26号線の風に吹かれて

50歳半ば好奇心旺盛なオヤジの独り言・・・

☆法の正義と道義的責任・・・・・

2012-08-31 09:50:15 | インポート

☆取引先企業との商取引を停止するにあたり

感情的なしこりと、後処理の決済方法について

当社と相手方の主張が食い違い、法的な場に解決を求める!と

先方の社長から一報が有り、それならば・・・・と

こちらも弁護士のM先生に相談し

昨日、ご同行願い先方の社長に面談に・・・・・

話がもつれ、感情的な展開になる事も予想していたが

いざ、顔を突き合わせて話し合いの場を設けると

極めて常識的な対応をしてくださり、こちらも「法」をかざして

応戦することもなく、おだやかな話し合いに終始できた。
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今回の件では、「正義」と「妥協」との

折り合いについて考えさせられた。

まぁ、よくある話ではあるが

法に基づく「正義」の名のもとに

何のお咎めもなければ、それがすべて正しい決着か?という事。

そこは企業同士と言えども、窓口の人間対人間

そして、同じ業界で飯を食ってる経営者同士の「道義的」な

決着の仕方がおのずと存在する。

そこへの過程において、運び方を間違えたり

ボタンをかけ違えたりすると、今回のように弁護士にご登場願い

双方の立場を一度明確にし、感情をニュートラルに戻してから

話し合う方が、解決の糸口を見いだせやすい。

ともあれ、先方の社長の良識のおかげもあり

何とか折り合いのつく着地点は、見いだせた話し合いにはなりました。

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