陽 岱鋼(06年日ハム1位)遊撃 (福岡第一出身)
蔵の入団前評価:未確認
雨で順延が続き、観にゆく日程が調整できず観られないで終わってしまった悔しい思い出がある選手です。下級生の時の映像などを元に寸評は作成したものの、充分なものが作れなかった記憶があります。台湾からの留学生で、非常に肉体的資質の優れていた遊撃手でした。プロでは、外野手として才能が開花することになるのですが。
日ハム時代は、走攻守三拍子揃ったセンターとして活躍。しかし巨人に移籍してからは、走力でのアピールが減りました。守備も上手いのですが、時々ぽかをやったりとムラがあります。打撃も一度も3割を乗せた実績はないのですが、極端に低い打率でもありません。時々、爆発的な活躍や大きな仕事をしてくれる意外性が魅力。巨人では不動のレギュラーといったほどではありませんでした。特に昨年あたりからは、一軍で38試合、今年は7試合と、戦力としての評価は薄れつつあり、5年契約が切れる今年は自ら退団を申し出たとのこと。
そんな陽選手の今年の成績は、一軍で 7試合(7打数) 0本 0点 0盗(0失)打率.143厘 といった内容でした。二軍では、56試合(151打数) 6本 22点 2盗(1失) 打率.238厘 といった内容に。34歳という年齢と、3億の年俸などを考えると、大幅な減額は避けられなかったことでしょう。
もう少し二軍成績を詳しく観てみると、151打数で39三振。三振比率は、25.8%とやや高め。二軍選手が一軍を意識するのであれば、20%は切りたいところです。それだけ振ったバットが、思い通りにはバットに当たらなかったということなのでしょう。そのため、確実性という意味では不安が残ります。それでも活躍していた時も、三振比率は高い選手でした。
151打数で15四死球なので、四死球率は 9.9% と悪くはありません。いつもいうように、四死球の率の目安は10%以上であり、平均ならば7~8%ぐらい。ボールを見極める眼は、それなりに健在であることがわかります。
しかし、二軍でもこのぐらいの数字となると、かなり劣化してきているのかもしれません。特に技術に裏打ちされた選手というよりは、かなり天性の感覚でプレーしてきた選手なので。こういった選手は、肉体が衰え出すと、成績も一気に下降しはじめます。そのため、NPBで再契約する球団が現れるのか? 現状は、かなり微妙な状況ではないのでしょうか?
蔵おすすめ度 ☆ (競争を煽りたいなら)
蔵の入団前評価:未確認
雨で順延が続き、観にゆく日程が調整できず観られないで終わってしまった悔しい思い出がある選手です。下級生の時の映像などを元に寸評は作成したものの、充分なものが作れなかった記憶があります。台湾からの留学生で、非常に肉体的資質の優れていた遊撃手でした。プロでは、外野手として才能が開花することになるのですが。
日ハム時代は、走攻守三拍子揃ったセンターとして活躍。しかし巨人に移籍してからは、走力でのアピールが減りました。守備も上手いのですが、時々ぽかをやったりとムラがあります。打撃も一度も3割を乗せた実績はないのですが、極端に低い打率でもありません。時々、爆発的な活躍や大きな仕事をしてくれる意外性が魅力。巨人では不動のレギュラーといったほどではありませんでした。特に昨年あたりからは、一軍で38試合、今年は7試合と、戦力としての評価は薄れつつあり、5年契約が切れる今年は自ら退団を申し出たとのこと。
そんな陽選手の今年の成績は、一軍で 7試合(7打数) 0本 0点 0盗(0失)打率.143厘 といった内容でした。二軍では、56試合(151打数) 6本 22点 2盗(1失) 打率.238厘 といった内容に。34歳という年齢と、3億の年俸などを考えると、大幅な減額は避けられなかったことでしょう。
もう少し二軍成績を詳しく観てみると、151打数で39三振。三振比率は、25.8%とやや高め。二軍選手が一軍を意識するのであれば、20%は切りたいところです。それだけ振ったバットが、思い通りにはバットに当たらなかったということなのでしょう。そのため、確実性という意味では不安が残ります。それでも活躍していた時も、三振比率は高い選手でした。
151打数で15四死球なので、四死球率は 9.9% と悪くはありません。いつもいうように、四死球の率の目安は10%以上であり、平均ならば7~8%ぐらい。ボールを見極める眼は、それなりに健在であることがわかります。
しかし、二軍でもこのぐらいの数字となると、かなり劣化してきているのかもしれません。特に技術に裏打ちされた選手というよりは、かなり天性の感覚でプレーしてきた選手なので。こういった選手は、肉体が衰え出すと、成績も一気に下降しはじめます。そのため、NPBで再契約する球団が現れるのか? 現状は、かなり微妙な状況ではないのでしょうか?
蔵おすすめ度 ☆ (競争を煽りたいなら)