はぐくみ幸房@山いこら♪

「森を育み、人を育み、幸せ育む」がコンセプト。株式会社はぐくみ幸房のブログです。色々な森の楽しさ共有してます♪

山の神

2016年01月07日 | 現場技術・安全管理・道具のお話

 師匠の仕事始めは1月7日。

 この日は、山に行って、お供えをしたり、作業道に日本酒をまいたりしていました。

 今では、師匠と直接連絡を取ることもなく、年賀状でやり取りするくらいですが、毎年1月7日になると、「今年も事故や怪我がないように気を付けよう!」と気持ちが引き締まります。

 この日だけでなく、日々、気を引き締めないといけないんですが・・・

 一般的に林業で山の神を祀る日は12月12日らしく、地方によっては1月12日だったり、11月7日もしくは17日だったりするところもあるようです。

 以前、12月12日にとある伐採現場に行ったら、

 お供えをしていました。

 12月12日は山の神様が木の本数を数える日なので、山に入ると木として数えられるため、山から降りられなくなるから(木の下敷きになるから)山に入ってはいけない・・・という言い伝えがあります。

 

 林業(伐採)が盛んだった頃の現場では、山の神様を祀る祠がありました。

 

 当時は、数年かけて伐採することもあったので、作業の安全を祈願したりするために祀られていたようです。

 

 山の神様は女性で、とても醜いとされています。

 なので、女性が山に入ると、山の神様が嫉妬して、災いが起こるという話もあるようです。

 そして、自分よりも醜い「オコゼ」という魚をお供えするというお話もあります。

 あと、里の神はとても美しいので、女性が里に入っても、嫉妬しないので災いが起きないとか・・・・

 と、師匠に聞いた話で、あまり古事記とか読まないので、詳しいことは知りませんが、他のネットでも似たようなことがかかれているので、だいたい合っていると思います

 ただし、里の神様はわかりませんね~

 もしかしたら、からかわれていただけかもしれへんし・・・。

コメント (1)
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