昨日から仕事ばりばりやってる。
今日も朝食後から書類の山と格闘していたが、その甲斐あってだいぶ片付いてきた。
この分だと今週は金曜あたりに休みもとれそうだ。
しかし、いくら何でも仕事ばかりではつまらないので、いつか聴こうと思って入手しておいたカレル・アンチェル指揮のチェコフィルのわが祖国のDVDを見た。
とりあえず今日は二曲目モルダウまで聴いて、明日は3-4 明後日は5-6と思って聴き(見)始めたのだが、あまりのすばらしさに一気に見てしまった。1968年プラハの春での実況録画だ。
もう、本当にすばらしい演奏。
ぼくはチェコフィルの代々の指揮者ではターリッヒさんとアンチェルさんが特に好きだ。
でも、指揮姿がこんなにすばらしいとは知らなかった。初めて映像を見たんだわ。
本当にすばらしい指揮。
で、ここで演奏しているティンパニストがすごく細やかな配慮のある演奏で、
ロールひとつとってもいろいろなロールを使い分けているし(二つ打ちロールも使ってる)、ヘッドのどこをたたくのかとかも、色々変化させている。時にはほとんど真ん中あたりをたたいたりもしている。
楽器はどうも昔のドレスナーみたいに見えるんだけど、ヘッドはプラスチックだった。
古い録音だけど、音質も含めてとてもすばらしい演奏だった。
だれか1968年当時のチェコフィルのティンパニストのこと知らないかな?すごく興味がわいた。
で、面白いのは、打楽器奏者が二人しかいないこと。
モルダウは二人じゃ出来ないはずなのにどうするんだろう?と思ってたらナント!
トライアングルやってる人が大太鼓の出番になるとトライアングルをほったらかして大太鼓をたたきそれが終わるとまたトライアングルに戻るんだ。
なんじゃらほい????? !!!!!
とびっくりした。
なんぼなんでも「プラハの春」で紳士淑女が正装して満員というコンサートでそれはないだろう・・・・・?と思ったが、一人病気にでもなったのかな?
と、謎もあるDVDでありました。
と、ここで気づいたのだけど、
ぼくの本職は音楽家なんだから、書類の山と格闘することよりも、こうしてDVDを見たりして勉強することこそ本来の仕事のはずなんだよな・・・・・。
とすると、今日はほぼ一日仕事に夢中だったわけだ。アハハ。
(^_^;)
しかし、カレル・アンチェル時代のチェコフィルさん、
すばらしいですぞ!
当時の奏者は超一流
いろいろ調べてもこれといった資料が少ない。
ティンパニ奏者はたぶん
ROBERT MACH( ~ マハ)読みはよくわからない
アンチェル・ゴールドエディションにソロ曲あり
わたしが一番すごいと思ったのは1963録音の「春の祭典」
特に第2部は圧倒されます。
でも、ターリッヒ・アンチェル時代のチェコフィルのすばらしさを知る人が他にもおられるというのはうれしいです。