北の野鳥散歩道

水彩画と絵手紙の空間というブログでしたが、タイトル名を2023.4.17から北の野鳥散歩道に変更いたします。

国民栄誉賞

2018年03月03日 | その他

政府は、平昌オリンピックのフィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手に対し、国民栄誉賞を授与する方向で最終調整に入った。

当然だなぁと思う反面、他にもいるんじゃない?と言う声も上がってますね。


過去にスポーツ分野で国民栄誉賞を辞退した二人の選手。


イチロー選手は過去に、メジャー1年目で衝撃的デビューを果たしてMVPなどを受賞した2001年、

メジャー最多安打記録を更新した2004年の計2回、国民栄誉賞を打診されたものの、断っています。

一体、そのような名誉な賞を断るのはなぜだろう。


しかしそこには、イチローらしい理由が隠されていた。

2001年は「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」

2004年には「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下する」としている。




“世界の盗塁王”福本豊氏(65)

政府が国民栄誉賞を考えてるって聞いたから、『立ちションベンもできんようになるがな』っていいましたわ。

ボクはあの頃、酔っぱらったら(立ちション)してたからね。

国民の手本にはならへん、無理や、ということで断わりました」

 
その裏には、他の軽い気持ちから出た言葉とは違う、賞に対する真摯な思いがあった。

その後、数多くの受賞者が出た今も、その思いは変わっていないという。



「ボクは、麻雀はするし、タバコも吸うし、悪いことばかりしてましたから。

受賞してたら、ちょっとしたことでも、ああだこうだいわれたり書かれたりするでしょう。

他の受賞者にも迷惑がかかるから、やっぱりもらわんで良かったです」



イチロー選手や福本氏が語った国民栄誉賞の重荷を羽生君が背負わなければいいけど・・・・・・




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