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源義経黄金伝説■第7回★

2016年02月27日 | 源義経黄金伝説
源義経黄金伝説■第7回★ 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 言うが早いか、弁慶は、背中から引き抜いた薙刀を一閃していた。 普通の人間ならば、真っ二つである。 が、弁慶の薙刀には、手ごたえがない。 目の前にあるはずの、血まみれの体も残ってはいない。 「はて、面妖な」 「ふふっ、ここだ、ここだ」  弁慶の後ろから声が聞こえて来る。 すばやく、背後を見返すと、橋げたのうえにふわりと牛若が . . . 本文を読む

源義経黄金伝説■第6回

2016年02月26日 | 源義経黄金伝説
源義経黄金伝説■第6回  京都・鞍馬堂宇で鬼一法眼が、西行を待っていた。 「おお、ここだ、西行殿」 「おお鬼一法眼殿、息災であられるか」 「西行殿も、歌名ますます上がられる。うれしい限りだ。それにあの遮那 王、教えがいがある。よい弟子を送り込んでくれたものだ」 「牛若、いや遮那王はそれほどまでに」 「そうじゃ、仏法など、とんと興味がないわ。俺が教える武法のみ。さすがは 源氏の頭領、源義 . . . 本文を読む

義経黄金伝説■第5回★

2016年02月24日 | 源義経黄金伝説
義経黄金伝説■第5回★ 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 十五年後。永暦元年(一一六〇) 今年57歳になった法師が、山道を登っている。  京都、鞍馬山僧正ヶ谷である。山肌に木の根が血管のようにごつごつと現れている。  激しく武者修行をする牛若の前に、法師が一人現れていた。 かぶりもので牛若(うしわか)には顔が見えない。 「牛若殿、元気であらせられるか」 「はっ、あなた様は」 . . . 本文を読む

アイランド■第12回■

2016年02月23日 |  アイランド
アイランド■第12回■作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所  ザタワーは、サンチェス島上空にあったキラー衛星の消失を確認していた。  首相室に今度は、シモンズが呼びだされた。  「シモンズ君、君のあの大言壮語はどうしたのかね」 「首相、申しわけありません。潜水艦の方からも連絡がないのです」 「話によると、サンチェス島は、レインツリーの要員、コロラドの領地と聞いているが」  「おっしゃ . . . 本文を読む

源義経黄金伝説■第4回

2016年02月23日 | 源義経黄金伝説
源義経黄金伝説■第4回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所第1章永暦元年(一一六〇)今年42歳となった西行は、北面の武士当時、同僚であった平清盛を訪れている。京都六波羅かいわいは、まるで平家の城塞都市である。平家親戚一同が甍を並べ、藤原氏をはじめとしての貴族を睥睨している。平家にとって武力は力であった。 清盛と話す西行から、奥座敷の方に、幼児と母親がかすかに見える。(なにか、面白い話か、ある . . . 本文を読む

源義経黄金伝説■第3回

2016年02月22日 | 源義経黄金伝説
源義経黄金伝説■第3回第1章 一一八六年 鎌倉八幡宮    1  文治二年(1186)四月八日のことである。 鎌倉八幡宮の境内、音曲が響いてくる。「京一番の舞い手じゃそうじゃ」そこに向かう雑色ぞうしきが仲間と声高に話していた。相方がこれも声高に答えた。「おまけに義経が愛妾とな」「それが御台所様のたっての願いで、八幡宮で舞うことを頼朝様がお許しになられたのそうじゃ」「大姫様にもお見せになるというな」 . . . 本文を読む

高師直塚 伊丹市 Kono Moronao hillock Itami-shi,Hyogo-ken 0335

2016年02月20日 | 日本の美しき風景
高師直塚 伊丹市 Kono Moronao hillock Itami-shi,Hyogo-ken 0335 高師直塚 伊丹市 Kono Moronao hillock Itami-shi,Hyogo-ken .Kono Moronao hillock Itami-shi,Hyogo-ken .There are "Moronao hillocks" IN Route 171 of natio . . . 本文を読む

Harada Shrine ,Toyonaka,OSAKA.原田神社 豊中市 0378

2016年02月20日 | 9VAe , Free animatio
Harada Shrine ,Toyonaka,OSAKA.原田神社 豊中市 0378 Harada Shrine ,Toyonaka,OSAKA.原田神社 豊中市 Before about 1300 years, it was established the time of the Emperor Tenmu (672-686) .This shrine collected cordial . . . 本文を読む

源義経黄金伝説■第2回

2016年02月19日 | 源義経黄金伝説
源義経黄金伝説■第2回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・Manga Agency山田企画事務所 明治元年(1868年)よりさかのぼる事、690年前 1180年(治承4年)四国白峰。 老僧が荒れ果てた神社の鳥居の前に佇んでいる。鳥居から見える四国瀬戸の荒海はひゅひゅうと音を立てて荒れすさんでいる。 「ようやく参りましたぞ、崇徳上皇様、しかし、この荒れよう、いかにかなら ぬものか。上皇様、上皇様 . . . 本文を読む

源義経黄金伝説■第1回

2016年02月18日 | 源義経黄金伝説
源義経黄金伝説■第1回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 京都市上京区今出川通り飛鳥井に京都市上京区に白峯神宮はある。 祭神は崇徳上皇(すとくじょうこう)。日本の大魔王といわれている。 幼き帝の手を外祖父、中山忠能がかしづき、新しく出来た神社に詣でている。 「さあ。御君(おんきみ)、ご先祖帝さまにお願い申し上げてくだされ。 これからの、御帝さまを中心とされる新しき政府に、崇徳様の怨 . . . 本文を読む

ロボサムライ駆ける■第62回 ■ロボサムライ駆ける完■

2016年02月17日 | ロボサムライ駆ける
ロボサムライ駆ける■第62回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://www.yamada-kikaku.com/     ■第七章 血闘場(9) 『それは、私が解決しよう』  空洞にいる人々の心に心柱の声が響き渡った。 「おお、心柱さまがしゃべられるぞ」  居並ぶ人々は、古代都市にいる全員が耳を傾ける。  クルトフ、シュタイフの聖騎士団。  山本の率いる反乱ロボット。 . . . 本文を読む

ロボサムライ駆ける■第61回

2016年02月15日 | ロボサムライ駆ける
ロボサムライ駆ける■第61回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikaku.com/第七章 血闘場(8)「よいか、反乱ロボットの諸君。今回は大目に見よう。首謀者を出せば全員を許そう」水野が言った。「そうだ、その通りだ」斎藤が続けた。「貴様たちも我々人間がいなければどうにもならんのだぞ」 斎藤は憎々しげに言う。 主水は反乱ロボットたちを助けようと「いかん、 . . . 本文を読む

源義経黄金伝説■第61回★

2016年02月15日 | 源義経黄金伝説
源義経黄金伝説■第61回★作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所Manga Agency山田企画事務所★漫画通信教育「マンガ家になる塾」★you tube「マンガ家になる塾」■ 建久三年(1192)3月13日京都後白河法皇の御殿に九条兼実が現れる。後白河法皇の最愛の人、高階栄子からの至急の呼び出しがあったのだ。彼女が丹後局(たんごのつぼね)である。法皇の部屋には、病人独特のにおいが立ちこめ、香 . . . 本文を読む

ロボサムライ駆ける■第60回

2016年02月10日 | ロボサムライ駆ける
ロボサムライ駆ける■第60回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://www.yamada-kikaku.com/ ■第七章 血闘場(7) 「反乱ロボットの諸君も鉾を納めていただきたい」  反乱ロボットの方へ向き直り、徳川公は語り掛ける。 「なぜだ」 「君たちの目的は自らの身分制度打破であろう。ゲルマン帝国との戦いが目的ではないはずだ。今のままではゲルマン帝国との戦いになっ . . . 本文を読む

ロボサムライ駆ける■第59回

2016年02月09日 | ロボサムライ駆ける
ロボサムライ駆ける■第59回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikaku.com/■第七章 血闘場(6)地下大空洞に声が響き渡っている。「皆、剣を下げよ。これ以上の戦いは無用だ。シュトルフくん、全員に命じろ」意外なことにクルトフが命令していた。 「しかし、クルトフ様」 シュトルフが抗弁しようとする。 「だまれ、シュトルフくん。ロセンデール様がなくな . . . 本文を読む