去年1年間で5本のホイールを使いました。
ホイール難民でした代表です。
シマノデュラ―エスC50
YOELEO
CADEX
YOELEO
ROVAL
5セット装着しました。
それぞれ良い所と悪い所が多々ありましたので難民化しました。
シマノデュラ―エスは本当に素晴らしいホイールでした。
2年ほど使いましたがこれほどいいホイールは中々出会わないですね。
良い所
硬すぎず進むます。体に優しく進みます。一般の方もプロも使えるスポークが金属性はかなり良いです。
悪い所
出だしの加速がリムの硬さで違う感じです。
交換した理由 CADEXの評判がよく使って見たかったので交換しました。ただ数か月かかるのでその間テストホイールでYOELEOを数か月使いました。
売り物で無いYOELEOですがワイドリム化をする時に世の中に出る前に色々チェンジする時に内緒で出してもらいました。23mm内径のリム仕様です。
良い点
リム内径が23mmでコーナー曲がった時の安定性が良かったです。乗り味もそこそこいい感じでした。
悪い点
硬い・リムが硬い人生で2回目のリムが硬い感覚がありました。ニップルホールが無いフルカーボンモデルはリムが硬いです。同じ距離で乗ると出だしは良いですが後半お尻が痛くなるほどです。
リムの内径が23㎜になり空気圧落として乗れば乗り心地が良いと言っている方も多いですが 実際に乗り比べると空気圧の問題でないですね。リムが硬いのはどうしようもないです。
待ちに待った期待度フルマックスCADEX!!これで某有名選手に走り負けないと信じていました。
良い点
とにかく速いです。進みます。カーボンきしめんスポークは最高に風を切ります。まるで円盤ホイールなのかと思えるほど進みます。
悪い点
硬いです。進むのは硬いです。人生3回目の硬いと感じました。2カ月ほど使いましたが人生で一番の短命ホイールでした。横風も食らいます。まるで円盤ホイールに乗っているかのように横風食らいました。
ハンドルをしっかり握いっていれば大丈夫ですが気を抜いているとダメです。
カーボンスポークを使うメリットは一般ユーザーはにまだまだ見えてこない感じです。
ソコソコ走れる方私ぐらいのライダーでは使いこなせませんので当店でサポートしているライダーさんに使ってもらう事になりました。その方は滅茶苦茶速いので使いこなせる感じです。
YOELEO SAT C50 DB PRO NxT SL2 改良されたモデルが出まして試してみる事にしました。
良い点
良く進みます。前より硬さを感じません。軽いしよく転がります。
悪い点
まだまだリムが硬いです。ニップルホールが無いのでやっぱりねと思いました。
中華のホイールも少しですが乗って見た感想です。やはりリムは剛性高めです。プロ選手クラスが練習やクリテで使うなら十分です。価格は安いので高級ホイールで転んだりすることを思えば使って見る価値あります。
初めてのホイールチェンジで15万予算ならアルミリムを選択するよりはるかに軽くエアロ交換もあるのでおすすめです。ただ15万クラスのホイールが40万クラスのホイールと同じ重量かそれ以上に軽いため性能が高い物を滅茶苦茶安く買ったと思ってしまうと思います。
けして一流メーカーのホイールとは違います。開発にすごい時間とお金がかかっています。同じくらいの事をすれば価格はほぼ同じになります。
あくまで開発コストを下げる事により軽量で良いホイールを作っている感じだと思います。
一昔の安かろう悪かろうではないですので安心して使ってもらえる強度はあります。
難し論争ですがカーボンスポークの利点は軽量とエアロですが金属スポークの良い所はやはり乗り味と転んだ時の耐久性です。カーボンスポークは見た目にはわからないクラックがあるとそのうち折れます。折れた時が怖いです。
あと金属スピークよりは確実に硬いです。今のところ出来る限りお客様の乗り方に沿ったホイールの選択をさせて頂いておりますのでスタッフにご相談ください。
最後にROVAL CLXを履きました。全ての悩みが吹っ飛びました。
リムの硬さ・進み具合全ておいて私の乗り味にぴったりです。実際にひとつ前のCLX50に乗っていましたので良さはわかっていますが12速した時にデュラエースを使ってグランツール制覇したので使って見たくなり手放しました。
その後色々履きましたが フレーム変えたりして難民化した経験がDISCホイールの良しあしをわからせてくれました。
転がりはハブだと思っていましたがシマノホイールの開発時に聞いた ハブの転がりは前作とそこまで差が無いと言っていました。
今回の新型はリムがかなり違うとのことでしたが 手で回したときにハブの回転が相当良かったのでハブでしょと思っていましたが たくさん使って思ったことはハブも大事だが リムの良しあしで相当変わります。
結局はどっちも大事でしょと思いますがリムが良くないと乗り味・反応が変わりますね。
色々賛否はあると思いますがあくまで使って見た個人の意見ですので参考までどうぞ。
「足がある人は硬い物でも特に不満ないと思います。反応が鈍い物は好かない事が多いです。」
「少し走れるようになった人は 空力も硬さも大事ですが 乗り心地も大事です。」
重さも軽けりゃいいわけないです。軽けりゃ楽に速く走れると思っていましたが実際に今使いいるのは1500g以上重量があります。けして軽くないですが坂も十分気持ちよく登れます。
最後に
足がある人は カーボンスポークで軽量化された剛性の高い物を選択するべき
それなりの方は ロードバイクに乗っているロングライド・サイクリングを楽しむ方がほとんどだと思います。
そんなサイクリストには リムに穴が空いて 硬さを逃がす 金属スポークが妥当な選択だと思います。
多少重くてもいいリムを選んだ方が最終的は楽しいが手に入ると思いますよ。
結局おすすめなのはこれだった!!