人影もまばらで閑散としていました。ここのレストランはサービスもよく

若い店員さんの笑顔も素敵で、親切だったので思わずチップもはずんでしまいました

日本ではあまり見かけないのですが、こちらでは、靴磨きのお店をたびたび見かけます。

ここのは簡単に椅子があるだけでしたが、結構立派な店構えのもありました。

ニューヨーカーのお洒落は足元からという事なのでしょうか

 

 ディスプレイが本当にきれいでした

            

 

 午後はいよいよ自由の女神へいきます

自由の女神はマンハッタン島の南に位置するリバティアイランドにあるので、

フェリーに乗っていかなければなりません。

ホテルからフェリー乗り場までは近かったので歩いて行きました。

途中にあるトリニティ教会も見学しました。

 

 

ウォール街の近くにある教会です。ステンドグラスが美しく、中は荘厳なかんじで立派でした。

フェリー乗り場は多くの観光客で、とても混んでいました。

日差しも強く、疲れがどっとでそうでしたが、以外にはやく乗船出来ました

本当にいろいろな国の人でいっぱいでした。

 

 

昔、アメリカに来た移民たちも同じように船からこの像を見て、新大陸への夢と希望をふくらませ

勇気ずけられていたと思うとなんだか胸に迫るものがあります。

本当にニューヨークだけでなくアメリカのシンボルなのだとつくづく思いました。

左上の写真を見ると大きさがわかると思いますが、台座の下の方にいるのが観光客です。(海のすぐ上の所に大勢います。)

 

これは、自由の女神から926mほど北のエリス島にあるエリスアイランド移民博物館です。

この島に移民局が設けられ、現在のアメリカ国民の祖先の多くがここを通って入国したそうです。

 

           

夕食はアメリカン・ステーキへ

ウルフギャングス・ステーキハウスへ行きました

老舗ステーキ店「ピーター・ルーガー」の元ヘッドウェーター、ウルフギャングが独立、オープンさせた人気店です。

28日間熟成させたお肉はとても美味しかったです 5~6cmはあろうかという厚さなのですが、やわらかくてとてもジューシーです。

やはりアメリカンなので量はとっても多かったです。デザートのシャーベットまでもが多いいのにはビックリ

 

 

 

お世話になったニューヨークのホテル。地下鉄の駅に近く便利でした。

 

 フィラデルフィア

ニューヨークから車で約2時間。フィラデルフィアにやってきました

あまり歩き回らなかったのでよくわからないのですが、緑豊かな落ち着いた所という感じがしました

 

 インディペンデンス国立歴史公園

  自由の鐘                                       独立記念館

大きな亀裂が入っているのでその音を聞くことは出来ないそうです。     ここで独立宣言が採択され、憲法制定会議も行われたそうです。

 

 

 

時間があれば映画「ロッキー」の舞台となったフィラデルフィア美術館に行って、

美術館の前の階段を駆け上がってみたかったです。残念~ 

 

以上、ニューヨーク~フィラデルフィア編です。

次は、いよいよアメリカの首都ワシントンDCに向います