やいまの島々美しゃ・心美しゃ

 やいま(八重山)のブログへ、おーりとーり(ようこそ)♪ タイトルは
「しまじまかいしゃ・きぅむかいしゃ」と読みます。

一人の女性として読まずにおれなかった作品

2018-08-07 | 読書

 ポール・ギャリコ 作 矢川澄子 訳 『雪のひとひら』 新潮文庫 

本当は、原文版(英語)が欲しかったんだけど手に入らず。。。でも、矢川澄子さんの日本語訳はものすごく美しいです

そもそも、なぜこの作品に出会ったかというと、心から敬愛する河合隼雄先生の『猫だましい』という著作の中で、猫好きとして有名だったポール・ギャリコの作品が紹介されていて、ギャリコの作品をいろいろ調べていくうちに、猫とは全く関係ない(笑)この作品のことを知り、一人の女性としてこれはどうしても読まなければ、と早速注文。

一日でも読めちゃうかもしれませんが、なんだかもったいなくて少しずつ読みました(笑)

雲から生まれた雪のひとひらが、また雲に帰っていくまでを、一人の女性の人生になぞらえたストーリー。。。

簡単に説明するとただそれだけですが、今度の日曜日に40代のぞろ目(笑)になろうという私にとっては、子供時代、少女時代、そして独身の頃、結婚してからの生活。。。さらには老いと向き合わなければならないこの先のことも含め、自分の人生と重ね合わせつつ「雪のひとひら」に心を寄せずにはいられない、素敵なストーリーでした。

赤い旗に白い十字、というのはスイスの湖かな? きっと、この作品を映像化したら、美しいでしょうね。。。

ちょっと残念だったのは、最後に、原文(英語)では "He" となっているという、唯一絶対の存在がどうしても西洋的なこと。

日本人の私からすると、最後にまた雲に帰っていく「雪のひとひら」にねぎらいの言葉をかけたのは、絶対的な存在の誰かではなくて、あらゆるところに宿り、そして巡り巡っている「千の風」からの言葉だと信じたいです。

コメントはお休みですが、読んでくださってありがとうございます

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メアリー・ポピンズシリーズ

2018-05-23 | 読書

今年に入ってから、メアリー・ポピンズシリーズを再読し始めました。

奥付に、1987年に買ったという記載があるので、なんと31年ぶりの再読

ケース入りのハードカバー4冊を、最近、全部読了したのですが。。。

感想は、うーんあんまりときめくものがなかった。

メアリー・ポピンズが有能なナニー(乳母)であることは疑いの余地がないのですが、どうもね、その人柄に魅力を感じなかった自分がいます。

厳しくて、ちょっとでも自尊心を傷つけられるようなことを言われるとものすごい目つきになる。そのくせ、いつもきちんとした身なりでいる自分の姿を眺めるのが好き。

私が子供の頃、このメアリー・ポピンズシリーズを読んだときは、

「こういう厳しい大人にしつけられるのも良いな」

と思ったのかもしれません。でも、今、自分が大人になってみて

「自分はこういう愛想のない、うぬぼれやでいたくない」

と思うところが大きいのかも。

メアリー・ポピンズがバンクス家の子供たちそして読者を連れて行ってくれるマジカルな世界は魅力たっぷりです。

でも、例えば4作目「公園のメアリー・ポピンズ」の最後の話では延々と登場人物の会話が続いてちょっとうんざり

きらきらした、マジカルな世界のエピソードは楽しいんだけど、なんかこう、胸がきゅっとなるような感動がなかった。

それと、私はこのメアリー・ポピンズシリーズを読んで自分はイギリスのライス・プディングのことを知ったのだとずっと思っていたけれど、どうも勘違いだったよう。

4冊読んでも、どれにもライス・プディングなんて出てこなかった(汗)

本棚で場所をとっているだけなら、処分しても良いかなと思うこのシリーズですが。。。

またこれから30年経って、再読してみたら、どういう気持ちの変化があるか

それがちょっと楽しみだったりするので、捨てずにとっておこうと思います(笑)

コメントはお休みですが、読んでくださってありがとうございます

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すっかり夢中に

2018-01-10 | 読書

ウサギ派の私が、ネコの絵本にすっかりはまってしまいました(笑)

この記事は長文なうえ、コメントもお休みですので興味のない方はどうぞスルーしてくださいm(_ _)m

あれは、11月のとある日だったか。。。

新聞広告でみた「ノラネコぐんだん」に一目ボレ。

早速、図書館で探してみたら。。。奇跡的(?)に、『ノラネコぐんだん あいうえお』だけ、あったので、借りてきました。

なんて可愛いんでしょう~ 工藤ノリコさんの、ほんわかした絵を眺めながら、癒されている自分に気づきました。

でも、『あいうえお』以外の作品は全然、図書館で借りられず。人気があるので仕方ないですね。

それで。。。シリーズ6冊全部、クリスマスプレゼントとして買ってもらったのだ(笑)

年内はあれこれと忙しかったので、元旦から毎日一冊ずつ、味わって読みました(笑)

以下、各作品のレビューを熱く語りたいと思います(笑)。。。ちょっとネタバレ気味かもしれないのでご注意を。

『ノラネコぐんだん パンこうじょう』

シンプルなストーリーながら、半端ない大きさのパンに笑いました(笑) かこさとしさんの『からすのパンやさん』もそうだけど、いろんな種類のパンの絵は、子供さんたちはすごく好きでしょうね。パンまつりでの売り上げは、ワンワンちゃんのパンこうじょうの再建にあてたのでしょうか(笑) 『あいうえお』を除く5冊の中で、反省ポーズのノラネコぐんだんの絵が一番でかい(笑) 8匹が正座している絵と、背景のパンだけの圧倒的な存在感(笑)

『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』

山の駅から海の駅へ、という流れが面白い。迷うことなく全部入れちゃう(パンこうじょうの場合はふくらし粉、こちらではとうもろこし)のは、『パンこうじょう』と同じ過ち(笑) で、海の駅に着いた瞬間のポップコーンの絵が、ヤシの木もはえている海辺に雪が降っているみたいでこれまた面白いです。

『ノラネコぐんだん おすしやさん』

今回の悪巧みはかなり大がかり(笑) でも、一度、失敗してしまうという珍しいパターン。最初の絵で、ワンワンずしが海のすぐそばだという設定はきっと何か意味があるのだろうと思いましたが、その通りでした(笑) 『パンこうじょう』と違って、ワンワンちゃんの住居兼でもあるお店そのものが破壊されなくて良かった(笑)

『ノラネコぐんだん そらをとぶ』

結末までの時間経過はこのストーリーが一番長いです(笑) 肝心の、空を飛ぶという行為は一部分で、その後の無人島での展開が面白い(笑) 無人島で、ヘルメットをお鍋代わりにして海藻をゆでる絵が最高(笑) それにしても、こんな無人島があったら、私も一泊二日くらいして、温泉でのんびりしたいです(笑)

『ノラネコぐんだん あいうえお』

唯一、図書館で借りて読んだけれど、これももちろん買いました。ストーリーがないからつまらないということはなくて、「あ行」から「わ行」まで、本当に可愛い絵が満載です。それぞれの「行」で、見開き2ページ分のうち、ノラネコぐんだんがちゃんと8匹いるのかどうか数えてしまいました(笑) 8匹いる時もいない時も、8匹以上登場している時もあります。

『ノラネコぐんだん アイスのくに』

巨大なボウルに盛られたいろんなフレーバーのアイスが空になった絵を見て、思わず「ようけ食べましたのう」と感心しました(笑) 『あいうえお』を除く5冊の中で唯一、最後にワンワンちゃんに叱られる前にノラネコぐんだんが善い行いをします(笑) そして最後の反省ポーズも、凍っているので手を両膝についていないのが面白い(笑) ペンペンは、ノラネコぐんだんがワンワンちゃんのアイスクリームパーラーのところにいたのを知っていたと言いますが、最初のページを見てみると、確かに、お父さんの膝の上にいるペンペンはノラネコぐんだんのほうを向いています。それと、この作品ではあんまり大きく壊れたものはないのだけれど、修理しないといけないアイス缶は全部ワンワンちゃんのお店のもので、ノラネコぐんだんが迷惑をかけるのはあくまでもワンワンちゃん、ということですね(笑)

以上、全作品、読み終わってしまって楽しい楽しいひと時もお正月と共に終わってしまいました。。。

ノラネコぐんだんが、悪巧みで食べることができたのはアイスだけ。でもパンもお寿司も、きっと、ワンワンちゃんのことだから、お仕置きとしての仕事をさせた後、きっと食べさせてあげたのでしょう。『そらをとぶ』では、最後のページで、仕事が終わった後、ノラネコぐんだんが食べられるようにコッペパンとブドウジュースが用意してあります。

『あいうえお』以外の5冊は、時代劇並みのお決まりの結末が、なんともほのぼのしていて笑えます(笑) 

毎回、ワンワンちゃんに叱られるノラネコぐんだん。。。それにしてもワンワンちゃんがある時はパンやさんだったり、またある時はお寿司やさんだったりするのは、まあ、絵本だから気にしない~と思っていましたが、ちょっと調べてみると、工藤ノリコさんはワンワンちゃんを主役にした漫画も描かれているんですね。

なんでも、とある就職雑誌に掲載されていた漫画だそうで、ワンワンちゃんがいろんな職業に挑戦するのだとか。

なるほど じゃあ、ワンワンちゃんがパンやさんだったり寿司職人だったりするのも納得です(笑)

それと、ワンワンちゃんの同居人(人じゃないけど)も気になって調べてみたら、白いにわとりさんみたいな子はマーミーちゃんというロボットで、小さな鳥さんはパッポヒという名前のドイツから来た鳩時計の鳩さんらしい。

あらためて『あいうえお』の「は行」を見てみると、鳩時計から出てくるパッポヒが描かれています。この『あいうえお』で、マーミーちゃんとパッポヒがどこにいるか、探すのも楽しい(笑)

ところで、私は、『パンこうじょう』が一番好きかなあ。ワンワンちゃんには悪いけど、パンこうじょうそのものが吹っ飛んでしまうのも笑えたし(笑)、とび起きるワンワンちゃんや、よだれを垂らして寝ているマーミーちゃんも可愛い(笑)

工藤ノリコさんの絵はほんわか柔らかいタッチなのに細かいところまですごく丁寧で、『おすしやさん』では、魚を捕まえる仕事を終えたノラネコぐんだんたちのスノーケルやマスクが船の上にちゃんと描かれていたりします。

この先も、ノラネコぐんだんシリーズは続くのでしょうか。。。戌年だから、ワンワンちゃんにも活躍して欲しいです(笑)

最後まで読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。

そして工藤ノリコさん、とっても癒される絵の数々を、本当にありがとうございます

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ボブという名のストリート・キャット

2017-09-12 | 読書

8月31日放送の「アンビリーバボー」。 

この番組、私は普段ほとんど真剣に見ることはないのですが、たまたまこの日、見入ってしまったのは、動物がらみの話だったからかも。

舞台はロンドン。とあるストリート・ミュージシャン(ジェームズ)と、野良猫(ボブ)が主役。

彼らの出会いはまさしく「お互いを見つけた」、found each other、という感じ。

ボブの生い立ちは誰も知らない。野良猫なんだから。でも、とっても魅力のある猫なんです。

そしてジェームズは、麻薬中毒になったりして自暴自棄な生活をしていたこともあるのに、ボブと出会ってから、だんだんと自分自身や自分の人生を取り戻していく。

それがすごく心温まるお話で、気づいたらTVにくぎ付けになっていました。

私が以前から知っている Big Issue という、ホームレスの人たちの自立を支援する雑誌のことが出てきたのも嬉しかったな。

名駅で三線教室がある時に、笹島交差点で、オジサンからたまに買うのですが、最近買ってないので、次回は買わなきゃ

なになに。。。ジェームズとボブのお話は、本にもなった

タイトルは A Street Cat Named Bob

 こんなタイトルの本、刈谷の図書館の洋書コーナーにあったような。。。

と、確信はなかったけれど早速翌日(9月1日)、探してみたら、ありました

そして借りてきて、まだ読了してないけど、夢中で読んでいます(笑)

TVではダイジェストみたいな感じだった2人のストーリー。本では、出会いの頃からとっても詳しく描かれていて、読むのが楽しい~~

日本語版も出ています。

ボブという名のストリート・キャット
ジェームズ・ボーエン

辰巳出版

猫好きにはもちろん、犬派の人にも、私のようなウサギ党の人にも(笑)、いや、動物好きの人すべてにぜひぜひオススメの一冊です。

ジェームズとボブが出会ったのは2007年。今でもボブは(シニアネコにはなっただろうけど)元気で、なんと、先月、ジェームズとボブは日本にも来たらしい

私は毎日のようにてびちゃんに「ずっとずっと一緒にいようね」と話しかけているのですが、ジェームズとボブも、ずっとずっと一緒にいて欲しいです。

人間同士に負けないくらい、強い絆で結ばれた人間と動物の物語には、心打たれますね。

続編の本もあるらしいので、そちらはAmazonのカートに入れてあります(笑)

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岩波少年文庫

2017-07-27 | 読書

数年前からかな、いわゆる児童文学をバリバリと読んでいます。

仕事仲間のKさんに、河合隼雄さんの本を勧められて、河合隼雄さんに「児童文学の素晴らしさ」を教えられてから、児童文学に回帰した感じです。

新しく読んだり、子供の頃に読んでずっと本棚に置いてあったのを再読したり。。。

児童文学といってもいろいろありますが、私にとっては「岩波少年文庫」が大きな存在です。

去年は、アーサー・ランサムの「ツバメ号」シリーズを、せっせと図書館で借りて読みました。

そして今年、自分の本棚でずっと眠っていたヒュー・ロフティングの「ドリトル先生シリーズ」を、再読しています(左)。

全13冊のうち、やっと真ん中ぐらいまで来ました(笑)

私は買った本には奥付のページに買った日付を書いておくのですが、ドリトル先生シリーズは1987年に買って読んだようです。なんと30年ぶりの再読です。

あらためて読むと本当に面白い。井伏鱒二さんの流れるような日本語訳が素晴らしいですね。

でも、オシツオサレツとか、原作だとどういう英語なのか、知りたい気がします(笑)

右は、図書館で借りて最近読了したガンバシリーズの1作目。

いやあ泣いた~ 日本のファンタジー作品でこんなに素晴らしいのがあったんですね。

最後にオオミズナギドリに乗ってガンバが帰ってきたシーン(表紙のシーン)は、もう絶体絶命のところで、グワイヒアたちが助けに来てくれたLOTRのシーンなどを思い出していました。

アラフォーになってますます涙もろくなりました。。。これからも、素晴らしい児童文学をどんどん読んで(読み直して)、たくさん感動して泣きたいと思います(笑)

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アーサー・ランサム作 『ツバメの谷 上・下』 

2016-05-05 | 読書
子供の頃、「岩波少年文庫」のいろんな作品を読みましたが、この、アーサー・ランサムによる「ツバメ号とアマゾン号」シリーズは読まなかったんですよね。

それはなぜか。。。う~ん、全部で12巻もあるのがちょっとハードル高かったのかも?(でも、同じくらいの冊数がある「ドリトル先生シリーズ」は全部、買いそろえましたけどね。。。)

で、アラフォーになった私は(笑)昨年ようやく、第一巻の『ツバメ号とアマゾン号』の原作(英語)を買って読みました。

もちろん、面白かったです。でも、ものすごく感動する、というのには至らなかったので、残り11冊を買いそろえるほどでもないかなあと思い。。。

本当は原作で読みたいんですけど、日本語版を図書館で借りて読むことにしました(笑)

そして!今回、ゴールデンウィークを利用して、10日ほどでこのシリーズ二巻め『ツバメの谷 上・下』トータル700ページ越えを超特急の速さで読了(笑)

 

日本語版だと、各巻が上下になっているんですねえ~ 12巻で24冊。こりゃ大変だ。

最初は、一巻めを英語で読んだ後だったのでなんだか日本語で読むのが不思議な感じでしたけど、すぐに慣れました。

登場人物の子供たちの個性も豊かで、もちろんワクワクドキドキする冒険も健在。

神宮輝夫さんのサクサクっとした小気味よい日本語訳が良いですねえ。

物語の舞台はイギリスの湖水地方にあるコニストン湖。子供たちは、この湖に流れ込む川を例えば「アマゾン川」とか、勝手に名前を変えて呼んでいます。

湖水地方と言えば、ピーター・ラビットゆかりのウィンダミア湖に行きたいとずっと思っているのですが、この、コニストン湖にも行ってみたくなりました。

さて、シリーズ3巻めを借りるのは、いつになるかな。。。長期連休に限らず、仕事が暇な時を利用して、今年中にシリーズ6巻めくらいまで読めるよう頑張ろう~ 


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the letter for the king by Tonke Dragt

2016-03-04 | 読書
いやあこの本は大当たりでした(笑)

昨年、刈谷市中央図書館の児童書コーナーでふと見かけて(もちろん日本語版)、表紙の絵に惹かれてアマゾンで買ったものです。

昔、CDなどの「ジャケ買い」とかありましたけど、本でも、挿絵とか装丁ってすごく大事です(笑)

 

ファンタジー好きの私にはたまらない作品でしたね~ ロード・オブ・ザ・リングズ(指輪物語、LOTR)が好きな人なら、きっとこの話も気に入るはず。

LOTRのフロドとサムのコンビが、この作品でのティウリとピアクに重なるし(サムとピアクは、性格的には違いますけどね)、その他にもいろいろとLOTRを思わせるものがあります。

フロドも、ティウリも、とある「モノ」をある場所まで運ばなければいけない。フロドは指輪、ティウリは手紙。

旅の途中でいろんな危険に遭遇し、ハラハラドキドキ。でもたくさんの出会いや助けにも恵まれます。

ストーリー全体の「厚さ」というか、細かい設定も全部ひっくるめた「世界観」みたいなものはとてもLOTRには敵わないですけど、楽しく読ませてもらいました。

ちなみに作者のトンケ・ドラフトさんはインドネシア生まれのオランダ人らしく、原作はオランダ語だと思います。

続編も、ペーパーバックが出たら買おう~♪


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今年の目標

2016-01-11 | 読書
一年の最初の月、一月も既に中旬になってしまいましたね。私は毎年必ず、新しい手帳を使い始めるのに合わせて「今年の目標」をいくつか立てます。

体重を〇kg減らす!。。。というような毎年同じ(つまり毎年達成できていない)目標もありますが(笑)、今年の目標のうちの一つはこれ。

 

アイルランドの作家、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』を読むこと!

昨年末にふと思いついて。。。アマゾンで注文したら、年内に届きました。

実は『ユリシーズ』は、むか~~し昔、読んだことがあります。でも内容はすっかり忘れました(恥)。英語で読むのは初めてかもしれません。

英語版(原作)が、600ページ越えとはいえ一冊なのに、なんで日本語版が4冊もあるんじゃ~い!と突っ込みたくなりますが。。。

日本語版のみに含まれている大量の注釈がなかったら、さっぱり理解できないと思うので、4巻に分かれているのは仕方ないですね。

既に読み始めております。案の定、難解でよくわからないけど。。。絶対に一年かけて読み終えたいです。

それと、今日、私のブログのクリック数が82万に達しました。

 

いつも見て下さる皆さん、ありがとうございます。m(_ _)m

私のブログは、1万クリック増えるのに2~3か月かかるので、今年は86万クリックぐらいには届くかな?いや、目標は今年中に90万クリック!と言いたいところですが無理でしょうね(笑)

達成できてもできなくても、目標に向かって行動することに意味があるはず☆ そういう気持ちで、一年頑張りたいですね♪


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The Silkworm by Robert Galbraith

2015-12-06 | 読書
【ネタバレなし】 ハリポタでおなじみ、J. K. ローリングさんが「ロバート・ガルブレイス」名義で出した、私立探偵コーモラン・ストライクのシリーズ2冊目です。

 

ハリポタシリーズも、大人向けの作品も、ローリングさんの作品は私の場合、どれも一度読めば満足。。。で再読することはないです。その点、例えば今年再読したムーミンシリーズなど「本当に心に残る、財産のようなもの(特に児童文学が多い)」と違って私の中ではそれほど重きがなく、ローリングさんには申し訳ないですけど。

でも、純粋に一度限りのエンターテイメントとして、この The Silkworm も楽しんで読ませてもらいました。

真犯人は私の推測と違ったなあ~(苦笑) 結局、真犯人の動機が読み終わった後でもよくわからないし、細かいいろんな証拠がどう真犯人につながっているのか、イマイチ消化不良(苦笑)

作品中、たくさんの伏線が張り巡らされているんだろうけれど、私の読みが甘いんでしょうね。私は探偵にはなれないなあ(^-^;;

で、読み終わった後にネットで他の読了者のレビューをチェックしてみようと思いましたが。。。

この作品は日本語訳(邦題:カイコの紡ぐ嘘)が先月出たばかりのようで、まだほとんどレビューがなかった(笑)

推理小説としての筋書きを別にすると、この作品で印象に残ったのは、ちょうど今の時期(クリスマス前)のロンドンの冬の空と、その空から降ってくる雪の描写かな。

この作品はもちろんフィクションですが、コーモランの事務所があるのはロンドンのデンマーク・ストリートで、最寄駅は地下鉄のトッテナム・コート・ロード駅。

ネットで調べてみたら、デンマーク・ストリートって、楽器屋さんが並んでいる通りなんですね。

架空の人物と、実際のロンドンの街を重ねてみるのも楽しいものです。

それと、コーモランの助手であるロビンと、コーモランの関係が今後どうなるのかが楽しみ!!

シリーズ3作目(Career of Evil)は既にハードカバーでは発売されていますが、高いし、本棚の中でも場所をとるので、早くペーパーバックが出ないかな~♪


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再読 『ムーミンパパ海へいく』

2015-09-28 | 読書
先月、イギリス出張の際、フィンエアーでヘルシンキ経由だったことはブログに書きました。

ヘルシンキでは空港の外にも出ていないけれど、売店でいろいろとムーミングッズを目にし、それをきっかけになんだかムーミンの本が読みたくなりました。

ムーミンシリーズは、小学生のとき学校の図書館で借りて読んで、その後、2001年の誕生日プレゼントで全集を買ってもらったのが、今、私の本棚にある愛蔵版です。

第一巻『ムーミン谷の彗星』から別冊『小さなトロールと大きな洪水』まで全9巻。。。その中で、今回、再読しようと迷わずに選んだのがこの『ムーミンパパ海へいく』

 

ムーミンシリーズは第一巻から四巻くらいまで(かな?)は明るい楽しい雰囲気なのですが、だんだんと切ない悲しい雰囲気になっていき。。。第八巻『ムーミン谷の十一月』なんて、はっきり言って暗い(苦笑)

だから、子供の頃は『ムーミン谷の十一月』は面白くないなあ、と思ったものです。

第七巻である『ムーミンパパ海へいく』も、全体的に寂しいというか大人の感じですね。

ムーミン一家は、平和なムーミン谷を出て、どうして小さな島へ移住したのか?それはたぶん、ムーミンパパの冒険癖(笑)と、一家の柱として、島と言う環境で家族を自分が支えていきたいという願望からでしょうね。

でもムーミンママは、本当は荒涼とした島なんかで暮らしたくないのでは。。。?優しいママだから、パパに気を使ってそんなこと口に出しませんけど、とりつかれたように薪を切ったり灯台の壁に絵を描いたりするママの様子はちょっと切ないです。

この物語では、「家族の絆」、「友達」、「自然と向き合って生きる」ということについて深く感動しました。

「家族の絆」・・・家族のために一生懸命なパパ、いつも穏やかなママ、一人息子のムーミントロール(ムーミン)、そしてなんでもズバズバ言うけれど大事なことはちゃんと察することができるちびのミイ。

「友達」・・・①ムーミントロールとうみうまの関係、②ムーミントロールとモランの関係、が繊細かつ素晴らしく上手に折り合わされています。氷のように冷たいモランの、その冷たさがもうなくなった最後のシーンでは涙が出そうでした。

「自然と向き合って生きる」・・・小さな島を囲む海が生きているのはもちろんですが、島も生きている、というのが印象的でした。私としては「自然と共に」とか「自然の中で」とかじゃなく、「自然と向き合って」という表現が一番ぴったりかなと思いました。

こうして、新たにいろいろな発見や感動があるものこそ、本当の名作だと思います。

せっかくだから、他にもムーミンシリーズを再読してみようかな~

『ムーミンパパ海へいく』では、私の(そしてみんなも)大好きなスナフキンが、ほんの一瞬、ムーミントロールの空想の中だけでしか、出てこなかったしね。。。(笑)


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