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山口県バスケットボール協会U12部会公式ブログ

[会長の部屋]届いた全国大会のプログラム

2011-03-25 22:23:16 | 会長の部屋
届いた全国大会プログラム
(17号:2011年3月23日)
 昨日、私のところへ「第42回全国ミニバス大会」のプログラムが送られてきました。3月29日~3月31日、さいたまスーパーアリーナとなっています。
 ご存知のとおり、今年の大会は東北関東大震災のため中止となりました。今、かわいいプログラムだけが寂しく取り残された感じです。会場のさいたまスーパーアリーナは被災民の避難所となっています。本来の使用目的とは違った形で人々の役に立っているのです。
 プログラムのページをめくると各チームの紹介のところがあります。東北各県からも参加をしています。選手たちがみんな微笑んで全国大会への夢をふくらませているのがよくわかります。果たしてこの選手たちはどうしているだろうか、家族や友人は元気だろうか、家はあるのだろうか、気になります。津波被害の大きかった町の名前のチームもあります。
 思いがけない自然災害は私たちの人生を一瞬にして変えてしまいます。その中で、被害を受け生き延びた人たちが忍耐と抑制で運命を受け入れ、前向きに生きている姿に心をうたれます。テレビに映る惨状を見るにつけ、心からがんばってと願い、この人達のために何かできることはないか考えているのではないでしょうか。
 全国大会に出場するはずだった東北地方のあるチームの方が自身のHPで下記のような発信をしていますので皆様にもご紹介をします。
 『大会目前にして中止の報告を受け、子ども達の落胆を見、私たちも大変残念に思っております。しかしながら、大震災が起こり、想像を絶する被災地の中で失われた尊い命、深い悲しみの中生きて行かなければならない人々のことを思うと中止決定は当然の事であり、私たちも今、何ができるか、何をすべきかを考えなければならない時であると思います。また、それについて子ども達と一緒に考え、行動していく事も必要なことだと思います。そこで、誠に勝手な考えで、お願いなのですが、皆様方にご賛同いただけるならば、今回、○○小学校に寄せて頂いた支援金(一部返金)と、私ども父母会で活動した資金を被災地への義援金にさせていただきたいと存じます。』
 山口県でも代表チームは落胆のことと察します。各チームでは話し合いがもたれ、この中止決定を受け止めていることでしょう。せっかく代表に決まりながら自然災害のために中止になったことをどうしたら選手たちの心の財産にすることができるか、指導者として心を砕いていることでしょう。これは代表チームだけのことではなく、全チームが受け止めてほしい問題でもあると思います。
 話は変わりますが、県ミニ連でも何かできることはないか思案中です。今思いつくこととして、募金活動を考えています。大切なことは日本国民だれもがこの災害を自分たちのこととして受け止め、「がんばれ!日本」の一員になることではないでしょうか。これからの各チームの活動に期待をしています。



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