綿あめプーさん&あるび

綿飴ぷーさんの「けやきの会」(長岡市にある障がい者関連団体)と白馬山麓の実家の話題&アルビッレクスサポ日記

さよならパーティー

2011年03月27日 | ゆめハウスの話題
26日に夢ハウスのさよならパーティーを開催しました。

この時期にどうしようかと悩みましたが、3月末で今の夢ハウスとはさよならするのに、4月に入ってからでは、どうにも間が悪いので予定通りに行いました。

1分間の黙祷から会がはじまりました。

NPO法人の棚村理事長の挨拶は利用者と職員に対して、施設経営が立ち行かなくなったことへのお詫びが主体でした。
まさに力足りずに申し訳なかったと思います。


その後の乾杯のご発声を長岡市立養護学校の永井校長にお願いしました。

10年を超えるメンバーが集まっていただきましたが、それぞれ年代がオーバーラップしていますので、にぎやかな会話があちこちで始まりました。









中島元けやきの会会長や、初代施設長の丸山さん、歴代のPTA会長も3人ご参加くださいました。現役の校長と元PTA会長も歓談されてました。


一方、去年、今年から会員になっていただいた方々も多くご参加いただきました。

ご家族で参加いただいた方々も何人もいらっしゃり、久しぶりにお会いする顔もありました。






1時間くらいで職員(8名全員)と利用者(6人中3名参加)への花束贈呈を行いました。
ここからしばらく涙の時間帯。






利用者では最長の陽子さんが一番悲しそうでした。



今日ボランティアでバザーをお手伝いいただいた、齊藤、山崎両君もパーティーに参加していただきました。



食べ盛りなんで楽しんでくれたように思います。
どんな団体であったかが少しでも理解してもらえて、障害者福祉の困難さがおぼろげでもわかってくれればいいと思います。

最後は12年前に夢ハウスが開設されたときの中島元会長と丸山元施設長の挨拶で中締めでした。



一度涙流した後は、最後はみんなが笑顔で写真に写ってましたから、良いお別れパーティーになったと思います。



追伸
力足りずに経営を移管するわけですが、一方では養護学校卒業後の行き場がなくなる子供たちに最後の砦を提供してこれたことも事実ですし、経営よりも暖かな場所を提供できた十年間余りだったと自負しています。
時代が変わって、外部環境が変化し、卒業後の多くのサービスが選択できる時代が実現した以上、立ち行かない夢ハウスを無理に継続することは利用者や職員に最終的に大きな迷惑をかける危険があると私は考えています。