【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

一人暮らしを始めて一週間が経った。

2019-04-06 14:11:10 | 日記
4月5日

新たな拠点に移って一週間が経とうとしている。

幸いなことに、食料確保には困っていない。即席麺にも頼らず、買い食いもせず、ほぼ自炊ができている。が、このやる気がいつまで持つだろうか?



家賃35000円。自分のような貧乏学生には懐に痛い額だが、家具付きなのだから安いと言っていい。レンジ、洗濯機、テレビ、冷蔵庫、ロフトベッドまである。

大家さんにはタイミングがあわず、未だ遭遇していない。まるでホテルかと思うような、消耗品のサービスの数々にまずお礼が言いたい。ラップ、ふきん、窓の防犯グッズ、トイレットペーパーにバスグッズ一式という至れり尽くせり。大家さんの人の良さが伺える。




この拠点の何より素晴らしい点は、上階に友人が住んでいるということだ。近場で食料の調達できる場所、大学へのルートはすべて友人に教わった。お礼のつもりで手料理を振舞ったところ、手土産と称してお菓子を持ってきてくれる。律儀だ。これでは恩返しにならない。

なんとか一人で大学までたどり着けるようになった。

これまでは行きも帰りも友人に付き合ってもらっていた。さながら小学生の集団登下校である。

「今日一人で学校行けた!」というラインには「おめでとう!一年生卒業だね!」と返信が来た。さながら小学生の(以下略)




自分が料理の面白さを知っている人間でよかったと思う。自炊は何より安上がりだ。しばらくコンビニ弁当や学食の世話になるつもりはない。

何より買い物が楽しい。100円はもちろん、20円引きのえのきにテンションが上がる。

安いからと買った外国産の米はパサついていていまいちだったが、うまく工夫して食べる方法を考え出すのがまた楽しい。汁気のある丼物が特に強い。マーボー丼などよかった。

昨日は平成たぬき合戦ぽんぽこを見ながら、3人も家に友人(一人は正確には友人と呼んではいけない立場の方だが)を招いてカレーパーティーをした。広い部屋ではないから人口密度がすごいが、誰かと食べる飯はうまい。

誰かに食わせるつもりで作った飯のほうがうまい。




ぽんぽこは昨日初めて見た。

と、言うのは少し正確さに欠けるかもしれない。

小学校の図書館に、ジブリ映画の小説版があって、それで見た。とはいえ小学生向けの、あらゆる漢字に振り仮名が振ってあるようなやつだ。内容も大幅に省略されている。

人間に住処を奪われた狸達が、化ける能力を使って森を取り戻そうとする、といった内容である。



ハッピーエンドの物語とは言いがたい。何度も見たいとは思わなかったが、百鬼夜行のシーンは印象的だった。

化かす、というのは、自分の身を変えているのか、それともそう見せているだけなのか、どちらだろうか?



今日は土曜日だから、世界ふしぎ発見が見られる日だ。

実家では、デジタル放送に変わったときからテレビを見ていないので物珍しいのだが、知ってる番組がそもそも金ローとふしぎ発見とダーウィンが来ただけである。

テレビはあってもなくても構わないものではあったが、ただ一つ困るのは、電源が点いてなくてもコンセントが刺さっているとモスキート音がすることだ。少々気になる。



明後日には学校が始まるのだが、まだ課題が終わっていない。

課題のことを教授が忘れていることを願うばかりである。

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