やいまの島々美しゃ・心美しゃ

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「しまじまかいしゃ・きぅむかいしゃ」と読みます。

「む」と「め」からはじまる絵本2巡目

2023-07-24 | 読書

意外にも、「む」の絵本は結構あって、「む」だけで3冊選ぶこともできましたが、また意外なことに「め」が少なかったので、「む」を2冊、「め」を1冊借りることにしました。

 

ムーミンのファミリーアルバム パイヴィ・アレニウス さく すえのぶ ひろこ やく 講談社

パイヴィ・アレニウスさんはムーミンの公認イラストレーターだそうで、この作品はトーベ・ヤンソンさんの絵にパイヴィ・アレニウスさんがストーリーをつけた、というのではなくて絵もパイヴィ・アレニウスさんによるもの、のよう。

ムーミンママが開いて見せた家族のアルバムにはいろんな懐かしいシーンがいっぱい。

「飛行おに」の話やムーミン一家が灯台で暮らした時の話など、「あああんなシーンあったな」と思い起こすと、あれ?自分もムーミン一家の知り合いなのかなと思えてくる。

だって懐かしいんだもの(笑)

でも知らないエピソードやキャラクターも。冬の話で出てきた「ブリスクさん」というキャラクターがそう。

それはさておき、またムーミンシリーズを読み返したくなりました。

 

むかしむかしあるところに子ヤギが ダン・リチャーズ/ぶん エリック・バークレー/え おがわひとみ/やく 児童図書館・絵本の部屋

思いのほか良かったです。

子供に恵まれない王さまと王妃が、子供が欲しいなあと願いながら眺めるお城の庭には小鳥、うさぎ、カモのそれぞれ家族たち。

とある妖精が2人の願いをかなえにやってくるのだけれど、その妖精がくしゃくしゃパーマ?のぽっちゃりしたおばちゃんっぽい見た目なのがちょっと面白い(笑)

そして2人の前にあらわれた子ヤギ。。。

最初はどう接して良いかわからなかった2人も、徐々に子ヤギへの愛情が芽生え。。。

なぜ、人間のこどもでなく子ヤギを授かったのか、妖精の「なんて こと」という一言のページでその理由は判明。

あとはハッピーエンド。全体のストーリー展開が面白かったです。

 

めぐる森の物語 いまい あやの BL出版

全体的にしっとりと落ち着いた作品。絵の雰囲気も、ストーリーも。

大小の動物たちも、虫たちも、森の大切さを良く知っている。

わかっていないのは人間だけなのですね。

全体的に落ち着いた雰囲気なのは、茶色がメインの絵が多いからだと思いますが、夢の中の生命力あふれる森の、緑の色は癒しの色です。

 

次は「も」の2巡目です。















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