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■ロボサムライ駆ける■第3章9

2005年09月30日 | SF小説と歴史小説
■ロボサムライ駆ける■第3章9 C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://www.yamada-kikaku.com/ ■第3章  (9)  それは巨大なガラス箱に見える。  西日本都市連合の議場は、京都郊外にある新京都ドーム都市の中に造られていた。  この議場全体は透明強化プラスチックフレビレンガラスのドームで覆われている。中から近畿の外界がよく見えた。西日本の各市を代表する代議員が、- . . . 本文を読む

■ロボサムライ駆ける■第3章6&7&8

2005年09月24日 | SF小説と歴史小説
■ロボサムライ駆ける■第3章6&7&8 C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://www.yamada-kikaku.com/ ■第3章(6)  そこにはものものしい雰囲気があった。検問所である。  検問ゲートには装甲車、戦車など重装備の機材がおかれている。誰も通さないぞという意気込みがあたりには、感じられた。  加えて、クラルテという八足型ロボットに乗った、武士姿の西日本の境界警備員がいた . . . 本文を読む

■ロボサムライ駆ける■第三章 霊能師(4&5)

2005年09月12日 | SF小説と歴史小説
■ロボサムライ駆ける■ 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://w3.poporo.ne.jp/~manga/pages/ ■第三章 霊能師(4&5) ■第三章 霊能師(4)  急ぎ逃げ帰るロボ忍者の一団の前に。  黒い影が立っていた。 「お頭」一団の誰かが叫んでいた。  逃げ来るロボ忍の前に一人の男が立ち塞がっるように。怒っているのた。  全員がおぞけを奮 . . . 本文を読む

■ロボサムライ駆ける■第三章 霊能師(2&3)

2005年09月08日 | SF小説と歴史小説
■ロボサムライ駆ける■ 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http:// www.yamada-kikaku.com/ 第三章 霊能師(2)  出発日がやって来た。  主水は落合レイモンの屋敷に旅装で出向く。予備の品をいれた旅装バックパックである。門前が騒がしい。 「何だ、この行列は」 「おお、よいところへ来られた、主水殿。我が行列に加わられい」  ざわめく人々の群から夜叉丸 . . . 本文を読む

■ロボサムライ駆ける■第三章 霊能師(1)

2005年09月06日 | SF小説と歴史小説
■ロボサムライ駆ける■ 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http:// www.yamada-kikaku.com/ ■第三章 霊能師    (1)  落合レイモン、現存する霊能師の中では、最高クラスといわれている。彼の霊治療をうけるための人々で、屋敷の前に列ができていた。  彼の屋敷、いや御殿と言った方がいいだろう。そこには桂離宮をまねた豪奢な造りの日本家屋と、古来の神宮建築を . . . 本文を読む

■ロボサムライ駆ける■第二章 新東京(2)

2005年09月02日 | SF小説と歴史小説
■ロボサムライ駆ける■ (93年同人誌発表原稿) 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://www.yamada-kikaku.com/ (1)承前 「あれ、旦那、そんなこといって、あとでマリアねえ さんが怒ったってしりあせんぜ」 主水は鉄の言葉を無視してしゃべる。 「これからの道行きだともうしたな。私がどこかへで かけるというのか。また、そのことなぜ、知っている . . . 本文を読む

■ロボサムライ駆ける■第二章 新東京1

2005年09月01日 | SF小説と歴史小説
■ロボサムライ駆ける■ (93年同人誌発表原稿) 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://www.yamada-kikaku.com/ ■第二章 新東京  (1)  東京湾は、この日「日本晴れ」と呼ばれる晴天であ った。湾のまわりには、かつて存在した東京工業地帯 は跡形もない。かわりに緑豊かな植物群で覆われてい る。  湾の中央に島がある。第二首都都心と . . . 本文を読む