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山口県バスケットボール協会U12部会公式ブログ

[会長の部屋]春季交歓会

2011-05-31 19:36:10 | 会長の部屋
 春季交歓会
(19号:2011年5月30日)
 昨日は西部地区の春季交歓会に出かけました。今年度最初の公式試合ということで、何か新鮮な空気が充ちているような気がしたのは自分だけでしょうか。
 三つの会場を掛け持ちで回りましたが、どの会場も保護者のみなさんがいっぱいで熱心な応援に溢れていました。二つの会場は2部のチームのゲームでしたが、2部のチームといえども、どのチームも基礎がしっかりしていてよく練習をしていることが感じられました。ただ気になったのは、2部のチーム同士でも結構点差が開いているゲームがたくさんあったことです。試合展開だけを見ていますと、技能も体力もそんなに大きな差があるようには感じませんが、点数だけは大きく開いています。たくさんの応援の方も残念だろうなとは思いますが、それでも最後まで熱心に応援を続けていました。子供たちの元気、やる気もこのような温かい応援の中で育っていくのでしょう。今後の選手の成長を期待します。
 男女の1部の会場はまた違った雰囲気で大いに盛り上がっていました。ついこの前まで5年生であった子供たちが6年生として、チームの主力として堂々とプレーしている姿に感銘を受けました。学年がひとつ上がることはすばらしいですね。中心選手としての自覚がでていました。そこには、新年度をうまく利用して子供たちのやる気を引き出し、意識を高めたコーチ陣の指導力を感じました。
 次に、ちょっと残念に感じたことについて書いてみます。
 それは「名門チーム」の減少です。こんな大会にはいつも出場していたチームの指導者のみなさん、そんな人達と久しぶりに会って話をするのが楽しみのひとつでしたがそれがかないませんでした。「名門チーム」とは私がただ言っているだけですが、長い間、県ミニバスをひっぱって、各チームの模範になったり、県代表になったりしたチームのことです。そんなチームが毎年ひとつずつ消滅しているような気がします。聞けば、選手が集まらなくなったり、指導者が高齢化したりと原因はいろいろのようですが、なかなかチームを維持していくのは難しいようです。子供たちが集まらなくてはせっかくの指導力も活かせません。また、指導者も複数で助け合い、次の世代に引き継ぐ準備をしていないとそのチームは生き残れません。
 どうしたら選手が集まり、いつまでも活発なチーム運営ができるか、我々チーム関係者は将来へも目を向ける必要があるようです。
 このことについて成功しているチーム関係者に話を聞いてみて、このコラムでも紹介していきたいと思っています。
 もうひとつ、だんだん少なくなっているものがあります。それは、学校の教員の指導者です。昔(30年ぐらい前まで)は、学校の教員と一般の方は半々ぐらいでした。それが最近では年々教員が減っています。教員が忙しくなったこともあるかとは思いますが、教員への声かけもなくなってきているのではないでしょうか。もし、教員もこのような社会体育活動に参加出来れば、当人にとっても幸運なことになるでしょう。各チームからの働きかけをどうかよろしくお願いします。
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