goo blog サービス終了のお知らせ 

古今東西のアートのお話をしよう

日本美術・西洋美術・映画・文学などについて書いています。

藝大コレクション展へ

2022-04-30 06:18:22 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等カテゴリー

藝大コレクション展へ



ダンボール小僧から藝大学長へ


日比野克彦新学長のポスターが
お出迎え





会場入口では「せんとくん」がお出迎え

籔内佐斗司 鹿坊



8世紀の奈良時代、天平美術は国際色豊かな唐の文化を受け入れつつ、鎮護国家思想のもとで花開いた

明治維新の廃仏毀釈の波によって、貴重な仏教美術が毀損し、流出した

文部省に入省し、その後東京美術学校(現東京芸術大学)の初代校長となった岡倉天心は、フェノロサとともに日本の伝統美術を再発見し、その美を再評価し、保護保存につとめた



関野聖雲 吉祥天立像 1931年 

京都木津川 浄瑠璃寺の吉祥天立像(1212頃)の復元模刻


吉祥天立像は逗子に安置されており、背面、左右、扉には彩色された仏画(厨子絵)が描かれている

この仏画は、明治時代厨子から外され浄瑠璃寺から流出した
明治22年に東京美術学校が購入した 《重要文化財》

弁財天及び四眷属像


広目天


多聞天


帝釈天


梵天


天平文化にインスパイアされた作品も展示されています

狩野常信 鳳凰図屏風 17世紀


菱田春草 水鏡 明治30年(1897)

浄瑠璃寺吉祥天立厨子絵の弁財天にインスパイアされている


狩野芳崖 悲母観音 明治21年(1888)

観音の面貌表現は、奈良の古社寺の仏画、仏像を参考にしたらしい




頬をピンクにそめた色白の弁財天がかわいらしい
浄瑠璃寺吉祥天厨子絵は必見です



ランキングに挑戦中
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。