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山口県バスケットボール協会U12部会公式ブログ

[会長の部屋]今年の決勝大会

2015-12-07 05:45:26 | 会長の部屋
 今年の県決勝大会
(51号 2015年12月6日)
1週間前に終わった県決勝大会はまだその余韻を残しているようです。子供たちが全力でプレーする姿は見る人に感動を与えてくれました。試合が終わって勝って喜んだチーム、僅差で負けて悔しい思いをしたチームそれぞれでしたが、どのチームのどの子にとっても心に大きな実りがあったのではないでしょうか。(また、そうすることが指導者の務めでもありますね。)
この大会を通じで感じたことを雑感として、まとまりはありませんが記してみたいと思います。

1 子供たちが順調に成長している。4年生の時から目立っていたA君は6年生になってもよりすばらしいプレーヤーになりました。将来の飛躍が期待されながらあまり進歩の見られないケースは多々ありますが、この最近の子供たちにはそんな心配はあまり当てはまらないようです。それは指導者の力、その子を支える家族を初めとした環境などいろいろな要因がいい方向に働いているからでしょう。

2 力強いプレーをする、心の強いプレーをするチームがたくさんあった。指導者が教えることは山ほどあります。バスケットボールの技術だけではありません。ボールに対する強い心、仲間と繋がる強いチームワークなども勝敗をかけたゲームでは大切になってきます。そんな時、技術以上にその他の要因が勝敗に作用するようです。

3 ゾーンディフェンス禁止ということで、試行ではありますが、「コミッショナー制度」が採用され、各試合には二人がオフィシャル席のとなりでゲームを見守りました。ゾーンディフェンスをしているのではというケースでは旗を挙げて審判と協議をしました。マンツーマンディフェンスで、選手がよりバスケットボールらしい動きをし、ダイナミックな攻防になってほしいというのが願いです。また、目先の勝利を戦術で得るのではなく、長い目で子供たちの成長を支えていこうというのがその趣旨なのは皆さんご存知のとおりです。でも、このコミッショナー制度に違和感をもっておられる方も多いのではないでしょうか。試合に違反はないのか、審判以外の人も参加して見張るということはどうなのかと考えるのは当然のことだと思います。もし、全ての指導者がこのゾーンディフェンス禁止についてよく理解をし、マンツーマンディフェンス本来の良さを認識したならば、このコミッショナー制度は自然と必要がなくなるのではないでしょうか。コミッショナー制度を不要とするようなミニバスにしようではありませんか。その意味でこのことは我々指導者の意識やレベルが問われていると受け止めたいと思います。

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