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泉 類冶(いずみ・るいじ) 神父

2008年02月19日 | テレビ番組

2月17日のテレビのクイズ番組で、泉類冶神父が出てきた。フランシスコ・ザビエルの子孫という紹介で。

テレビでもビデオ出演して言っていたが、「洗礼を受けていなくとも結婚式が出来る」ことを日本で始めて導入した人だそうだ。泉神父は本名というか旧姓はルイス・フォンテスSマギーネス。何を隠そう、私どもの結婚式の神父様でした。33年前、上智大学のクルツールハイムで式を挙げたときの神父様でした。今回初めて、未だ日本(山口市)に居られ、かつ、フランシスコザビエルの末裔と知りました。

神父を紹介してくれたのは、当時の会社の同僚K君だった。神戸のお菓子屋か菓子箱やの息子で、マンションによく泊り込んでいた。定年退職と聞いている。

神父自身も自ら本も書かれているようで、早く読んでみたいと思います。


BS11スタート

2007年12月02日 | テレビ番組

12月1日、BSデジタル11がスタートした。NHKBS2と紛らわしいが、BSデジタル11はビックカメラが80%弱を出資する、「日本BS放送」である。チャンネルは211である。

コンセプトは『人と人との出会い』

編成方針は、「大人向けの24時間綜合編成」、ターゲットは「団塊世代中心の30代以上のおとな」、「生放送主体」となっている。12月1日、2日観て見たが、コンセプトが伝わってくる。面白くなりそうな予感。大人がテレビに戻ってくるか!

同じ日BSデジタル12もスタートした。こちらは三井物産が100%株主。三菱商事のショップチャンネルに対抗したテレビ通販番組のようだが、この種の番組は食傷気味。暇な主婦しか見ない。

BS11!頑張って欲しい。その理由は今は詳しくは言えない。


タオ

2007年11月17日 | テレビ番組

BSジャパンで「タオ・老子」の番組を見る。伊那谷に住む加島祥造の番組。映像と朗読による「タオ」もまた良い。

加島祥造は20年前に、横浜から移り住む。もともと英文学者であったため、「老子」の英文訳を読み、老子にはまる。

私も、5年以上前に、筑摩書房の『タオ』を買い、感動し、いろいろな人に勧めた。加島祥造の本は最近また売れ出しているいるようだ。

第9章「さっさとリタイアする」......何もかもぎりぎりまでやらないで、自分のやるべきことが終わったら、さっさとリタイアするのがいいんだ。それが天の道に沿うことなんだ

第13章「たかの知れた社会なんだ」......僕らは人に褒められたり貶されたりしてびくびくしながら生きている。自分がどう見られているかいつも気にしている。しかしね、そういう自分というものは本当の自分じゃなくて、社会にかかわっている自分なんだ。。。。。でもそんな自分とは違う自分がいることを知ってほしいんだ。

第17章「最上の指導者」......一番上等なリーダーは自分の働きを人々に知らさなかった。その次のリーダーは人々に親しみ、褒めたたえられ、愛された。ところが次の時代になると人々に恐れられるリーダーが出てきた。さらに次の時代になると、人々に侮られる人間がリーダーになった。。。最上のリーダーはね、治めることに成功したらあとは静かにしている。すると下の人は、そのハッピーな暮らしを「おれたちが自分で作りあげたんだ」と思う。

第67章「三つの宝」......私は三つの宝を持っていて、それをとても大切にしている。その一は愛すること、その二は倹約すること、その三は世の人の先に立たぬこと。。。。。深い愛が無くて、なお勇敢に振舞おうとしたり、蓄えも無いのにやたら気前よくばらまいたり、後にいるのをやめて無理に先頭に立ったりすれば、これはみんな早いとこ墜落することになるのさ。

2500年前の内容と思えない。解説はしない。

先日行った香港・マカオも老子を生んだ中国だが、およそ『タオ』の世界とはかけ離れた世界だった。老子が見たらどんな印象か?

最近のテレビは、(新聞もややそうだが)、内容が実にくだらない。だから『タオ』のような、番組がふえるのであれば地デジもいいかと思う。それにしても、江原何がしのインチキ番組と大食い選手権は何とかならないものか。


化粧筆

2007年02月04日 | テレビ番組

昨日の日テレの深夜番組「未来創造堂」では、広島県安芸郡熊野町の白鳳堂の筆職人とニューヨークのメーキャップアーティスト安藤広美の話を放送していた。熊野には化粧筆のメーカーが4社ある。その一社が白鳳堂だが、私が推薦するのは、新興のメーカーだが、中国からの出稼ぎ職人ではなく、日本人が作る化粧筆にこだわる『KIHITSU』だ。唯一の伝統工芸士がいる。

JALの機内販売誌「JALSHOP」でも熊野町の化粧筆を販売している。スチュワーデスの「いいものすすめ隊」企画だが、「本当は後付けのやらせではないか?と言ったら、「本当にスチュワーデスが見つけてきた」という。一応信じよう。

私が『貴筆』に薦めているのは、健康維持に役立つ『健康筆=SUSTAINA』だが、実現するだろうか?

久しぶりに八重洲ブックセンターで本の纏め買い。気分が良い。御立尚資著「使う力」=この種の本は最近買わないことにしているが、ある筋と知り合いなので購入。コリン・ジョイス著「ニッポン社会入門」。森生 明著「会社の値段」。吾妻博勝著「回転寿司・激安ねたのからくり」。さとうち藍著「ふるさと野菜礼賛」。大成博文「マイクロバブルのすべて」。


2007年01月29日 | テレビ番組

フジテレビで、短歌を詠む死刑囚と窪田空穂の交流のドキュメンタリー番組をやっていた。数十年前新潟である人の奥さんを手にかけ、服役するが、学校の先生の奥様の紹介で、新聞の歌壇に投稿するようになり、空穂と個人的親交(直接はではないが)を結ぶ。生涯千首以上の歌を詠み、死後歌集がでる。

犯罪者とその被害者の関係については、いつの世も難しい。番組の中でも言っていたが、犯罪者が真に罪を償うのは、結局自分の死をもってしかないということだろうか。

番組に出てくる人間的にも本質的に変貌を完成した死刑囚を観る時、死刑廃止論を考えさせられる。この問題ほど情緒的に判断できない問題はないが、新しい裁判制度で民間人が裁判に参加する時、果たして冷静な判断ができるか、自分も自信が無い。日本人の性格から言って、両極端(刑を軽くするか極端に重くする)に大きくぶれる可能性が強い。

3畳一間の空間で、万一短歌とめぐり合わなければ、あのような安らかな死を迎えられなかったことを想像するにつけ、無趣味な自分を考えると考え込んでしまう。

いつも書くが、死刑と同じく(場合によってはそれ以上)悲惨なのは冤罪である。今映画化で話題の、痴漢のうそにより冤罪で1年以上刑務所に服役して出所後、本をしたためた被害者の本を見る。許せない。