【写真:払田柵跡(ほったのさくあと】
東北の旅
7日目(8/16) 秋田県(柵の湯周辺散策~払田柵跡~買い物・洗濯・食事~角館の武家屋敷見学)
この日は山歩きの休養日。
角館の武家屋敷にはまだ行ったことがなかったので、
和賀岳と角館に近い場所を宿に選んでました。
(史跡の里交流プラザ柵の湯)
日帰り湯の施設らしく、地元の人がかなり利用しているようでしたが
宿泊施設は静かな環境で部屋も広々として、
フロントの対応も従業員さんも丁寧で親切。
落ち着く宿でした。
ここでカメラのバッテリー充電などします。
私は旅の最後に少しリッチな宿をとチョイスしていたのですが、
トシちゃんに言われてみればなるほど中間の方が効率良いわけでして。
両方泊まれれば言うことないですが(笑)
それより全部泊まれれば尚申し分ないですが、
山旅の場合、時間に制限されるので車の方が便利ですし、
予算の関係もありますし・・(^^ゞ
ランドリー設備は無かったので、できるところを教えていただき、
翌日することにしたのでした。
当初と逆回りの行程になりましたが、お蔭でどちらでもストレスなく移動でき、
思いがけなく夜は花火が楽しめましたし(トシちゃんだけ^^;)
近くの払田柵跡を見たり、大きなコインランドリーで洗濯を済ませたりと、
予定以上のスケジュールをこなせて充実した一日でした。
朝は柵の湯周辺を散策
まだ少し咲き残っていたアジサイ
神社のある高台には方向が示され、真昼岳と大平山に注目です(笑)
この神社は小さいながら太平山との関わりもあるようで、
そういえば大平山の山頂には立派な神社がありましたっけ。
翌日は神室山を予定していたのですが、変更しようかと考えていたところでした。
コースタイムが長いのでトシちゃんが渋っていたこともありますが、
数日前の大雨で沢沿いのコースの状態が心配なこともありました。
真昼岳にしようかとも話していたのですが、前日の和賀岳のブヨや暑さが思い浮かび、意気消沈。
(実際には分かりませんので事前に情報をご確認ください)
芙蓉
宿をゆっくり出発し、先ずは近くの史跡、払田柵跡(ほったのさくあと)へ。
それまで知らなかったものが、現地に来て知るということが良くありますが、
ここもそうでした。観光パンフレットには最新情報や見どころ満載なので重宝です。
払田柵跡とは、平安時代に政府が東北支配のために設けた城柵跡のことで、
役所と軍事の機能を備えた施設として9世紀前半から10世紀後半まで
存続したことが明らかになっているそうです。
平成3(1991)年~平成7(1995)年に発掘調査が行われたそうですから
かなり新しい発見です。今では教科書に載っているのでしょうか。
総合案内所ではビデオやジオラマ、発掘調査の展示などされていますので
興味深く見学してきました。
かなり広範囲になりますが、
広場はお祭りやイベントなど、地元の方が利用されているようで、
この日は前日の祭りの後片付けなどされていました。
政庁跡などもきれいに保存されています。
側には説明書きもありますが、政庁とは文字通り役人が仕事をする場所
小高い場所には休憩場所も
かすかに見えているのが真昼岳のようです。
この日もやはり遠望が靄ってます。宿の支配人さんの話では
いつもは(例年)この時期もっときれいに見えるそうですが、
この辺りでも数日この状態で、珍しいことだということでした。
他にも休憩場所やトイレなど整備されています。
この後はコインランドリーでお洗濯。
近くのイーストモール(秋田県大仙市)へ行くと、駐車場は広く、
大きなスーパーで食事のできるところもいくつかありました。
駐車場の一角にランドリーを兼ねたクリーニング店があり、、
スペースが広くとられ、ジャンボな洗濯機が並んでいます。
お湯洗いで洗剤付き。除菌機能もついていてびっくりでした。
一番大きい洗濯漕を選んでまとめ洗い、その間に買い物。
続いて乾燥機に入れ替えて、その間に食事をすませました(^^ゞ
食べながら翌日の予定を相談、結局神室山は止めて
鳥海山へ行くことに決定です。
その間に洗濯完了。
大型を使いましたが2時間弱、金額は合計2000円しなかったと思います。
洗濯ものは絡まずカラッと乾いて快適でした。
除菌機能にすると少し時間がかかりますが、
溜めおいた洗濯物ですから除菌付きで嬉しかったですよ~♪
続いて角館へ。武家屋敷見物です。
意外にも観光客が多かったのでびっくり。
中も見学させていただきます(有料)
意外にもキレンゲショウマがお庭に。
蕾で残念でした。
いろいろなものが展示されてました。
解体新書の挿絵を描いた人だとか!?
9月のお祭りで使われる山車。
これは以前使われていたもの。
武家屋敷としては近代的な昭和初期のお家も公開(無料)
今でも住んでみたいなと思うような家でした。
観光地化されていますから、食べ物屋さん、お土産屋さんなど並んでいましたが
裏通りにまわると現代の静かな佇まいが並んでいました。
春には桜が見事なことでしょう。
この後酒田市の方へ回って海の幸、といってもお寿司を食べに行き、
鳥海山矢島口(祓川)登山口へと向かったのでした。
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