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消滅の光景 第16回ミレニアム信仰でセクター連邦軍を震撼させている地球に存在する塔を、連邦軍情報部は、霊科学者カド博士のアンドロイドに、コバルト爆弾をしかけ地球もろとも破壊しょうとした。

2020年10月24日 | 消滅の光景
SK消滅の光景■セクター宇宙連邦軍、ビット大佐の目下の悩みは、奴らの流入だ った。まったく奴らミレニアム信徒はひきも切らさず、この星へやってくるのだ。 一体、何のためにこんな辺境の星へ
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消滅の光景 第16回ミレニアム信仰でセクター連邦軍を震撼させている地球に存在する塔を、連邦軍情報部は、霊科学者カド博士のアンドロイドに、コバルト爆弾をしかけ地球もろとも破壊しょうとした。
 

消滅の光景 第16回

作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所

http://www.yamada-kikaku.com/

 

滅びの戦士達はガーディアンを見て、ひるんだ。

 

 逃げる間もなく、ガーディアンは両手を振り落とす。にぶい音が

して、ホーもろとも、滅びの戦士は押し潰され、肉片の混った機械が、地

面に激突する。

 

 超能力少女ラミーとカド博士の精神的支配から脱した、助手アンドリドタクは

立ち上がり、塔の壁ににじり寄る。

 

「いかん、爆発する」

 カド博士は絶叫した。

 

 閃光が夜の闇を貫いた。

 

と思った瞬間、。そのエ永ルギーは塔に吸収され。逆に塔は自らエネルギーを解放し、光り輝いた。すべての人々はその光に目がくらみ、大地にひれ伏す。

 

 滅びの戦士の円盤機はモの膨大なエネルギーの流出の前で・、瞬時

に消滅した。

 

 三、四分の間、誰も動かない。

 

 

 大地に倒れているチヒロ中尉の側を動くものがある。頭をあげ、、様子

を伺う。

 

 ガーディアンが塔へ接近する。壁の前まで行ったかと思うと通り

披けた。

 

 助手アンドリドタクは消滅している。

 

ラミーは気を失なったままだ。チヒロはカ

ド博士の方を見た。カド博士は起き上がっている。

 

「コバルト爆弾の爆破エネルギーをあの塔は吸収したんだ」

 

「何という恐るべき物体だ。地球全体を爆破するエネルギーを」チヒロ中尉は独りごちた。

 

「その恐るべき塔に我々は立ち向わなければならない」

 カド博士はゆっくりという。

 

「ひとまず、連邦軍の宿舎へ引き上げましょう。滅びの戦士の攻撃 

 でどうなっているかわかりませんが」

 

  チヒロは気絶しているラミーを抱き上げる。幸い、電磁ヤリは横

 をかすっただけのようだ。

 

怒りの声が聞とえてきた。先刻、チヒロがホーから突き落とした滅びの

戦士が罵声を発している。

 

 「裏切り者め」

 

 「そうだ、我々セクタし人o祖先に対する裏切者だ。我々の生存ラ

.イyを立ち切ろラとしでいるのだぞ、お前達は」

 

「何だって」

 

 「お前達がごの地球に来たおかげで、あの塔は賦活してしまったのだ」

「もっと詳しく話せ、おい」

 

滅びの戦士は口を閉じてしまった。

 「だめだ、死んでしまった」

「博士、今の彼の言葉の意味は」

「わからん。私の意識も混乱している」

 

  戦士の体はチヒロの見ている前で、灰になった。

 

 連邦軍の駐屯地も打撃を受けていた。

 

滅びの戦士の円盤機の攻撃は容赦なかった。チヒロ中尉は連邦軍の一軍団を呼ぶことを決意してい

た。その考えに水をさすように霊科学者、カド博士が言った。

 

 「君が、一人でキムの宿へ出掛けた時、私は熟慮の上、情報省の″オヤジ″

に連絡をとった。すぐに第一師団を指し向けるように進言した。私

は危機が迫っている事を感じとっていた」

 

「滅びの戦士の円盤機を全機、消滅してしまったのですよ」

チヒロ中尉が言う。

 

滅の光景 第16回

作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所

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