goo blog サービス終了のお知らせ 

雪国olive

積雪・寒冷地でのオリーブ栽培記録
現在10品種を育てています。
その他お庭づくり、ベリーのことなども

ここなつのガーデニングメモ

・ピース 花が終わったら追肥と庭植え
・ピエールのお礼肥とマルチング
・グラウカ植え替え
・7月半ば頃柑橘類に追肥
・アジサイ植え替え

香港旅行記 最終日

2005年04月16日 | 旅行記
5時半 起床。うっ、強烈に寝不足です。だるい体であわただしく身を繕い、荷物の最終チェックをする。

6時半 義姉の家を出発、空港へ向かう。駅まで義姉が送ってくれました。空港へは直通のエキスプレスに乗るんですが、その駅で飛行機のチェックインができ、荷物も預けれるんですよ。とっても便利!

7時半 空港到着。朝飯を食う。朝粥にはさすがに飽きたので、トーストとエッグとサラダにしました。フレッシュオレンジジュースが寝不足の体にしみる~

8時半 空港内のお店をチラッとのぞく。手ごろな値段のお菓子があったので、お土産に買いました。そうこうしている間に、おっと!時間に遅れそうだぜ。あわてて出国審査と手荷物検査に向かう。

9時 焦って出国審査でもたついてしまい、集合時間結構ぎりぎり。前に香港に来たときもこんな感じだったんだよなぁ。成長してない。なんとかそこをクリアして次は手荷物検査だ!・・・と思ったら、ここでもストップがかかる。えー、なんか変なの入れてたっけか・・・と思い返していると、職員の男性が近づいてきて、手をチョキの形にしながら口元に持っていき、「ドゥ ユー ハヴ ア シガー?」とか言うんですよ。というか、この時は手荷物検査所の喧騒の中で、「シガー」って聞こえたんですよね。
不審に思いながらも、私「No,I don't」そしたら、その職員、急に怒り出してバッグを開けろ!って言うんですよね。えー、タバコなんて持ってないけどなぁ。つーか、飛行機にタバコ持ち込んだらダメなん?・・・ともかく、特に抵抗も抗議もせず素直に従う。しばらく中をゴソゴソかき回していた職員さん、ほら、あったじゃない!って勝ち誇ったカオで取り出したのは・・・化粧ポーチの中に入れていた眉切りバサミでした。そのときになって、あー、シガーじゃなくてシザーか!と納得した私。結局ハサミは没収されちゃいました。ちっこいやつだから凶器になんかならないのになぁ。

9時半 ようやく出国。さらば香港。今回は結構たのしかったよ。またゴハン食べにくるね~。

2時 日本到着!いやぁ、やっぱり寒いわ。香港仕様の薄着だったのでちょっとつらい。行きは飛行機で来たが、帰りは新幹線なのでこれからがまた長いのです。とりあえずエキスプレスで東京駅へ。

3時 東京駅に到着、時間まで晩飯を買いに大丸デパート地下へ。今まで香港のド派手な駅ばっか見ていたせいか、東京の駅は全体的に真っ白で殺風景な感じがする。でも人はめっさうじゃうじゃいるんだけどね。私の自宅は田舎なので、祭りでもない限りはこんな数の人は見ることができません。ちょっとコワイ。
晩飯には、あなご寿司と中華風角煮バーガー、同居人はお惣菜の煮込みとから揚げ弁当を買いました。

4時半 新幹線に乗る。降りる駅までは3時間程です。寝てたんでよく覚えていません。

8時 駅に到着。うー、寒い!! でも家まではまだまだなのです。ここから高速バスにのってさらに2時間。その中でも爆睡でした。

10時半 同居人の友人にバス停まで車で迎えに来てもらって、ようやく自宅に到着! いやぁ、疲れました。特に国内移動がつらかった。今度旅行するときは、ぜったい飛行機にしよう。


以上です。ん、今回の旅行は全体的に楽しかったよ。特に食事がおいしかった。また行きたいなぁと思います。・・・反日デモがおさまったらね。




香港旅行記 三日目②

2005年04月06日 | 旅行記
3時 スタンレーマーケット到着。同居人と別れ、一時間ほど自由行動をする。市場なんで衣料品とか靴とかいろんなものが売っているんですけど、旺角(モンコック)の女人街とかと違って欧米人の往来が多く、比較的安全らしい。値段も女人街よりチョイ高め。だけど割と安心して一人歩きできました。そういやここにくる途中の道すがらも、香港には珍しい一戸建ての家があったりして、どうもここは高級住宅地らしい。走っている車も、タクシー以外は高級外車ばっかりです。
 ここでは生徒たちへのみやげ物と、自分用の中国雑貨を探しました。思う存分歩き回って、生徒たちへはティシュケースを、私はスリッパを購入。ティシュケースは一個$10ですよ!安い!!素敵なチャイナ服なんかも手ごろな値段でたくさん売ってあって、買っちゃおうかかなり迷ったんですけど、・・・やっぱりどこで着ていいかわからないのでやめときました。だって部屋着にするにはちょっと派手だし、上着しかないし・・・。洗濯したら色落ちとかばんばんしそうだしね。でもでも、他にもアクセサリーとか、バッグとか小物とか、見るだけでとってもたのしかった!

4時 同居人と落ち合って、二階建てバスに乗って地下鉄駅まで戻り、いったんホテルに帰る。
 同居人はオーシャンパークでの疲労のあまり、自由時間の間ずっと、海辺のカフェで休んでいたとのこと。えーっ、もったいない!せっかく来たんだから、市場の雰囲気を楽しめばよいのに。それにしても香港のバスは運転が乱暴です。二階の一番前の席に座っていたので、ちょびっと酔ってしまいました。

5時 ホテル到着。あー疲れた!シャワー浴びてちょっと休むか!・・・ってことで部屋に入ろうとしたら、あれ?カードキーが使えなくなってる。スペアのカードキーでも全く反応なし。困ったなぁ。私の英語力でなんとかなるんだろうか。甚だ不安でしたが、ここはフロント行かないとどうにもならんので、とりあえずレッツトライ。
"We are going to stay for three days, but we can't use this card key."
"Room number please."
よかった。通じたみたい。手元の端末を見ながらなにやらキーをたたくフロントの男。・・・そして数分の後。
"#%=+%#$tky3f&H5hdv%&#sbon#&&djkgoiu35"
"・・・ぱ、Pardon?"
"#&UFY%$%& not enough money 35kj$&GJ$H"
あっ、お金足りないんだ!・・・でもおかしいなぁ。義姉さんが事前に予約してくれていたはずだし、最終日に精算のはずじゃないのかなぁ。でも、そこら辺の事情を英語で説明は至難の技だぞう。義姉さんとも連絡付けられないし・・・。しゃあない。ここは・・・
"How much?"
"$2000"
にっ、二千ドル!?そんな金、持ってないよう。どーしよ。でも、荷物もパスポートもまだ部屋の中にあるし、とりあえず、払うしかないの・・・・かなぁ?
"Can I use credit card?"
"Yes"
うーん、なにやら納得できない気持ちでぷんぷんですが、とりあえずコレでその場は収まり、無事に?部屋に入ることができました。後で義姉の香港人のお友達に事情を話して、確認してもらおうっと。

6時半 しばし休憩の後、ばっちりメイクし直して義姉のマンションへ向かう。コインの種類や地下鉄の乗り方にもすっかり慣れました。マンションでは、4年ぶりに義兄とも再会。お変わりなくてよかったです。

7時半 両親と義姉夫婦、姪っ子と義姉のお友達、それに私たちの総勢8名で、香港で一番おいしいとかいう海鮮料理の店へ向かう。義姉のお友達が、な、なんと個室を予約してくれていて、テレビ付の部屋でゆっくり食事が出来ました。メニューを決める前に店内にあるでっかい水槽の元へ行き、これから食う魚介類を直接自分の目で選ぶことの出来るシステム。でっかいのやらちっさいのやら、さながらミニミニ水族館のようです。しばらくあーでもないこーでもないとやっていましたが、少々ニオイがきつくて、ワタクシは早々に部屋に戻ってお茶を飲んでおりました。そーゆーのは現地の方と専門家に任せるにかぎります(同居人の父は釣りキチ、母は料理の先生なのです)
 十分な吟味の末に出てきたお料理は・・・美味かった!まずは金華ハムやら貝柱やら鶏肉やらをじっくり煮込んだスープ。朝鮮人参とかも入ってて温まる感じ。ロブスターのチリソース炒め。ぷりぷりしてる。白身魚の蒸し料理。出汁しょうゆを掛けて食べるんだけど、あっさり味で日本人にもなじみやすい味。シャコの丸ごとガーリック揚げ。このシャコがまたデカイ!!30cmはゆうにあります。もちろん水槽の中にもコレがたくさん泳いでいましたが、その様はまるで宇宙からの襲来者って感じでした。食い応えはロブスター並ですが、味は普通にシャコで、カニ肉に似た甘みがあり、ガーリックチップによく合っていた。このガーリックチップをあらかじめ少し残しておき、先ほどの出汁しょうゆと一緒にご飯に掛けて食べるのがまたうまい。日本では少々お行儀が悪い事なんだけど、香港ではいわゆるぶっかけ飯っていうのはごくごく普通のことなんだって。香港のお米は細長くて独特の風味があるインディカ米で、スパイスや油には本当によく合う。ぜんぜん違和感無く食べられました。
 そのほかにも鴨のローストとか、アレコレたくさんご馳走になって、大満足の晩飯でした。

10時 最後の夜なので、今晩は義姉の家に泊まらせてもらう。代わりにホテルへは両親が泊まりました。その際、義姉のお友達がホテルへ同行し、先ほどの「お金足りない」の件についてフロントに問い合わせてくれました。それによると、三日泊まる予約をしていても、前金だけでトンズラするお客がいるから、予防策としてカードのコピーをとらせてもらっているのだ、とのこと。えー、そんなの理由としては不自然だし、ありえない!って思ったけど、香港の人って、自分のミスをよく適当にごまかすらしいし、まぁ、カードの控えは破棄してくれるって言っていたようなので、いいことにするか?来月2000ドルの請求がきたら覚えてろよ~。
 その夜は義姉夫婦と私たち、久しぶりに若者同士で夜更けまで話し込みました。明日は空港に向けて朝6時半に出発だっつーのに、寝たのは3時ぐらいだった。時間の経つのはあっという間です。

明日はいよいよ日本に帰るぞよ~。

香港旅行記 三日目 ①

2005年03月29日 | 旅行記
8時半 起床。ばっちりメイクして、1階のカフェにてバイキング形式のの朝食をとる。外国人がたくさん泊まっているホテルなので、お粥や麺はもちろんのこと、トースト、クロワッサン、クラッカーなどなど、何でもあってわりとおいしかった。思わずたくさん食べちゃいました。会計はチェックアウト時にまとめて払うので、レシートだけもらったんだけど、値段を見てびっくり。二人で訳3000円だよ!一人1500円だよう!いやぁ、おいしいはずです。・・・っていうか、私あんまりホテルで食事したことないんですけど、コレって普通の値段なんですの?

10時30分 オーシャンパーク行きのバスに乗る。香港名物、二階建てバス。せっかくだからと二階に陣取りました。日曜日なので、バスの中は家族連れでいっぱい。こりゃぁ、ちょっと混んでるかもしれないかなぁと心配です。現地まで30分少々の道程。香港島の反対側にあるテーマパークなので、観光地ではない、一般の住宅地の様子を見ることが出来て興味深かった。

11時 オーシャンパーク到着!早速入場するぞー!・・・と思いきや、同居人が入場チケットの磁気テープが認識できず、止められる。今まで書いてなかったが、コイツ地下鉄とかで結構引っかかるんです。帯電体質なのか?新しいチケットに取り替えてもらってようやく入場。とりあえずマップを調達してどこを回るか検討する。パークは山の上と下で二か所にわかれており、ケーブルカーで往き来をするもよう。私たちは現在山の上のエリアにいるようなので、とりあえず水族館系を中心にまわることにする。

11時30分 アシカとイルカのショーを見学。広東語の他に英語の放送もあったが、よく理解は出来なかった。それでも結構楽しかったです。前座でバンドの生演奏があったり、おなじみ観客の参加コーナーとかもあったり。日本ではこういう場合、子供を優先させて参加させるもんだと思うんですが(イルカと握手させたりとかね)、ここでは若い大人の男性が二人選ばれていました。いいなぁ、私もやりたかった・・・と思ったけど、考えたらわたくし、広東語は全くわからないのでダメじゃん!それにしてもイルカって、頭いいんだなぁ。マイク向けられて、キュイキュイ鳴いていたのがかわいかった。

12時 シャーク・アクアリウム(要するにサメの水族館)を見学。人気スポットなので、なかなか混んでいました。その名の通り、中はサメだらけ!こいつら共食いとかせんのだろうか。ホオジロザメとかジンベイザメとかのでっかいのはおりませんでしたが、シュモクザメ(頭がトンカチみたいなやつ)は何匹か泳いでいました。こうして間近で見ると、めちゃかっこいい。でもこいつら肉食なんだよなぁ。

1時 昼食。どこで食うかで30分ぐらい彷徨い、一番地元っぽい店で鴨のローストのせご飯を食す。遊園地にありがちな、ほとんどファーストフードみたいな店だけど、それでもおいしかった。量が多くて全部は食いきれなかったけど。

1時半 海洋館を見学。香港島の周辺に住むお魚たちの水族館です。タツノオトシゴがいて、とっても可愛かった。尻尾を海草に巻きつけるあたり、ラブリーです。あとはまぁ、でっかいのやらちっさいのやら色々と。

1時45分 もうひとつのエリアに行くために、ケーブルカーに乗る。4人掛けの小さいボックスに、真ん中につかまるためのポールがついています。ちょうどスキー場のゴンドラみたいな感じ。ゆーっくりしたスピードだったので安心していたんですが、ステーションを出たとたん急に猛スピードで上昇し始めたのでびっくり。高所恐怖症の同居人は、隣でガクガクブルブル状態です。それがまた、香港ならではの岩山の断崖絶壁の際を走るケーブルカーで、知らなかったとはいえ同居人にはかわいそうなことをしたが、海風が気持ちよくて景色も最高だった。写真ばしばし撮りました。

2時 とりあえず、本日の目玉、パンダを見学しに行く。日本の動物園のような、殺人的混雑を予想していたものの、そんなことは全くなく、パンダまでノンストップでたどり着く。別料金もとられなかった。んで、どうだったかといいますとね。

・・・感動した!!!!!!!

すげぇ。とにかくすげぇよ。何がすげぇって、パンダが寝てなくて、おまけに笹食ってんだよ!パンダの笹食うとこ、生まれて初めて見ました。本当に笹食うんだなぁ、といまさら関心。観客とパンダとの間にあるのは胸までの高さの鉄柵のみで無粋なガラスなどは存在せず、とっても開放的ななかで思う存分鑑賞してきました。写真も撮ったよ!笹竹から葉っぱをむしりとるその様は、まるで焼き鳥の串から肉を引き抜くおっつぁんのようでした。いやぁ、満喫した!

2時半 感動を引きずりながら蝶の館と鳥の公園を鑑賞し、満足してオーシャンパークを後にする。タクシーに乗って、20分ほど離れたところにあるスタンレーマーケットへ向かった。

 

香港旅行記 二日目

2005年03月24日 | 旅行記
8時半 モーニングコールにて目覚める。夕べ決死の思いでフロントに電話をかけ、ベラベラブック片手に'Wake up call at eight please'などとお願いしちゃった割には、コールの声は'Morning call'の、いたって無愛想な男性の声でした。・・・いや、別に何か期待していたわけではないんだけどね。

9時半 義姉のマンションに集合。両親と共に飲茶を食いにいく。予定ではちょっと高級なおいしいお店に行くはずだったが、開店が11時からで残念だけど断念。第二希望の店に向かう。ちょっと庶民的だけど、おばちゃんたちがせいろをいっぱい乗せたワゴンを押してて、いかにもホンコンって感じだった。えび餃子、にら餃子、春巻きなどのお馴染みはもちろん、えびやチャーシューを餅粉で作った皮に包んで蒸したもの、いろんなシュウマイ、タロイモの饅頭、焼きビーフンなどなど、朝飯と昼飯を兼ねて食いまくった。特においしかったのは、ベトナムのフォーみたいな雰囲気の、牛肉入り麺!このスープに豆板醤を溶かして食べるんですが、いやぁ、おいしかった。あと、ピータン粥や、香港ではよく食されている青菜を上湯でゆでたものもうまかった。最後にデザートとして、ゴマ団子とマンゴープリンを食う。このマンゴープリンがまた絶品!日本のものって、どうしてもマンゴーのくせが強く残ってて苦手なんだけど、さすが本場、とってもまろやかでおいしかった。昼前におなかいっぱいになってしまいました。晩飯までハラ空かしておかねば。
ちなみに、香港ではこのようなワゴンタイプの飲茶店は消滅しつつあるようで、大概のお店はメニュー見てオーダー式になってきてんだって。こっちの方が雰囲気あるし、楽しいのになあ。

一時半 義姉の案内でおいしいエッグタルトの店があるというチムサーチョイ(漢字忘れた)という町に向かう。しばらく繁華街をうろうろするも、件の店見つからず。どうも改装中で営業してないらしい。本日二度目の断念。その後、義姉や両親と別れ、同居人と共にショッピングする。カオルーンパークの隣の中国雑貨の店に入って、かわゆい箸セットと、餞別をくれた叔母へ小物のお土産を買う。チャイナ服も欲しかったが、同居人に「いつ着るの?」と的確なアドバイスを頂き、思い直した。中国っぽい柄のスリッパがあったら欲しかったのだが、それは見つからなかった。
続いて、せっかくだからと香港最高級ホテル、ペニンシュラのアーケード街をのぞく。シャネルだのエルメスだのヴィトンだの、わたくしには特に縁の薄いお店が並びまくってます。しかしプラダの店にて、同居人がネジやクリップなんかをつなげて作ったキーホルダーに一目惚れしてしまい、まぁ、旅行だしねと思い切って購入。キーホルダーに約3万円。恐るべしプラダ。でも可愛いから許す。ペニンシュラを彷徨ったのち、適当に出口を見つけて出たら入ったところと別のトコで、見事に道に迷う。30分以上うろうろし、チムサーチョイを歩きまわっていたところ、香港在住の日本人らしき女の人が見かねて声をかけてくれて、やっと地下鉄にたどり着く。予定ではその後モンコック(旺角)の女人街あたりを歩くつもりだったけど、精神的にも肉体的にも疲れ果てていたんで、本日三度目の断念。晩飯の待ち合わせで義姉のマンションに向かう。マンションの地階のデパートでよい土産品が無いかと探したが、日本系なので日本のものが多く、義姉に教えてもらったパンダクッキーを何箱か買って土産の購入は明日に延期する。

五時半 義姉の香港人のお友達も合流して、彼女おすすめの北京料理の店に向かう。彼女は日本語が堪能なので、会話にはまったく苦労がなかった。私たちに香港のお菓子をプレゼントしてくれて、「わー、わざわざありがとうございますー」とお礼を言ったら、「いえいえ、つまらないものですが・・・」とのこと。いまどきの日本人より、よっぽどキレイな日本語しゃべります。丁寧語、尊敬語、謙譲語もほぼ完璧。かなりの勉強家で、常にメモ帳を離さず、私たちの日本語で何かわからない単語があると、すぐ聞き返して必ず文字を確認しメモる。家に帰ったら、さらに辞書で調べるんだそうです。すげぇ。家庭教師として見習いたいところですな。
北京料理、うまかった! さすが地元の人お勧めだけのことはある。おなじみ北京ダック、食ったのは2度目だけど、前回より断然うまい。小龍包、絶品。おごってもらったので値段はわかりませんが、きっとかなり高価だっただろうと思います。全体的にとても上品な味付けでした。
隣のフロアがやけにやかましいと思ったら、結婚式の披露宴をやっている模様。ご本人の等身大の写真の立て看板が立っていました。日本ではホテルの広間が主流だけど、香港ではこんな地下街のレストランでもやるらしい。フランクな感じでよいかもね。

7時半 食事の後、金鐘(アドミラリティ)駅のビルにある西武デパートをちょっとのぞいてみる。さすがに日本人好みの良さ気な服がたくさん売っているが、ちょっとしたTシャツでも9000円ぐらいして、買うのは止めた。せっかく香港に来たんだからと思って、服買おうと色々見てるけど、暑い国のせいか、全体的にはっきりした色味のものが多いです。中間色のシンプルなシャツなんて、どこにも無いね。

10時 ホテルに戻る。一日の汗を流し、今晩はおとなしく寝ました。いやぁ、よく歩いたなぁ。

香港旅行記 第一日目。

2005年03月23日 | 旅行記
旅行してきました。いやぁ、中国人ってエネルギッシュよ。今日から4回にわたって感想等々、旅行記を書きたいと思います。

3月18日

朝7時15分、馴染みのペットホテルが犬を迎えに来る。本当にここの送迎サービスは便利です。今回は無理を言って朝早く迎えに来てもらったので、お礼も兼ねて忘れずにお土産を買ってこなければ。

9時、羽田に向けてフライト。同居人は高所恐怖症なので、隣でカチンコチンに固まっています。手を触ったら、手のひら汗でじっとり。毎度のことなんだけど面白いのでいつも確認しちゃいます。

10時50分、成田に向けてリムジンバス乗る。時間ぎりぎりでした。間に合ってよかった。途中木更津を通り過ぎ、ドラマの木更津キャッツがダイスキな同居人は妙に興奮気味。赤い橋どっかに見えないかなーと思って窓の外ずっと眺めていましたが無論見えませんでした。

12時半、搭乗手続きを終えて空港内レストランで昼食をとる。機内食も出るし、明日からの中華三昧にそなえて控えめにぶっかけそば。ふと隣を見ると、同居人がヒレカツカレーと掛けそばのセット、おとうさんは掛けそばと寿司のセットを食ってた。よく食うよ。昼食後、時間まで空港内のショッピングエリアを散策する。立ち寄ったカフェでショコラショー、同居人はエスプレッソとパンプディングを食った。ほんとによく食う。うえっぷ。旅行中はいつも便秘がちになるので、ファイバーのサプリメントを買った。今回は食事目的の旅なので、カロリーカットのサプリも準備してます。

15時半、いよいよ香港に向けてフライト。今回の航空会社は香港に本社のあるドラゴンエアーです。これで2回目の利用。前回は仙台発のエアバスだったので、国内線の飛行機に毛が生えたぐらいのちっちゃいやつでしたが、今回はジャンボジェットだったので、広くてテレビもあって比較的快適でした。途中Mr.インクレディブルの放映があったので試しに見てみる。以前エイリアンvsプレデターを映画館に見に行ったとき、同時に上映していたのがコレ。あの時はどっちを見るか相当悩んで結局エイリアンの方にしたけど、その選択は間違っていたことが判明。割と面白かった。中国語名は、「超人家族」です。

20時半、いよいよ香港到着!空港まで義姉と姪っ子が迎えにきてくれた。直通列車で地下鉄のセントラル(中環)駅まで行き、そこからタクシーで義姉のマンションのあるタイクーシン(太古城)まで向かう。驚いたのは、タクシーの運転の乱暴なこと!渋滞の狭い道路をすげぇスピードで突っ走っていったときは、ちょびっとだけ死を覚悟しました。義姉のマンションは日本系のデパートの上に建っていて、地下は地下鉄の駅とつながっているという最高の立地条件なんだけど、香港はそもそも土地が狭いので、大概のマンションは地階がデパートか商店になっているらしい。義姉や姪っ子へのお土産を渡し、少し休んでからフォートレスヒル(炮台山)にあるシティガーデンホテルへと向かう。義姉の家には両親が泊まるのです。義姉から、「ヘボいからあんまり期待しないでね」と言われていたので、ホテルに何も備え付けていなくてもいいように洗面具などしっかり用意していったのだけれど、なかなかどうして、23階のお部屋はわれら一般庶民にとっては十分な広さでございました。

22時、ちょっとだけホテルの周りを散策してみる。ゴテゴテした極彩色のネオンの看板は、今にも上からジャッキー・チェンが落ちてきそうです。遅い時間なので大通りの店はほとんど閉まっていたけれど、路地わきの怪しい飯屋とかはしっかり営業していて、現地の人がたくさん食事していました。英語の通じない雰囲気がぷんぷんしていたので、ちょっと小腹は空いていたがチャレンジはしなかった。まぁ初日だし、コレくらいで許してやるか・・・・と思って帰ろうとしたら、方向オンチの同居人が見事に迷い、私も相手に任せていたので位置が把握できず、二人で30分ほどうろうろする羽目に。いらぬ体力を使ってしまった。よく成田離婚とか言うけど、こういうことがきっかけなんだろうなぁとふと思う。

24時、泥のように眠る。香港の人って、夜でもカーテン閉めません。よって、家の中で何しているかが丸見え。そっと観察してみると(別にのぞきしてたわけじゃないよ)、それぞれの人間模様が垣間見えて興味深かった。後で姪っ子に聞いたら、香港では夜でも明かりが煌々とついていると、そこのうちはリッチなおうちだということになって、わざと明かりのついているところを見せ付けるためにカーテンを引いたりしないのだということ。100万ドルの夜景の裏側に、こんな人間くさい事情があったとは。とはいえ、その明るさも長旅の疲労の前では何の障害にもなりませんでした。

二日目につづく。