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トリカブト(北アルプス2010年夏)

2010年10月16日 22時36分36秒 | 
メチャクチャ群生していた。
夜中に藁人形にクギを打っているような悪人でもなければ、誰も摘んで持ち帰る奴もいないだろうし、ますます増えるんだろうな・・・
トリカブトの能書き・・・
トリカブト(鳥兜・学名Aconitum)は、キンポウゲ科トリカブト属の総称。日本には約30種自生している。 花の色は紫色の他、白、黄色、ピンク色など。多くは多年草である。沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。
ドクゼリ、ドクウツギと並んで日本三大有毒植物の一つとされる
主な種
ハナトリカブト (A. chinense Sieb. ex Sieb. et Zucc.)
カワチブシ (A. grossedentatum (Nakai) Nakai)
ハクサントリカブト (A. hakusanense Nakai)
センウズモドキ (A. jaluense Kom.)
ヤマトリカブト (A. japonicum Thunb.)
ツクバトリカブト (A. japonicum Thunb. subsp. maritimum (Nakai ex Tamura et Namba) Kadota)
キタダケトリカブト (A. kitadakense Nakai)
レイジンソウ (A. loczyanum R. Raymund.)
ヨウシュトリカブト (A. napellus L.) 模式種
タンナトリカブト (A. napiforme Lev. et Van.)
エゾトリカブト (A. sachalinense Fr. Schm.) - アイヌが矢毒に用いた[2]。
ホソバトリカブト (A. senanense Nakai)
ダイセツトリカブト (A. yamazakii Tamura et Namba)
化学成分からみて妥当な分類としてトリカブト属が30種、変種が22種、計52種という多くの種類が存在
毒性
トリカブトの毒の一つ アコニチン比較的有名な有毒植物。主な毒成分はジテルペン系アルカロイドのアコニチンで、他にメサコニチン、アコニン、ヒバコニチン、低毒性成分のアチシンの他ソンゴリンなどを全草(特に根)に含む。採集時期および地域によって毒の強さが異なるが、毒性の強弱に関わらず野草を食用することは非常に危険である。
食べると嘔吐・呼吸困難、臓器不全などから死に至ることもある。経皮吸収・経粘膜吸収され、経口から摂取後数十分で死亡する即効性がある。トリカブトによる死因は、心室細動ないし心停止である。下痢は普通見られない。特異的療法も解毒剤もないが、各地の医療機関で中毒の治療研究が行われている。
芽吹きの頃にはセリ、ニリンソウ、ゲンノショウコ、ヨモギ等と似ているため、誤食による中毒事故(死亡例もある)が起こる。株によって、葉の切れ込み具合が異なる(参考画像を参照)。蜜、花粉にも中毒例がある。このため、養蜂家はトリカブトが自生している所では蜂蜜を採集しないか開花期を避ける。
他に、
ヨーロッパでは、魔術の女神ヘカテを司る花とされ、庭に埋めてはならないとされる。ギリシャ神話では、地獄の番犬ケルベロスのよだれから生まれたともされている。狼男伝説とも関連づけられている。
富士山の名の由来には複数の説があり、山麓に多く自生しているトリカブト(附子)からとする説もある。また俗に不美人のことを「ブス」と言うが、これはトリカブトの中毒で神経に障害が起き、顔の表情がおかしくなったのを指すという説もある

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