3月議会で耕作放棄地について質問しました。「借りたい人がいるのにうまくいかない。何とかしてほしい」という切実な願い。回答は、相変わらず。
平成17年の耕作放棄地割合が県下でワースト1位という資料を見てショックを受けました。(南都経済センター月報3月号)
もっとも割合の低い斑鳩町は、蕎麦や菜の花のブランド化をめざし、『食・農・観光』を一体化して耕作放棄地の活用を図っているとのこと。
長野県宮田村を参考に一般質問したのですが、宮田村の取り組みはすばらしい。1村1農場というコンセプトの下に耕作放棄地を出さない取り組みが進んでいる。耕作を放棄する事態になったら無条件に村へ出す。所有権と利用権を分離するという考え方で土地の利活用を進める。農業委員やJA、兼業農家を巻き込んだシステムが作られている。土地を出す側は、高くだし、借りては、低い地代で借りやすくするシステムが生きている。
吉野町も真剣な緊迫感のある取り組みが求められている。配置転換がころころあって、農業問題の専門職員が育ちにくいという背景もあるのかもしれない。テレビで見た宮田村の場合、担当の職員さんが生き生きと自分の言葉で語り、情熱を持って土地の利活用を進めているシーンが焼き付いて離れない。専門的職員さんを育てるのが急務の気がする。
写真は、炭。吉野町でも、炭の生産が進んでいる。ぜひ、町の活性化のために活用したい。
平成17年の耕作放棄地割合が県下でワースト1位という資料を見てショックを受けました。(南都経済センター月報3月号)
もっとも割合の低い斑鳩町は、蕎麦や菜の花のブランド化をめざし、『食・農・観光』を一体化して耕作放棄地の活用を図っているとのこと。
長野県宮田村を参考に一般質問したのですが、宮田村の取り組みはすばらしい。1村1農場というコンセプトの下に耕作放棄地を出さない取り組みが進んでいる。耕作を放棄する事態になったら無条件に村へ出す。所有権と利用権を分離するという考え方で土地の利活用を進める。農業委員やJA、兼業農家を巻き込んだシステムが作られている。土地を出す側は、高くだし、借りては、低い地代で借りやすくするシステムが生きている。
吉野町も真剣な緊迫感のある取り組みが求められている。配置転換がころころあって、農業問題の専門職員が育ちにくいという背景もあるのかもしれない。テレビで見た宮田村の場合、担当の職員さんが生き生きと自分の言葉で語り、情熱を持って土地の利活用を進めているシーンが焼き付いて離れない。専門的職員さんを育てるのが急務の気がする。
写真は、炭。吉野町でも、炭の生産が進んでいる。ぜひ、町の活性化のために活用したい。