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平成19年1月11日(木)



末廣亭の二之席がスタートした


《旧暦11月23日》

※お正月の二之席にヤツガレの着物を着用してくれた♪

★いよいよ、本日より新宿末廣亭の夜席のスタートでありますっ!
何しろ出番が深いのは光栄でありますが‥‥、昼夜入替なしというシス
テムなので夜の深い所では演るネタが限られて来るので困ってしまうの
だね。ま、軽いネタの蔵出しというか古いやっていないネタを再発掘し
なければならない、ここはひとつ、頑張るかっ(^O^)/

★楽屋入りしてすぐにお席亭に挨拶をしにテケツへ行った。2月下席の
夜主任(トリ)の前売り券の依頼をするためだ。とりあえず100枚作
ってくれることになった。あれって、結構面倒なんだ、ハンコを押す作
業って意外や手間の掛かるものだけど、多分2、3日中にこさえてくれ
るはずだ。ヤツガレはポスターをこさえてお席亭に許可をもらわなきゃ
ならない。あゝ、またまた忙しくなるネ。この芝居は夜席なので昼間を
活用しよう。

★楽屋で働いている古今亭ちよりんちゃんの着物を見て、はっとした。
着ている着物はヤツガレが若い頃に着ていたものだよ、そう、二ッ目に
なるかならないかの時だった。先輩に『もう、二ッ目ならウールの着物
はみっともないよ』と、言われたことを覚えている。だから袖を通して
何度も着ていない着物だったんだ。クリーニングしてそのままになって
いたものをちよりんちゃんプレゼントしたものだった。とにかく男物の
着物は太ると着られなくなっちゃうので役立って嬉しい次第だ(^_^)
ちよりんはヤツガレに『この着物は師匠に頂戴したものです、お正月で
すので着させて頂いています』だってよっ!嬉しいこと言いやがるね♪

★古今亭ちよりんちゃんと林家たこ平くんは今年の5月下席から二ッ目
に昇進する、芸名は二ッ目になっても変えないそうだ。修業というもの
は不思議なもので、りよりんを見ているとちゃんと太鼓が叩けるように
なっているんだね。太鼓はセンスがないと上手くならないんだ、太鼓の
下手な奴は落語そのものも上手くない、リズム感がない奴は駄目なんだ。
楽屋で働いている前座で数人、センスのない子が居るんだねぇ、気の毒
だけどこのまま噺家を続けるのはどうかな?と思う前座が何人かいるん
だよ。もし、ヤツガレがその子の師匠だったら早めに廃業させると思う、
勝手なことを言うようだけどその前座さんの将来を考えたら辞めたほう
が良いと思う人が居ることは確かなんだ。ヤツガレが言う立場じゃない
だけにつくづく我らの稼業は因果な商売だと思いまする(@_@;)

★主任の小三治師匠の初日のネタは「小言幸兵衛」だった。面白かった
なぁ、楽屋の連中が笑うのだから面白いんだよ(笑)、つまり噺が新鮮
である証拠だ、ちょいとしたクスグリが客席では左程受けていなくとも
楽屋が馬鹿受けになるのはマジで面白いからなんだ、いつもと手法を変
えているからヤツガレ達は受けるんだ、落語はマジで面白い物だ(^^ゞ

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コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (勢朝です。)
2007-01-13 05:45:37
『ちよりん』ちゃんは、楽屋で『のび太』(サムライ日本の及川さんの方です)に似てると話題になり・・師匠の『菊千代』さんから「あなた髪の毛伸びたから、切って来なさい」とタロを渡されたのに「あの~楽屋で『のび太』に似ていると言われて、馬風師匠とかにも喜ばれているので・・」と、拒否をした見上げた娘です。その時の『菊千代』さんのとどめの言葉「切っても似てるから、切りなさい」には笑いました。「楽屋は小ネタの宝石箱や~!」
 
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