やこままのとらのすけ日記

晴れの日雨の日・曇りの日
色々あるけど
いつも前向きにプラス思考で暮らしたい♪

ロッキ-物語

2006年04月27日 | わんこ
★1986年7月1日★ 川崎市の一軒の家で三匹のトイプ-ドルの赤ちゃんが生まれました
2匹は女の子でもう一匹の男の子はへその緒が巻き付いて瀕死の状態でした
先生の努力のお陰で無事に命をとりとめ、丈夫に育つように、その頃人気の映画”ロッキー”から

ロッキ-と名付けられたのです

★1986年8月31日★
その家でマ-ジャン大会がありました
これからはその家のご主人の友人O氏と、その妻との会話です
電話のベル O氏”マ-ジャンで大勝ちしちゃってさ 賞金(とは言わないけどw)いらないって言ったら
その代わりに子犬一匹持ってけばって言うんだよ どうする?”
その妻”え~!だってこのマンション犬飼えないのよ”
O氏”でもさぁ、可愛いよぉ”
その妻”でもぉ~~駄目なんだから・・・あたしは何ともいえないけどォ 来ちゃったら仕方がないよね”(ズルッ)

そんなこんなでロッキ-は友人O氏の家の家族の一員になったのです
                 借金のカタ?                 

 まだ幼かった子供たちとは兄妹の様に育ちました

      

 

長い年月、この家庭にも色々な出来事が起きましたの連続でした

どんなときもロッキ-は家族の元気の源!殆ど病気らしい病気もせずいつも穏やかにみんなを見守ってくれました

        
                            何か頂戴のポーズ♪

    

                             

    

                                       

      お兄ちゃん成人式
                                  
                                       妹(と思ってたみたい)の成人式    

ロッキ-が来て18年と4ヶ月の月日がたちました
白内障で目が見えなくなり歯もすっかり弱っていましたが、元気に過ごしていたある日シャンプ-をしてドライヤ-をかけていた時、
突然体を突っ張り癲癇状態・・

今までにも時々遇ったことなので様子を見ていましたが、いつもと様子が違うので即病院へ
時間外にもかかわらず先生は快く診察してくださいましたが
もう治ることは無いだろうとの診断でした

それから10日間、半身不随の状態でポカリスウェットしか受け付けませんでした

オムツをしていましたがトイレを寝たまましてはいけないと思って、啼きながら起きようとするのが可哀相でした
”そのまましていいのよ”と言っても決してしません

★11月1日 午前1時20分★
前の晩に、オムツの中にびっくりするほど沢山のウンチをしました
夫と大笑いしながら”良かったね! もう大丈夫だね”と言い合いました。
子供たちにも教えてあげみんな大喜び♪

でもそれは思い違い。。。

夫と私、娘が見守る中”クォ~ン、クォ~ン、クォ~ン”とまるで三人に挨拶をするかの様に啼いて
そのまま眠るように息を引き取っていきました

                    

                      享年 18歳4ヶ月

たまたま泊り勤務で息子は死に目に会えませんでしたが"逆によかったよ”と
涙をためて言いました

いまロッキ-はいつも首を出して通りを眺めていたフェンスのそばでお骨になって安らかに眠っています



毎月 命日には娘がお花を買ってきて祭壇に飾ってくれます



その前では2代目を受け継ぎ 今日もいっぱい遊んで泥んこになり野良犬化したとらのすけが爆睡しています


*蛇足ながら友人O氏とは夫のことです その妻とはもちろん私のことです

フォトアルバムも気が向いたら見てくださいね

       こちらから