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田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

あんたはあてにならん

2021-05-26 | 家庭菜園
現在、役目として幾つかの会計を担当している。
この時期、金銭の動きが多い。
その都度、小まめに処理しておかなければ後で分からなくなってしまう。
悲しき小銭奉行がチマチマと事務処理をしていた。

「里芋とサツマイモはいつ畑に植え替えてくれるんや」
聞き流していたら
「聞いてるのかいな。あてにならんから私が植え替えてくるヮ」
「これが終わったらオレがやる」
「それ、あてにならん」

さっさと一輪車に道具を積み込んで出かけた。
ボクは銀行へ出金と口座振替え手続きに出た。


▲里芋は2畝。畝が広く低い。後で土を寄せるか

作業に目途がついた頃、カミサンが戻ってきた。
ボクは後ろめたさもありご苦労さんとだけ言う。
ここは静かにしているのが得策だ。


▲サツマイモ。一つの本数が多過ぎるのでは

夕方、気になるのでどう植えてあるのか見に行った。
(なんか嫌味っぽい)

「うまくできてるが、畝が広すぎる。それに少し低いし歪んでる。後で手直ししておく」
「細かいな、あれでいいんや。育つものは育つ。売り物でも作る気か?」
「御意」

また、草刈専門の道に近づいてしまった。
男は案外細かいことにこだわるものだ。
だが、小細工を弄するよりカミサンの大らかなやり方の方がうまくいく場合がある。
やはり草刈り専門に特化するか。
否、まだそういうわけにもいくまい。