第68回釣行 胆振方面漁港（07年9月14日）

ドン・キング（Donald "Don" King）
プロボクシングプロモーター。頭頂部の髪の毛を上方に逆立てた
独特のヘアースタイルで有名。
マイク・タイソンの世界ヘビー級タイトルマッチを手がけたり、
他の階級では実現しても王座が剥奪される事が多い
統一戦において、ヘビー級統一トーナメントを実現させるなど
ボクシング興行における立役者であり、やり手のプロモーター。

※参考：ウィキペディア（Wikipedia)





9月15日(土)積丹釣行の予定。
が、天気予報では雨。確実に雨。
なので9月14日(金)の仕事終わりで胆振方面釣行を強行する事に。

で、結果から言うと今回オレは渋いながらも
30UP×2本もあげたんだよね(T-T)。マジで。
という事で釣行記の方へ。


今回は久しぶりにデカロックの○さんとのコラボ。
急なお誘いでも出動してくれる"真の釣りキチ"○さん(笑)。

仕事を速攻で終わらせ、ペー君を乗せ胆振方面にダッシュ。
当然安全運転で。途中で夕食を摂り6時45分ポイント到着。

今日は温かくTシャツOK。風も無い。
さぁ期待を込めて1投目～の直後電話が。

○さん「今どこですか～？」
オレ　「今1投目キャストしたトコです～。」
○さん「釣れた？！」
オレ　「だから、今キャストしたトコですから。」
○さん「いや～、それで釣んなきゃダメでしょう。」

さすが○さん、超ポジティブだ！！
が！そんな事話してると
放置中のロッドからホントに生命反応が！

オレ　「ん？なんか・・キテる。キテる？」
○さん「じゃ、後20分くらいで行きますね～。」

結局こいつを釣り上げる事は出来なかったが
1発目でアタリくるとは中々いいかも。

その後もポツポツアタリはある。
しかし、例の如くフッキングに至らず。
喰いが浅いのか、チビすぎるのか、オレが下手なのか。
(後にオレが下手な事が完璧に証明された)

○さん来るまでに絶対釣らなきゃダメだろ～、
とペー君と頑張るもマ～ジでのらない！！！

そうこうしてると○さん登場。
久々のコラボに話もはずむ。
○さんはライトリグでの繊細な釣りをしてる。
５gのリグが重く感じるらしい。
それに対し、オレとペー君は『漢の釣り』を敢行。
だってスピニングの感覚忘れたんだも～ん。

すると○さん、着いて早々にソイGET。
すごい！凄すぎる！
オレにもアタリはチョクチョクあるのに、とにかくフッキングできない。
今回はその辺のテクをかなり○さんに教えてもらった。

オレは生命反応を感じたら、抜けるのが怖いので結構喰わせてから
オリャっとフッキングを試みていたが
○さんは即アワセでGETしてる。コツ・ドンみたいな。
フックの選択やシンカー止めのアドバイス、ワームの付け方なんかを
アドバイスして貰ってホントに勉強になった。

その後も全然フッキングできないオレを尻目に
順調に釣果を伸ばす○さん。
このポイントに来ていつも思っていたのだが
『穴探しでしか生命反応無いけどホントか？』
『多発するアタリを全部フッキングできれば相当楽しいだろう』
『上手い人はやっぱりこの状況でもフッキングできるのか？』
本日答えが出た。
上手い人はフッキングする！
上手い人はスイミングでも釣る！
以上！！
そしてもう一つ、上手い人は海を３Ｄで感じるらしい。
ん～奥が深い！

やっぱりボトムだね。フォールではこないね。
とか話してると『フォールでキタ！！』と○さん。
しかも結構重そう。でも途中で元気無くなったらしい。
そして上がってきたのは・・・・

30UPウグイ！！海で釣れたウグイ初めて見た！
渓流でもこのサイズは見たこと無かったな～。

そしてペー君も『釣れた釣れた釣れた～♪』

マゾイ。ペー君はここでマゾイばっか釣ってる気がする。

オレ、まだ釣果無し。
ヤバイ！こういう雰囲気ダイッキライだ！
こういう事態だけは避けたかった！！

しかし『自分だけ釣れない』なんて以上に深刻な事態が
オレに迫っているとは、この時誰が予想しただろうか。

ほどなくしてオレにもやっとこ1匹目。

ドンコだね①。まぁ、こっから調子出るんじゃないの～。

ペー君2匹目。

またまたマゾイ。　ソイ、釣れて、いいね・・・。

そして○さん、「けっこうイイ引きだ～」とロッドをイイ感じに曲げて
引きを楽しむかのように巻き巻き。
「オレかっこよくな～い」を連発する○さん。
ええ。確かにカッコいいです。
超ウラヤマシイっす！！
そしてあがってきたのは・・・

↑良型29cm！いいな～！

そして又ペー君。

ドンコ。ここはドンコが濃いな～。
なんだこの色！

そしてオレ。
堤防から5～6mのトコに段差があり、その辺のボトムで
アタリが頻発する。そこでチョイリフト～フォールとか
してると中々のアタリが！

ドンコだね②。しかも30ジャスト。
オレ、ここまでドンコしか釣ってないんですけど・・・

今日のオレの釣り方がドンコにマッチしてるんだろう。
という事で、ミノーMカタクチでスイミングを試みる。
しかし明らかにアタリの数が減ってしまった。
やはりアノ釣り方がいいのかな～？

アタリも無いのはサビシイしな～と、もう一度リフトフォール
inボトム釣法に切り替える。
ワームはやっぱりスイミングマレット。

ここで結構イイアタリが！
ロッドがグィーっと絞られた！
○さんをマネ、速攻フッキング！のった～。
結構暴れてるし、次はソイだろ～と思いながら巻き巻き。
水面まで来てバシャバシャ暴れてる魚を見て
○さんも「これは大丈夫だ！(ソイだ！の意)」と一言。
が！あがってキタのは・・・・

ドンコだね③。しかもデカイね。
測ってみると・・・

33cmドンコなり！腹もパンパンだ！！
現場では32cmだと思ったが、写真見ると明らかに33cmだ。

○さんからも「デッケー」と感嘆の声が。
３連ちゃんでドンコを釣るオレ。しかもソイを釣ってない。
しかも順調にサイズUPしてる現実・・・。
あたりに漂う異様な雰囲気・・・。

○さん「なんか湿っぽくなってきちゃったね。」
オレ　「なんかスイマセン。」
○さん「こりゃ、ドンコの40UP狙うしかないんじゃないか～。」
オレ　「絶対にイヤです！」
ペー君「元気出せ～！」
なんだこの会話！

この後、ペー君はイイ感じのクロソイGETしてるし↓。

↑27cm。こういうのだよ！オレが釣りたいのは！！


↑相変わらず○さんは大小おりまぜながら、ポツポツ釣ってる。

もう、いい加減ドンコ釣りたくないので、2人とチョットだけ離れた
ポイントで1人やってたらボトムからの早めな巻き上げで
ドン！っとキタ！速攻フッキングをきめ、巻き巻き開始。
が、グィングーンと潜られて・・・と思ったらブツんとラインブレイク！
なんじゃ？！今の！！
巨ソイ？！とか思いながら2人のトコに戻って状況を話すと、
「ドンコ40UPだったんじゃないの～」
こんな事ばっか言って、全然信用してくれない。
まぁ、ドンコしか釣ってないオレだししょうがないか。

またまた3人並んでやってると、ビビビっとソイっぽいアタリが。
さっきよりは軽い引きだな。

ドンコだね④。声も出ない・・・。
が、上の写真でリグってる○さんがキャスト後すぐに・・・
「なんか、これヤバイかも。」と言いながら巻き巻きしてる。
そしてぇぇぇぇ・・・・

ドンコWヒット完成！！
これぞ夢の架け橋！！わけ分からん・・・。

この瞬間オレに、
『ドンキング』の名を襲名する事が全会一致で決まった。
ドンキングとは・・・ドンコ王、ドンコ・キングの事なり。

んで、TOPページのドン・キング画像につながる訳だ。
「yasu君、髪型変えなきゃダメだね。」と○さん。
「そうですね！！(爆)」

○さん、昨日散々"ドンキング"って話してましたが、
ペー君は何のことかわからなかったそうです。
「ドンフライは知ってるけど、ドンキングって何？」と
今朝聞かれました(笑)。

結局この後、潮もとまってきてアタリも無くなり10時40分に終了。

ペー君：釣果6匹(内1匹ドンコ)
○さん：釣果無数(内1匹ドンコ)
オレ　：釣果4匹(内4匹ドンコ)

『歴史的な釣行に同行できて良かった』と○さん談。
『逆にスゴイ事だよ！』とペー君談。

オレは今回、積丹と太平洋の「ソイの引き比べ」をしたかったのだが
調査データ無しで終了となった。
ただこれだけは言えるのは、
アタリの元気さは確実に太平洋に分があるだろう。

でも積丹データは先週1回のみなので、
また明日(日曜夜)積丹調査予定。
積丹にはドンコいないし、呪いを除霊してきます。


ちなみに、○さんと別れた後
やはりソイの引きを味わいたい為、一本防波堤＆勇払マリーナを
を目指したのだが真っ暗の中、行った事も無いトコに
着けるわけがない！さんざん道に迷った挙句、あきらめて帰札した。

※ドンコ好きの方、連絡頂ければ釣り方教えます。