キリンが2年ぶりに首位 第3のビールでアサヒ抜く
2009.4.10 11:37
ビール大手5社が10日発表した1~3月期の
ビール類(発泡酒、第3のビール含む)の課税出荷数量で、
キリンビールがアサヒビールを逆転したことが分かった。
キリンがアサヒを抜くのは平成19年1~3月期以来、
4半期ベースでは2年ぶり。
キリンは消費者の節約志向を背景に需要が拡大する割安な第3の好調のほか、
ビールの堅調さがけん引した。3位争いでは、サントリーが、
サッポロビールを抑え3位を維持した。
キリンのビール類の課税出荷数量は前年同期比1・3%増の
3442万3000ケース(ケースは大瓶20本換算)で、
アサヒは同6・7%減の3271万9000ケース。ビール類のシェアは
キリンが37・7%で、アサヒを1・9ポイント上回った。
キリンは3月に改良発売したビール「一番搾り」が1・7%増加したほか、
第3でも「のどごし<生>」が16・2%増と好調だったのが寄与。
一方、アサヒは第3で「クリアアサヒ」が4・1倍と販売を伸ばしたが、
「スーパードライ」が10・4%減少したのが影響した。
一方、サントリーの出荷数量は2・5%減の
1178万ケース(シェア12・9%)、
サッポロは8・5%減の1159万ケース(同12・7%)で
サントリーがサッポロの逆転を許さなかった。
2009.4.10 11:37
ビール大手5社が10日発表した1~3月期の
ビール類(発泡酒、第3のビール含む)の課税出荷数量で、
キリンビールがアサヒビールを逆転したことが分かった。
キリンがアサヒを抜くのは平成19年1~3月期以来、
4半期ベースでは2年ぶり。
キリンは消費者の節約志向を背景に需要が拡大する割安な第3の好調のほか、
ビールの堅調さがけん引した。3位争いでは、サントリーが、
サッポロビールを抑え3位を維持した。
キリンのビール類の課税出荷数量は前年同期比1・3%増の
3442万3000ケース(ケースは大瓶20本換算)で、
アサヒは同6・7%減の3271万9000ケース。ビール類のシェアは
キリンが37・7%で、アサヒを1・9ポイント上回った。
キリンは3月に改良発売したビール「一番搾り」が1・7%増加したほか、
第3でも「のどごし<生>」が16・2%増と好調だったのが寄与。
一方、アサヒは第3で「クリアアサヒ」が4・1倍と販売を伸ばしたが、
「スーパードライ」が10・4%減少したのが影響した。
一方、サントリーの出荷数量は2・5%減の
1178万ケース(シェア12・9%)、
サッポロは8・5%減の1159万ケース(同12・7%)で
サントリーがサッポロの逆転を許さなかった。
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