気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

『余命10年』小坂流加著(文芸社文庫)

2022年03月31日 | 
久々に読書ネタ(*^^*)   小学6年のマゴタンが 最近良かったという本と聞き、 借りて読んでみました。 映画化されて今劇場でも 上映されているようですね。   題名からしてかなりシリアスですが、 私も最後の方で泣けて 活字が読めなくなりました(^_^;)   小説とはいえ、若くして 生きたくても生きられない人がいるというのは ナィーブな . . . 本文を読む
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『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ著(文藝春秋)

2021年11月23日 | 
今回2回目の読了。 コロナが流行してからは ほとんど図書館に行っていなかったので、 これは珍しく買った新書でした(^^ゞ なので、読書量が減りました^^; 少ないのにブログアップもせず・・・が、何冊かありますが、 今度この『そして、バトンは渡された』が 映画化されたと知り、 再び読んでみました。 俳優さんのイメージが加わって再読すると、 また違った印象ですね。 ストーリーは、 . . . 本文を読む
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『風の盆恋歌』 高橋治著(新潮文庫)

2018年12月17日 | 
例年9月1日から3日まで富山の八尾で「おわら風の盆」という祭(行事)が行われています。 哀愁漂う胡弓の音色と渋くて艶っぽい歌声にのせて、女性は優雅に男性は力強く三日間踊り明かすという長い歴史のある祭だそうですが、今年初めて観に行ってきました。 坂のある八尾の町ごとにそれぞれの特色があり、せっかくですから2日と3日の二日間楽しんできました。 笠を目深にかぶって、踊る姿はつつましくも力強く生 . . . 本文を読む
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『百年泥』石井遊佳著(新潮社)

2018年12月13日 | 
昨年の芥川賞作品。 ようやく借りられました。 元夫に借金を返済するため、インドでIT企業の日本語教師をする女性が、大洪水で泥にまみれた橋の風景や匂いなどから様々な過去の記憶を呼び起こされて、現在の出来事と共に次々に思い出を振り返っていく…という、いろいろなことが凝縮しています。 ストーリーは人の人生様々と思いますが、こういうこと(体験)ってあるあると思いました。 脳に残された人間の記憶って、思い . . . 本文を読む
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『陸王』 池井戸潤著(集英社)

2018年11月22日 | 
池井戸潤さんの小説は面白い。 百年創業の老舗の足袋屋さんが存続をかけて 新たにランニングシューズ開発を手掛けるというストーリー。 . . . 本文を読む
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『リトルターン』と『ロストターン』

2018年10月14日 | 
ブルック・ニューマン作 五木寛之訳 リサ・ダークス絵 (集英社) . . . 本文を読む
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『あふれた愛』天童荒太著(集英社文庫)

2018年10月12日 | 
いつ買ったのか、自分で買ったものなのか、もはや記憶にないのですが、おそらく私が買ったまま積ん読してたものかもしれません^_^; 本棚にあるのを見つけて読んでみました。 読むまでは分かりませんが、タイトルをみて、きっと温かいストーリーだろうなと思っていたのですが、思っていたのとちょっと違いました。 四篇の短編集です。 それぞれの生き方、考え方がありますが、人間は一人ではなく、よかれあしかれいろ . . . 本文を読む
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『空飛ぶタイヤ』池井戸潤著 (実業之日本社)

2018年10月04日 | 
三菱自動車リコール隠し事件をモデルとした小説。 それだけに、小説といえどもリアルです。 . . . 本文を読む
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『孤独のすすめ』 五木寛之著 (中央新書ラクレ)など

2018年08月31日 | 
暑さのせいで? 本はしばらく読めていなかったのですが、 この夏読んだ本のいくつかを。 . . . 本文を読む
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『大人たちの失敗』 櫻井よしこ著(PHP文庫)

2018年06月01日 | 
ハッキリ物申すところが痛快です。 . . . 本文を読む
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『おらおらで ひとりいぐも』 若竹千佐子著 (河出書房)

2018年05月30日 | 
70歳を超えた桃子さんが主人公。 東北弁で綴られる桃子さんの心の呟きが重くも温かい。 人は皆過去を引き摺って生きているのですし、行きつく先もまた皆同じわけでして、人それぞれですが、皆いつか通る道と感じつつ読みました。 人間の意志と関係なく、今や人生100年と心得て、どれだけ変わらぬ元気さを保てるかが問題だと憂える70代前後の心情をよく描かれていると感じました。 過去を振り返りつつ、先を思い . . . 本文を読む
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『銀河鉄道の父』 門井慶喜著(講談社)

2018年05月30日 | 
銀河鉄道といえば、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』ですが、その宮沢賢治の父親を中心に書かれている小説。   宮沢賢治と、すぐ下の妹トシとの仲の良さなど書かれているものは読んだことがありますが、家長を中心に宮沢家そのものが書かれるというのも珍しいと思いました。 童話作家宮沢賢治が生まれる背景には、山や川などの自然環境や家族のつながり、父親の深い愛などがあったのだと、岩手県の風景を思い出しながら改めて感じ . . . 本文を読む
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『エプロンメモ よりぬき集』 暮らしの手帖編集部(精興社)

2018年02月11日 | 
暮らしの手帖という雑誌から生活の知恵、料理のちょっとしたアイディアなどが一口メモのように取り上げられています。 なるほど~と思ったところはメモってますが、参考になることが多いです。 オリンピック真っ最中、ついつい見てしまいますので合間に読むのに丁度良いです(^^ゞ 発行 2012年(平成24年)      エプロンメモ よりぬき集暮しの手帖編集部暮しの手帖社 . . . 本文を読む
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『イギリス流 捨てない暮らし』 井形慶子著 (中経出版)

2018年02月08日 | 
この所大掃除してます(^^ゞ 暮れにできなかった家具の中を順番に丁寧掃除&整理です^^; かなり疲れますが、けっこう気持ちいいです(^^♪ 今や断捨離とかシンプルライフとかで、物を厳選して不要なものは捨てようという考え方が多くなったような気がします。 掃除・片づけ・捨てる 新技術 (モノを減らすと幸せが増える! ミニマリストの快適生活)松橋 周太呂,辰巳 渚,浅見 帆帆子,わたなべ ぽん,他マ . . . 本文を読む
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『九十歳。何がめでたい』 佐藤愛子著(小学館)

2018年02月03日 | 
出版された時が92歳ということで驚かされますが、現代の新しい出来事に目を向けられて、ズバッと真正面から切り込む感じが面白いです。 私の両親が生きていれば共に90代ですから、その親世代の90代でお仕事現役は凄いことですよね。 ご本人が仰る通りコワいもの無しな感じが、読んでいて痛快だったり、いろいろ考えさせられたりします。 気の弱い若輩者としては、言えませんよ、そんな事、こんな事^^; 今夜、 . . . 本文を読む
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