茨城県単独最高峰の栄蔵室と花園山を繋いでぐるりと歩いてきました。天気は薄日が差した時もあったものの概ね曇り、展望は得られませんでしたが、咲き残りのコセリバオーレンやコチャルメソウなどの花々が楽しめました。
【日 程】4月12日(土)/概ね曇り
【メンバー】1名(相棒は都合によりお休み)
【アクセス】🚙
・往路;04:55自宅➤(県)4など(国)125・6➤常磐道千代田石岡IC➠同北茨城IC➤(県)69・27など➤07:45県道27号線猿ヶ城林道入口駐車スペース(以下「PS」)
・復路;12:50駐車場➤(往路の引き返し)➤16:35自宅
【行 程】所要時間;4時間30分・歩行距離;10.4km
・08:00PS➨08:05亀谷地湿原🚻➨08:20北登山口➨09:00作業小屋➨09:20栄蔵室入口➨09:35栄蔵室富士見展望台(コーヒーブレイク~09:50)➨09:51栄蔵室➨10:15花園山分岐➨10:55花園山➨11:40花園山分岐➨12:00南登山口➨12:30PS
★コースマップ
【詳 細】
初めてのコースでしたので、ピアソラさんのヤマレコを参考にさせていただきました。感謝です。標高800m前後の水源涵養林のアップダウンの少ない沢沿いなどを歩く茨城県内では味わいないユニークなコースでした。要所に地元の方々により標識が設置されて分かり易く、特に危険なところはありませんが、沿いを幾度も丸太橋を渡ったり渡渉がありますので、注意を要します。なお、すれ違ったハイカーはソロ、二人組のいずれも男性の3名と静かなものでした。
・PSをスタート~
・先ずは亀谷地湿原に寄り道します。
・足もとのショウジョウバカマ
・亀谷地湿原のミズバショウ~広範囲に群生していました。
・野口雨情の歌碑
・林道に戻り、トコトコと~
・クロサンショウウオの卵とのこと。
・北登山口から入ります。
・早速、丸太を束ねた橋を渡ります。
・クマザサをかき分けて進むところもありました。
・今度は渡渉~
・次は丸太橋と幾度も出てきます。
・標識に従い栄蔵室へ向かいます。
・作業道に出て少し進むと作業小屋が~
・親切に要所要所に標識が設置されています。
・作業道から登山道に入ります。
・両側が植林の真中の自然林のなかの登山道を上っていくと~
・栄蔵室展望富士見台~ベンチでコーヒーブレイクです。曇り空、かつ周りの樹々が遮り、眺望は得られませんでした。
・展望台から直ぐに茨城県単独最高峰の栄蔵室山頂(一等三角点・栄蔵室)でした。
・花園山へ向けて歩き出して直ぐのここでソロハイカーとすれ違いました。
・花園山分岐に向かう途中のアセビトンネル~花は終わっていました。
・花園山分岐
・沢沿いを少し下りながら~
・コバイケイソウの群生
・渡渉
・尾根に上がったところのアセビの群生
・ここのアセビは花が残っていました。
・花園山
・山頂からは枝越しに辛うじて北茨城市街が見えていました。
・渡渉
・分岐に戻り、沢沿いを南登山口へ向かいます。
・朽ちて穴が開き、川の水が見える危なっかしい橋を渡ると南登山口です。
・林道をとコトコトPSに戻り、コンプリートです。
🌸出逢った花々
1.コセリバオウレン
2ヶ所の群生地がありました。
・群生地➀~なかなかの群生地ですが、盛りを過ぎていました。
・群生地②~群生密度は薄いものの、花はまだ健在でした。
2.ムカゴハナネコノメソウ
3.コチャルメソウ
・咲き始めです。
・背丈が12~13cmと低く、花も小さいので、撮るのが難しいです。
4.ユリワサビ
・咲き始めです。
5.ヒメイチゲ
・コセリバオウレンと仲良く群生していました。
・昼に名ても陽射しが無いので、花は開いていませんでした。
展望は得られなかったものの、多くの花々に出逢え、また、道中の車中からは山桜が楽しめた一日でした。