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山口県バスケットボール協会U12部会公式ブログ

[会長の部屋]国際親善試合

2013-07-30 00:42:23 | 会長の部屋
国際親善試合
(36号 2013年7月26日)
 私のミニバス人生で初めてのことがありました。それは、外国のチームと日本のチーム(下関市の男子3チーム)が昨日(25日)市内の小学校の体育館で交歓ゲームを行ったのです。
 今回は韓国のミニバスの現状や当日の様子などについてみなさんにご報告し、自分たちのミニバスを考える一助にしていただければと思います。

 チームは「KTソニックブーム」という釜山のプロバスケットボールチームのジュニアチームであります。総勢、約60名(子ども50名、コーチ達9名)の大人数の団体の来日です。交流の窓口になったのは下関観光コンベンション協会でそこから市のミニバスに話が降りてきて開催となりました。
 釜山のチームはサマーキャンプの一環として日本を訪問し、親善試合となりましたが、山口県のチームで外国遠征を考えているところはまずないのではないでしょうか。コーチやチームの責任者とたくさん話をして感じたのは、かれらのバスケットボールに対する姿勢はとても熱心なものでした。それもそのはず、彼らの生活がかかっているのです。つまりコーチやチーム運営者は全てプロなのです。子どもたちからは毎月5万ウオン(日本円で4500円ぐらい)月謝として集めています。(100名が所属しているそうです。)日本では指導者はみんなボランティアだと言ったら逆に驚かれました。ヘッドコーチに、「ミニバスの指導で一番大切にしていることは?」と聞くと、「勝つこと」とはっきり返答がありました。結果を出さないとコーチはクビだそうです!!でも、練習は基本的には週1回日曜日だけだそうです。我々が目指しているミニバスは子どもたちの健全育成と言ったら親指を立ててにっこりでした。(私としてはそれを肯定的に受け止めていますが・・・)
 さてゲームはと言うと、これは下関の子どもたちの技ありでした。パス、シュート、ドリブルとどれも優っていてどのゲームも点差は大きくあきました。日本の子どもたちに試合の感想を尋ねると、みんなさすが国際親善試合の後とあって興奮状態でした。それほど楽しかったのでしょう。
 この交歓会、何と言っても良かったのは、ゲーム後の交流会でした。互いに50人ずつ向き合って座り、手を上げて質問をします。両国の子どもたちが大きな声を上げて驚いたQ&Aは下記のものです。
1 日本の子は週何日練習しますか。4日です。
2 KTチームにはダンクのできる選手はいますか。 3名います。
3 ミニバス以外にどんな習い事をしていますか。例えば英語は? 日本の子数名、韓国ほとんど全員はーいと挙手。
4 日本の子はドリブルが上手だけどどんな練習を? などなどの質問がでました。
 
韓国のコーチからこのような交歓会を毎年したい、ホームステイもしたい、保護者同士一緒に料理を作ったりしたいと希望が出されました。どうも韓国の方が我々よりもだいぶ熱心なようでこちらは押され気味でした。
何はともあれ今回のスポーツを通じた交歓会、大成功の感じがしました。それは下関のミニバス関係者の献身的なご準備があったからでした。本当にお疲れ様でした。

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